皆さまごきげんよう、スタッフのかえるまんじゅうです。
皆さんは恋愛小説はお好きでしょうか?
恋愛に限らず、人間同士の心の機微が丁寧に描かれた物語はとても興味深いものですよね。
はじめは鼻持ちならない高慢な人だと思って好きになれなかったけれど、
人となりや秘密の事情を知って段々好意を寄せるようになったり、
気の毒な境遇にある好人物だと思っていたら、じつはとんでもなく狡賢い遊び人だったと知って驚いたり。
人と交流を持つ時、そこに偏見や思い込みが紛れ込んでしまう事はとても多いです。
また、プライドのために張らなくてもいい意地をはって後悔した事がある方も少なくないでしょう。
今回は、そんな人間関係のいざこざが細やかに描きこまれた恋愛小説をご紹介します!
『高慢と偏見』ジェーン・オースティン
〈あらすじ〉
イギリスの田舎町にある日、裕福な紳士が引っ越してきた。
近隣に住むベネット家には未婚の5人姉妹がいたため、彼女たちの母親は姉妹の誰かをその紳士と結婚させようとするが......
何度もドラマ化、映画化され、翻案やパロディも作られてきた王道中の王道恋愛小説です。
心理描写が丁寧なので、ラブストーリーが好きな方はもちろん、読みごたえのある人間ドラマが好きな方にもおすすめ。
(名古屋の図書館スタッフ かえるまんじゅう)