あさって11/25(日)は、第78回中検がありますね。
最近の出題で気づいた事などを、今回は3、4級の範囲を中心に、送っておきます。
☆ 4級の声調問題:
筆記問題初めの声調問題が、前回の77回から又以前の形式(「指定の語と声調の組み合わせが同じものを4つの選択肢から選ぶ」)に戻っています。76回までしばらくの間は、「4つの中から他と異なるものを選ぶ」の形で、わりあい簡単だったのですが、次の78回も77回と同じ出題形式だと、正答を出す難度が高めになります。
ピンインのアルファベットは覚えていても、声調は自信が持てないことが多いですね。普段から声調を意識して発音練習したり、覚えたりしましょう。
☆ 文型の出題範囲の拡大:
何回分か問題を見ていると、「3級( / 4級) だとだいたいこの範囲」のような見当が付くのですが、時々、範囲が少し拡大された、と言ってよいか、これまで出なかった形が入っていることがあります。下記のようなものを、授業などでまだ見たことのない人は、知っておいてください。
· 外面有人找你。
「有」の謙語文。 "外面有人"(外に人がいる)と"人找你"(((その))人があなたを訪ねて来ている)が、「人」という語の部分(この部分が「謙語」です)で重なってつながっている形です。
・動作の回数
"我吃过一次日本菜。"(私は日本料理を一度食べたことがある。)のような形は、「回数+目的語」の順番のおなじみの形で、中検でも頻出ですね。
ただし、目的語が代名詞の場合や、人名・地名・人の呼び方(呼称)の場合は、少し違うので注意が必要です。(詳しくは、下記の「中国語の形」ページへ。学内ネットワークの範囲なので、学外からは見られません。)
http://www.inside.ngu.ac.jp/~a8917/hp/Hanyu-Xuexi/Katati_1101.htm#数量補語
では、また。
あさって受験の皆さん、頑張って来て下さいね。
加油Jiāyóu !