「瀬戸キャンパス」と一致するもの

9月15日に,留学生別科入学式が名古屋キャンパスのチャペルで行われました。その折,次のようなことを話しました。

On behalf of Nagoya Gakuin University's colleagues, I'd like to express great pleasure to accept you as our students. Welcome to NGU!
 
名古屋学院大学の全ての関係者を代表して,皆さんを心より歓迎します。
「名古屋学院大学へようこそ」

私たちの大学は,キリスト教主義教育を基礎に,1964年に設立されました。建学の精神は,聖書から引用された「敬神愛人」です。これは,「神を敬い,人を愛する」ことを意味しています。つまり,私たちの大学は,「人知の及ばぬものがあること」を認識して,「自らは傲慢になることなく」,「他者に配慮できる」,そんな人材を養成したいと考えているのです。

さて,今回,皆さんがこの時期に日本の留学先として本学を選んだことは,3つの点でラッキーであったと想います。それは,第1に,本学が名古屋と瀬戸の2つのキャンパスを抱えていること,第2に本学が日本列島の真ん中の名古屋市に立地していていること,第3に,皆さんは,日本の歴史的な転換期を目の当たりにできること,です。

第1のラッキーを説明しましょう。約5,300名の学生が学ぶ本学は,規模からみれば,日本の大学の平均的な姿ですが,名古屋と瀬戸に2つのキャンのパスを抱えているという特徴があります。2つのキャンパスで学ぶことを通じて,皆さんは,日本の新しい文化と伝統的な文化の両面を同時に体験できることになります。
2つのキャンパスとは,今皆さんが居るこの「名古屋キャンパス」と,ここから約30キロメートル離れた「瀬戸キャンパス」です。
名古屋キャンパスには,大学本部の他に,経済・商・外国語という伝統的な3学部と留学生別科が配置されています。一方,瀬戸キャンパスには,「スポーツ健康」および「リハビリテーション」という現代的な2つの学部があります。
名古屋と瀬戸の2つのキャンパスは,極めて対照的で,名古屋キャンパスは都市型,瀬戸キャンパスは郊外型と特徴づけることができます。さらに,名古屋キャンパスは現代的な文化・行政・商業施設にアクセスが容易であり,一方の瀬戸キャンパスは,日本の伝統的産業である「窯業・瀬戸物」を代表する都市に立地しているため,伝統工芸に触れる機会が豊富です。
つまり,皆さんは,本学での滞在期間に,新旧の二つの日本の文化を同時に見て,聞いて,体験することができるのです。

第2のラッキーは,本学留学生別科が名古屋に立地していることです。本学が所在する名古屋は,地理的に日本列島の中心に位置し,東京・大阪に続く三大都市圏の一つを形成しています。しかも,名古屋はトヨタをはじめとした日本を代表する製造業の集積地でもあるため,現代日本の社会経済の縮図を見ることができます。
また,名古屋は,東京や大阪の中間点にあることから,両都市のほか古都・京都に出かけるにも便利です。
さらに,名古屋市の人口は約230万人であり,数多くの文化や商業施設を抱える大都市です。しかし大都市でありながら,名古屋の人口密度は東京のそれほどは大きくなく,物価も相対的に安い,といったメリットがあります。

そして第3のラッキーは,現在が,3月11日に起きた東日本大地震と原発事故後の日本の混乱や復興過程をつぶさに観察できる時期であることです。皆さんは,そういう時期に,日本に滞在されているのです。
おそらく皆さんの中には,「何故,原発事故の影響があるこの時期に,日本に行くのか」,「止めたらどうか?」といった忠告やお願いをご家族や知人の方から受けた方もいらっしゃるでしょう。
しかし,今は日本全体で困難から這い上がり,新しい国づくりをスタートさせようとしている画期的な時期なのです。皆さんは,歴史の証人として,その日本を直接観察できるわけです。震災後の復興という難しい時期だからこそ,その姿を直接目の当たりにする今回の日本滞在は,皆さんの人生にとって得難い経験となることでしょう。
皆さんは,「日本の震災復興の生き証人」となる可能性を秘めています。どうぞ,冷静な観察眼を持って,今の日本の姿を見てください。

私たち名古屋学院大学の全てのスタッフは,皆さんの日本滞在が快適なものになるように,また高い学習成果を上げることができるように,全力をあげてサポートします。
判らないこと,困ったことなどがあれば,遠慮なく,私たちにお尋ねください。

今日の緊張した皆さんの顔が,留学生別科の課程を終える半年後あるいは1年後に,どのように変化しているのかを見ることが楽しみです。

実り多い,日本での留学期間であることを祈ります。
ご入学,おめでとうございます。

2011年9月15日

<Ami-24>仲間が増えると、大学が楽しくなる!

学生が、頑張る学生を紹介していくアミーゴの輪】

前回の英米語学科4年伊藤くんご指名のアミーゴ(アミーガ)は・・・

 

<Ami-24>経営情報学科3年 中村 暢宏 くん

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中村くんの第一印象は、「フレンドリーな好青年」

周りのみんなとすぐに仲良くなってしまうような、

親しみやすさが感じられました。

 

そんな中村くんは、

大学生活でも自分のフレンドリーさを活かして、

キャンパス内での人脈を着々と広げているそうです。

 

仲間が増えるキッカケになったのが、

「国際セミナーハウスに住んだこと」です。

彼は大学2年次の1年間、白鳥学舎にある留学生宿舎に暮らしていました。

2人部屋なので、海外からの留学生との交流はもちろんのこと、

留学生との交流に興味のある日本人学生の知り合いが増えたそうです。

「国際交流クラブ」にも所属して、

昨年はハロウィンパーティーなどを楽しんだとのこと。

彼は商学部経営情報学科ですが、

外国語学部や経済学部の知り合いが多いのは、そのせいなんですね↑

 

国際セミナーハウスに住んでいただけあって、バリバリ海外経験アリなのかな?

と思いきや、意外にも、経験豊富ではないとのこと。

「留学したい!」「海外旅行がしたい!」と、しきりに言っていました。

彼の性格なら、すぐに海外生活にも馴染めるはずなのにな~

もったいない!

周りの友人に有益な情報を聞けるだろうから、

卒業までには留学を実現させてくださいね!

 

また、中村くんは学科の活動もがんばっています。

地域活性化支援組織「Links(リンクス)」に所属し、

瀬戸キャンパスのある瀬戸市で、

期間限定の「パソコン教室」の企画・運営をしています。

パソコン初心者である「情報弱者」の方に対して、

簡単な操作方法をお伝えするそうですよ~。

今年も9月に開催。

毎年地元の方には人気の講座となっています。

教科書作りから行っている、手作りだけど気合いの入った講座だそうですよ。

スゴいなあ。

 

学科の枠を超えて人脈を広げている、中村くん。

彼の優しくて責任感の強い性格に、

みんなが自然とココロを許すんだろうなあ~と感じました。

これからも、新しい出会いをバネにして、

デッカイ男になっていってください!!!

 

スタッフ翼。

 

<↓中村くんが暮らしていた国際セミナーハウス@名古屋キャンパス↓>

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          <↓留学生仲間と、3ショット☆↓>

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「ヒッチハイクにも興味がある」という話をしていたら、

    偶然にも、プロ級のヒッチハイカー山田くん(本学4年生)が来室!

なでしこJAPAN!

お久しぶりです学生だいちです。瀬戸キャンパスのみなさんは、図書館のブラウジングコーナーと聞いてわかる学生はいるのでしょうか・・・・・ちなみに僕はこのバイトを初めてその名前を知りました(^_^;)

 

ブラウジングコーナーとは、そう、僕もときどき読んでいるサッカーマガジンなどいろんな雑誌が置いてあるスペースのことになります。

 

先週も今週もみかけてついつい見入ってしまった雑誌は、もちろんサッカーマガジンです!

先週ぐらいからサッカーの雑誌をみたといったらもちろんあの内容です。。。。

「女子ワールドカップ・ドイツ2011なでしこジャパン世界初制覇!」

 

もう雑誌のタイトルだけで興奮しますよね(*^_^*)!

 

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もちろん試合当日も延長戦、Pk戦最後まで友人と勉強しながら観ていました。

((おかげで授業は眠気と戦いながらも寝たら負けだ精神でなんとか頑張りましたが(^^)/笑

 

もー興奮しっぱなしでした。なによりも忘れられないのが、PK戦前の日本が円陣している最中のことです。

初めての世界大会の決勝、初めての世界一を前に、延長戦を終えPKを残すだけとなった日本は、今まで一度も勝ったことのないアメリカに対し、しかも相手キーパーは世界的に注目されている相手で会るのに対し、

PK戦前の日本選手の円陣は笑顔でいっぱいだったのです。

自分は中学の東海大会でPK最後のキッカーで負けてしまい、男子も駒野が外した記憶もまだ新しいままであり、PK戦は観ているだけで人一倍興奮してしまうので、そんなPK戦を前に笑顔のなでしこジャパンをみたときの、「本当に最後の最後までサッカーを楽しむ」そんな表情だったんじゃないかと思うほど、本当に印象的でした。

 

結果はPK戦前に苦しい表情をみせていたアメリカに日本は勝つことができて、最後の最後の勝ちたいという気持ちが笑顔という形であらわれたなでしこジャパンが優勝したんだと思います。

 

僕の読んでるサッカーマガジンもここ3週ずっとなでしこジャパンのメンバーが表紙を飾っているなど、これまでほとんど見向きもされなかった「女子サッカー」が大きく取り上げられていて、自分は男ですけど、日本がサッカーを通して世界的にもたくさん目を向けられていることが素直に嬉しいです!

 

まだまだなでしこジャパンについて書かれている雑誌は、瀬戸キャンパス図書館ブラウジングルームに展示されていますので、テレビで観ていた方などは特に、これをきっかけにサッカーに興味を持った方などもぜひ、サッカーマガジンに目を通していただけたらと思います。(^^)/

 

図書館には今回でいえばサッカーのように、いろいろな分野での最新の情報の載っている雑誌もたくさんあるので、勉強の合間にでも読んでみてはいかがでしょうか(^O^)

 

 (瀬戸の学生 だいち)

 今年もオープンキャンパスの季節がやってきました。

 本学の最初のそれは,7月23日(土)に名古屋キャンパスで行われました。当日1日の来場者数は1,004人で,前年のオープンキャンパス初日のそれに比べれば,6割強の増加です。ただし,前年は2日間連続で行ったのに対して,今年は1日だけでしたので,単純な比較はできません。

 当日は,いずれのブースも大盛況。熱心に担当者の説明を聞く高校生の姿で溢れていました。来場者を受け入れる大学側の教職員・TA学生は,NGUマーク入りの赤いポロシャツに身を包み,活気あふれる統一感を醸し出していました。事前準備に忙殺された入学センターの皆さん,当日に模擬講義を担当していただいた先生方,相談窓口で対応された教職員の方々,そして,様々な部署で支えてくれた学生諸君,どうも御苦労さまでした。そして,ありがとうございました。

 数年前に比べて,今年の来場者は,落ち着きのある小ざっぱりとした感じの高校生が多かったように思います。世の中の景気や流行(ファッション)とも関係しているのかもしれませんが,既に「敬神愛人」の精神を身につけているのかもしれません(そんなこたぁ~,ないか)。

 ところで,リクルート社の調査によると,現在の大学1年生のうち,高校3年間の内に1度でも大学のオープンキャンパスに参加したことがある学生の割合は,94.0%だそうです(出所,リクルート進学総研:http://souken.shingakunet.com/research/2011sennsasu2.pdf,以下同じ)。要するに大学進学者の9割は,事前に大学見学をしているということです。学年別でみた参加率は,3年生の時が81.1%で最も高く(と~ぜん,ですよね),2年生で66.9%,1年生でも38.1%。

 これらの値は,2009年の前回調査のそれに比べて,いずれの学年でも高まっています。とりわけ,高校1年生の参加率は13.4ポイント上昇していて,早い段階から進学先への関心が高まっている傾向が伺えます。また,男女別でみると,参加率は,全ての学年で女子は男子よりも10ポイント以上高く,一人当たり平均参加校数は,男子の3.5校に対し,女子は4.8校。女子のほうが男子よりも,しっかりと大学を値踏みしているということでしょう。

 確かに,本学のオープンキャンパスでも女子高校生の姿は増え,高校1年生や2年生の顔も多くなりました。しかし,本学経済学部の女子比率は,未だ1割です。女子生徒がちゃんと大学を値踏みしてくれているのであれば,本学経済学部にはもっとたくさんの女子学生が集まってもいい筈なのになぁ~,と思うのは私だけでしょうか?

 エレベーターホールで4人組の男子高校生と立ち話をしました。高校2年生の彼らは,担任の先生に,オープンキャンパスに足を運んで,自分の目でしっかり大学を見てくるようにと指導されたそうです。オープンキャンパス参加は,既に高校の生徒指導の一環です。このイベントが始まったのはわずか10年前ですが,今や大学の年中行事の一つに定着し,高校側もそれを所与として対応する時代です。

 そうだとすれば,これをさらに大学広報の絶好のチャンスとして活用することが求められるように思います。そこで提案。オープンキャンパスが実際の大学紹介の機会であるのだとすれば,入試・教務・就職・奨学金・留学といった学校側の説明だけでなく,学生たちの活動(クラブやサークル,イベント,ボランティア等)も紹介メニューに加えたらどうでしょうか。豊かな学生生活の実像に触れて貰うのです。

 数年前,ある会合で一緒になった早稲田大学の先生に,早稲田のオープンキャンパスでは5万人強が来場するということを伺いました。これはほぼ,同大学の在校生の数です。現在はもっと多くの高校生が集まっているのかもしれません。本学のオープンキャンパスも,集客力として在校生の数並み(5,300人)を期待したいところです。来年には,そうなるかなぁ~。楽しみです。

 今週末の7月30日(土),31日(日)は,瀬戸キャンパスでオープンキャンパスが行われ,8月27日(土)には,再度,名古屋キャンパスでそれが催されます。関係者の皆様のご協力をお願いすると同時に,興味関心のある高校生とご父母の皆様の多数のご来場をお待ちしています。

【3年生対象】キャリアの学校予約開始!

こんにちは。

 

3年生対象の夏季特別講座「キャリアの学校」の予約を開始しました!

2011キャリアの学校告知チラシ110803.ppt

 

日時・場所は8月3日(水)13:20~17:00@翼館302教室です。

定員は100名、先着順での申込みとなります。

参加希望者はキャリアセンター及び瀬戸キャンパス総合事務部窓口に

申し出てください。

 

キャリアの学校とは入社後に後悔しない就職活動をするための就職講座で、

株式会社リクルートが主催して行います。

 

実際に働く社会人にも協力していただき、自分のキャリアをイメージしていきます。

就職活動を前に漠然とした不安を抱えている学生さんや、自らのキャリアについて

まだ考えられていない学生さんは是非参加してみてください。

秋から始まる就職活動に向けて一緒に具体的なプランニングをしていきましょう!

 

グッド★ウィング。

 

 

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読書の輪を広げたい。

そんな思いから名古屋学院大学 読書ブログ「栞輪(しおりん)」は始まりました。

学生サポーター、教員、スタッフ...、みんなで本の紹介をしています。

 

さぁ、みなさんも一緒にこの「栞輪」を作り上げていきましょう!

そして、記事を投稿してプレゼントをもらっちゃおう!!

オススメ本など、本に関する記事ならなんでもOK。

たくさんのご応募をお待ちしています。

 

<期間>

  2011年7月1日(金)~7月31日(日)

<対象>

  図書館利用者

<投稿方法>

  ①図書館カウンターで記事を投稿し、その場でプレゼントをゲット!

  ②メールで記事を投稿し、後からカウンターでプレゼントをゲット!

<投稿内容>

  学部・学科、学籍番号、氏名、連絡先(メールアドレス)、投稿記事(書名・著者名を忘れずに!)

<投稿先>

  ①名古屋キャンパス 白鳥学舎 曙館 学術情報センター 3階 カウンター

   瀬戸キャンパス 図書館 2階 カウンター

  ② toshokan@ngu.ac.jp *件名を「栞輪投稿記事」としてください

 

詳しくはこちらから

 

(栞)

夏の被災地支援ボランティア説明会

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今週、名古屋キャンパスと瀬戸キャンパスにて、

「被災地支援ボランティア説明会

 ~この夏、津波被災地のために、わたしは行動する~」

を開催しました。

 

S-プラッツが、夏休みのプログラムとして現在紹介しているのは、2つ。

①宮城県七ヶ浜支援プラン(NPO法人レスキューストックヤード連携)

②宮城県気仙沼支援プラン(東北学院大学、大学間連携プロジェクト)

 

CCSでサラッと連絡しただけにも関わらず、

90名の学生が説明会に参加してくれました。

また、24日(金)までに、110名を超える学生さんの申込みがありました。

 

この数は、S-プラッツの想定を上回るものでした。

うちの学生さんたちの、熱い想いがビンビン伝わってきました。

皆さんの「被災地にいる方のために何かしたい」

という気持ちが最大限に活かせるように、

これから提携先の団体と協力して、プランを詰めていきます。

 

また、本学には学生団体「災害復興支援チームあすなろ」があります。

毎週月曜日の9:30~10:30に、

S-プラッツ・コラボ(翼館2F)にてミーティングをしています。

もう既に現地でボランティアをしてきた学生を中心に活動しています。

「今すぐ何かしたい」という人は、

是非、参加してみてください!

 

スタッフ翼。

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【3年生対象】就職ガイダンスを開催しました。

 

キャリアセンターでは6月22日(水)名古屋キャンパス曙館202教室にて、
3年生対象の「就職ガイダンス」を開催しました。

 

 株式会社リクルートから講師をお招きして、

『就職活動を始める前に―今からしておきたいこと―』というテーマで

約1時間講演をいただきました。

 現在の就職環境(求人倍率・企業の採用スタンス・学生の活動状況と活動スケジュール)と

今からしておきたいこと(自己分析・情報収集)について説明いただきました。

 参加学生は300名で昨年(200名)を上回る多くの学生さんたちが参加してくれました。

29日(水)は瀬戸キャンパスで実施の予定です。

 

グッド★ウィング

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 岩波書店の図書 
 新潮社の』 
 講談社の

 岩波書店は言わずと知れた老舗出版社、学術書から一般書まで幅広く出版している。新潮社、講談社も、日本の大手出版社である。しかし、『図書』『波』『本』と聞いて、これが何のことだかすぐにわかる人は少ないかもしれない。もしすべて知っていたら、もう出版や図書館の世界の住人だ。

 これらは、出版社が発行するPR誌とよばれる月刊誌である。PR誌とは、自社の商品を宣伝するために発行される雑誌を意味する。それゆえに、1冊80円から100円で販売されている。年間定期購読しても、送料を含んで900円から1000円と格安だ。

 世の中にはフリーペーパーと呼ばれる無料の雑誌が多く出回っている。もちろん、上に挙げたPR誌はタダではない。いや実際のところ、1冊100頁前後の小さな雑誌なのに、一読しただけで相当な時間とコストが投入されていることがわかる。 毎号、質の高いエッセイや書評を連載していて、思わず唸らされるほど。著者へのインタビュー記事を掲載することもあるし、出版の裏話が登場することもある。新聞広告よりも早く、その出版社の新刊を知ることもできる。つまり、これらPR誌は、きわめて安価だが、タダモノではない雑誌と言えようか。

 『図書』2011年6月号では、ハーバード大イェンチン図書館のマクヴェイ山田久仁子が、同図書館で鶴見俊輔の書き込みがある個人蔵書を見つけた話(「一冊の書きこみ本から」)を掲載している。本好きなら、いわゆる痕跡本の話としてミステリーのように読めるに違いない。

 スポーツライターの二宮清純は、『本』6月号で、「最高のスライダーを投げた投手」を掲載し、ロッテオリオンズの成田文男について書いている。成田のスライダーはどんな"魔球"だったのだろう。

 『天と地の守り人』の作者・上橋菜穂子のファンは、『波』6月号の、上橋と荻原規子・佐藤多佳子との鼎談が見逃せない。3.11震災の直後、3人はリアルとファンタジーについて語っている。上橋は、茨城の利根町図書館でカウンタに本を返却した瞬間に地震がきたそうだ。「今、見えているもの以外の『世界』があることをリアルに感じるのを『ファンタジー』だというのかもしれない」と上橋は言う。かつては見えなかった震災というリアルが見えてしまった今、ファンタジーはこの先何を見せてくれるのだろう。

 これら出版社のPR誌は、瀬戸キャンパス図書館のブラウジングルームにあります。ぜひ手に取ってみてください。

 

(瀬戸のスタッフ りんたろう)

準硬式野球部☆リーグ昇格決定↑↑

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準硬式野球部が、

先日行われた2部・3部入替戦で、

リーグ昇格を決定しました!

 

ココで紹介している写真は、

入替戦第2戦目をスタッフ翼が観戦に行った時のものです。

ただ、この日は次第に雨が降り出し・・・

だんだん豪雨に。

結局、雨のため試合が途中でナシになってしまいました。

第1戦を勝ってたから、昇格決定の瞬間が見られたはずなのに、

残念。。。

みんなも悔しがっているだろうな~と思ったら・・・

この豪雨の中「ベースランニング」をする学生が!

雨にも負けず試合を楽しむ精神に、

和まされました。

 

その後の入替試合で、2部昇格を決定!

もともと実力のあるチームだから、

2部でもサクサクっと勝利して、1部昇格を目指してください!

 

準硬式野球部は瀬戸キャンパスを拠点としていますが、

名古屋キャンパスの学生さんも所属しています。

野球経験者と一緒に野球を楽しみたい

と思っている名古屋キャンパスの学生さん、

いまノリに乗っている準硬式野球部へ、

ぜひ入部してください!

 

スタッフ翼。

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