「ボランティア」と一致するもの

<Ami-30>「体験できるものはやらなきゃ損」

 

学生が頑張る学生を紹介するアミーゴの輪


前回紹介しました野場くんご指名のアミーゴは...


Ami-30>経済学部2年 松浦昂太郎くん

matsuura.jpg


優し気な垂れ目とさわやかな中に自信を感じる笑顔の松浦君。


言葉遣いがとても丁寧で、難しい質問にもわかりやすく、答えてくれました。


インタビュー下手な編集員としてはありがたい限りです(笑)


そんな好青年松浦君の趣味は洋楽を聴くこと。


かなりシャレオツ♪


 


将来の夢はまだ具体的には決まっていないそうですが


人の役に立つ仕事に就きたいそうです。


その思いもあってか、


最近はボランティアに力を入れているそうです。


ボランティア養成講座へ参加したり、


今年の夏休みには岩手県に45日で


「岩手県支援釜石市におけるケ設住宅・災害復興公営住宅におけるコミュニティ支援」


というボランティアに行ってきたそうです!


行ってきた感想は、「現在の震災の復興状況をよく見る機会になった。」。


ボランティアの写真を見せてもらいましたが、


震災発生してからもうすぐ7年経ちますがまだまだ復興途上であると


感じると共に、それに対し行動を起こしている学生がいることを


同じ学生として誇りに思います。


 


さて、話を戻します。


「どうしてボランティアに参加するのか」


という素朴な問いに対して、


「大学生なんだからやれることはやってみたいし、何よりも


困っている人、頑張っている人たちの手助けがしたい。


と答えてくれました。


...か、かっこいいぃぃぃ!


 


大学生は時間が余りがちになりますよね


ホントハベンキョウ二ツイヤスベキデスガ...


その余った時間を資格の勉強に使ったり、バイトに使ったり、


友達との遊びに使ったり、趣味に使ったり...


与えられる時間は平等ですが、使い方はその人次第です。


将来後悔することないよう


松浦君のように、やれることをやってみる


体験できることは率先して取り組む、ということを意識していきたいですね!


僕も、なにかできることがないか、考える良い機会になりました。


 


たっピー編集員。


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避難先として使用されていた学校(岩手県釜石市市内)

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被災した大槌町役場(岩手県大槌町)

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現在の岩手県釜石市の風景

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仮設住宅の様子(岩手県釜石市)

本学に届くアルバイト情報が知りたい方へ

 

こんにちは!

学生支援センター《S-プラッツ》です。

 

S-プラッツでは、新着アルバイト情報をS-platzホームページでご紹介しています。



 

<アルバイト・ボランティア情報ページ>


http://www.ngu.jp/splatz/volunteer/

 



CCSにログインしなくても、学生支援センターに届くアルバイト情報が見られちゃいます★

興味のある方は、是非ブックマークしておいてくださいね。



 

※ホームページに無い情報も、S-プラッツ内で取り扱っていますので、興味のある方は希館1階学生支援センター《S-プラッツ》まで足を運んでみてください。



 

スタッフ希。

災害復興支援チームあすなろ登場

 カレッジアワーでは今学期たくさんの学生さんに登場してもらっています。
明日は災害復興支援チームあすなろの皆さんにボランティア活動の報告をしていただきます。
ぜひお越しください。

カレッジアワー詳細
日時 2017年11月2日(木)12:40~13:10
場所 名古屋キャンパスチャペル
奨励 災害復興支援チームあすなろ

★Bridge★No.38 木船 久雄 先生

学生と先生を繋ぐ連続企画★Bridge★、今回の先生は・・・

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経済学部 木船 久雄(きぶね ひさお)先生です。

 

木船先生は、「現代社会と経済」「資源経済学」「資源・エネルギー政策」「マクロ経済学入門」などの科目を担当されています。

20173月までは学長をされていたので、4月から久しぶりに授業を担当されます!

 

それでは、先生の思いをご紹介します★

 

 

 どんな思いをもって、授業に臨んでいらっしゃいますか? 

 

僕は、エネルギーや環境について専門研究していますし、社会科学系の教員ですので、

やはり学生にはできるだけ広い社会を見てほしいという意識がありますね。

 

高校までは、教科書や与えられたものを覚えてくような勉強方法が中心だったかもしれませんが、

大学では、物事の流れ・・・なぜそういう出来事があって、私たちはそこからどんな教訓を得て、

今何をしなきゃいけないか、というようなことを自分で考えたり、興味をもって調べていくことに

なります。


社会は本に書かれていることに留まらず広く色々なことがあるので、世界全体に目を向けて、

そういうことに気がついてほしいし、チャレンジしてほしいです。

ですから僕も、授業では、自分が色々なところで経験したことを話すようにしています。




 

●木船ゼミはどんなゼミ?


 

僕のゼミは資源経済学系のゼミですが、学生には、新聞記事の発表と解説を必ずさせています。

春学期は自分の興味のある経済・社会の問題を、どんな記事でもいいから取り上げて、解説して、

質疑応答する、ということをしました。


できるだけ世界の問題や時事についても意識してほしい。

社会で起こっていることについて、一家言持てるようになってほしい。

 

授業やゼミを、自分の考えを持つ機会にしてほしいと思っているので、できるだけ、

「世の中にはこんなこともあるよ、あんなこともあるよ」という情報を提供するように心がけています。

なぜそうなるのか、そこから自分がどんなメッセージを感じるのか、考える機会をなるべく多く作りたいと思っていますね。

 

 

ゼミではいくつか夏休みの宿題を出しました。

まず、新聞記事の解説を1週間に1本。

社説・論説を取りあげて、要約して、自分の意見をコメントしなさいという課題です。



 

次に、月に一回読書感想文の提出があります。中学生みたいですけれど(笑)

本を読む事自体が大切だと思っているので、こういう本を読みなさいという指示はしようと思っていません。でもいいから、とにかく月に一冊本を読んで、読書感想文を書くんです。

 

今、なかなか学生は文章を書かないからね。段落の1文字下げとか、意識しないんですよ。

なぜかというと、メールはみんな左あわせでしょ。だから、感想文を提出させて、多少添削してコメントして返すときに、「段落を気をつけてね」と書いたりします。

いずれ卒論を書かなきゃいけないし、社会人になったら業務報告も書かなきゃいけないですからね。



 

今年は、6年ぶりに授業を担当しているので、結構、自分も教えられることがありますね。

学生が何を読書感想文の題材にしているかというとね、これがライトノベルなんです。

ゲームがらみだったり、アニメになったり、小説になったり、もうマルチメディアでそういう世界が

あるんですね。僕が知らないタイトルの本ばかりですよ。で、本屋で探してみたら、ライトノベルの

コーナーって、いっぱいあるんだよね!びっくりしちゃいましてね、そこは勉強させられました(笑)

 


新聞記事と読書感想文はゼミの課題でもあったので、春学期中も課題として出していたんですが、

4・5・6月課題を出していない人には夏休み中の宿題2です。

これがとっても嫌がられているんですよー!(笑)

それでも、やらなきゃいけないことは、ちゃんと最後までやらなきゃいけないんだって、

そういう思いで題を出しています。



 

最後に、夏休みの宿題がもう1つあります。

3年生は秋学期に調査研究報告書を作成しますので、それを作るための事前調査の企画書を用意すること。

2年生も、秋学期に自分の調査内容をパワーポイントで発表させようと考えているので、テーマを決めて

下調べするための企画書を用意してくること。

うふふ、これも嫌がられてるよー(笑)

学生は、小中学校の頃みたいに、最後の1週間でバタバタ焦ってやるのかな(笑)

 

 

くり返しになりますけれど、決められた教科書や範囲だけ暗記すればいいわけじゃない

できるだけ機会あるごとに広く社会に興味を持てるように、このメッセージを伝えようと思っています。

そうしないと、自分が何に興味があるのか、わかんないもんね。

視野を広げるために、学外はもちろんのこと、大学内でもいいから、色々な人がいるところでアルバイト

やボランティアをしてもいい。留学もいいですね。

スマホでゲームばかりやっているとか、同じような仲間でいつも一緒にいるとか、そういうところから

一歩外に出て、多くの機会に触れてほしいです。




 

●木船先生は、エネルギーや環境問題には、どういったきっかけで興味を持たれたのですか?


 

自分が好きでやってきたかっていうと、成り行きでこうなったっていうのが、実際のところです(笑)

 

僕、正直、大学時代あまり真面目に勉強したわけじゃなくって(笑)

でも、海外には興味があったので、大学2年生のとき、初めてソ連(1975年だから、「ロシア」じゃなくてまだ「ソ連」だった頃です。KGBのいるソビエト連邦!)を周ってヨーロッパ旅行をしたんです。

ユースホステルの仲間たちと一緒に、1月半くらい。

まだ19歳の頃です。

それが自分にとって人生初の海外旅行でした。

ソ連に2週間くらい居て、そこからローマを経由してヨーロッパの国々を巡って、最後ロンドンから帰ってきました。


それからの学生時代は、アルバイトをしたらバイト代はみんな旅行に使ってましたね。

旅行のためにアルバイトしていたようなもんです。


大学3~4年に掛けて、2ヶ月ほどインドにも行きました。

そこで世界が広いって分かったし、「あ、これでも人間は生きていけるんだ」っていう自信を持ったりも

して(笑)

 


そんなわけで、海外に関わる仕事がしたいという思いがあって、卒業後は商社に勤めたんです。

輸出入の通関業をやっているところで、業務にあたり「通関士」という資格をとることになりました。

当時は毎晩のように夜は酒盛りし、麻雀し、ダンスをし、楽しいサラリーマンだったんだけど(笑)、

その試験を受けなければいけなかったので、どんなに楽しい遊びをしていても10時になったら帰って、

4時に起きて2時間くらい毎朝勉強するようにしたんです。そういう生活をしていたら、

「あれ?僕ってこんなに真面目に勉強できるんだ」って、そこで初めて気がついた!(笑)


 

勉強するとそれなりに面白いし、なるほどと思うことも多くて。

せっかく貿易関係の仕事をしているから、貿易の理論を勉強しようと思って、資格試験が終わってからも

朝起きて勉強するスタイルは続けていたんですよ。その時の貿易理論の本の著者が、田中喜助という方で、

早稲田大学の先生だったんです。「この先生に就いて勉強したいな」と思って田中先生のゼミを志望して、試験を受けたら通ったので、3月に会社を辞めて。こうして大学院に行って、修士のテーマとして資源貿易の理論をやったんです。


 

博士課程に行こうかどうしようか迷っていた時に、たまたま日本エネルギー経済研究所というところが人を募集していて。「木船くん、こういう研究をしているなら、君、ここ受けてみたら」って勧められて、

「どうしましょうかねー」って受けてみたら通っちゃった(笑)そういうわけで、その研究所でエネルギー関係の勉強をして。

エネルギーだとか、資源の現状を含めて勉強させてもらったのは、まさにこの研究所なんですよ。

だから研究所の人脈もいまだに繋がっているし、その研究所からMIT(マサチューセッツ工科大学)に

2年ほど勉強に行かせてもらったんです。そういうこともあって、研究所時代は鍛えられましたね。


 

日本の社会科学系の教員の育て方って、あんまりシステマティックじゃないんですよね。

理系の場合、講座制があって、教授がいて准教授や助教がいて、そこに大学院生がいますよね。

研究室にはまさにヒエラルキーができていて、丁稚奉公させられるし、その間に文章の書き方を含めて

研究の仕方を学んでいくんです。

でも日本の社会科学系って、あんまりそういうことが丁寧にされない。

それを考えると、僕は研究所にいられたので、「てにをは」を含めて自分の文章に手を入れてくれる人が

いて、すごくラッキーでした

そういった意味でも、僕は研究所に育ててもらったというか、恩を感じています。


 

途上国のエネルギー問題を研究し始めたのは、大学に来てからなんです。

1992年に本学に就任しても、初期の7年近くは、研究所と大学の二足の草鞋をはいていました。

その時に、研究所のプロジェクトで、途上国におけるJICA((独)国際協力機構)関連の仕事を

したんです。


イランのプロジェクトから始まって、ポーランド、中国、インドネシア、トルコ、フィリピン、ベトナム...。大学の仕事があるので現地に行くのは夏休みや春休み、短いタームだと1週間とか。

そんなわけで、否応なく途上国のエネルギー問題をやらざるを得なくなったんです、成り行きで(笑)

 

でも、なんでもやり始めると、初めは興味がなくても結構面白くなってくるんです(真面目にやるとね!)

誰でもそうだと思うのだけれど、


どうせやるなら真面目に面白く、

うせ生きるんなら楽しく生きよう


前向きに、ね。この仕事に関しては結構前向きですね、僕

 

 


 

●先生の研究分野の面白いところは?   

                                                                               

 

資源や国際関係の面白いところは、自分が想像もしないことが起こることじゃないですかね。

 

前述の話でいうと、JICAのプロジェクトはODA(政府開発援助)ですから、プロジェクトの形成段階では、JICAの職員が日本政府の代表として現地に行って交渉するんですね。そして交渉後には必ず会議メモを作って、お互い代表者が何が決まり何が決まらなかったかという確認のサインをして帰ってくるんです。


けれども、次に行くと「あれ?この前来たときにはこう言っていたはずなのに、また1からなの?」とか「資金を出してるのは日本なのに、何を勝手な事を言ってるんだよ(怒)」というようなことがしょっちゅうあるんです。


日本人だけの社会では通常通用しないようなことが当たり前のように起こったり、価値観が違ったり。

「日本はお金持ってるんだから、色々やるのは当たり前だろ」とか。

Give &TakeじゃなくてGive&Giveですよね(笑)


 

でも、そんな中で、日本人でも「この人すごいな!」という人がいるんですよ。

タフネゴシエーターというか、僕だったら諦めて「もう帰ろう~」って言っちゃいたいところを、

お互いにとってハッピーな解決方法を見つけるために根気強く、タフなネゴシエイトをする人がいる。

あれはすごいですよ。


 

こういった自分の体験も含めて、教科書からでは分からないことが色々見られるから面白い

「そんなリスキーなこと、何も面白くない」という人もいると思いますが、僕は結構楽しめるというか、

良いのか悪いのか分かりませんけど、行き当たりばったりを楽しんじゃいますね。

 


 

学部長表彰を受賞するような学生でも、視野が狭くなっていることがあるよね。

成績評価のために、授業の出席点にこだわったりして。

出席点にこだわるよりも、その時間何を学んだかのほうが大切だろうと思うのだけど。


もちろん大学は教育機関ですし、大学の成績にこだわること自体が悪い訳ではないんですが、

大学生ですから、いつも自分のいる庭だけ見ているんじゃなくて、庭の外を見る、世界を見るっていうことをしてほしいね。

それが「自由度の大きな大学生の時間の使い方」ではないでしょうか?

 

世の中、教科書に書いてあることばっかりじゃないよ、ということをできるだけ伝えたいし、

胆力というか、自分が考えていることを自分の言葉で話せるようになってほしいと思いますね。

教科書読んで覚えて、抽象的な発言をするのでは何も面白くないし。

自分が自分の経験から何を考えるのか、一人一人個別の人生のもと、発言してもらうのが面白いよね。



 

■自分が「この先生は面白い」と思うかどうかによって、入ってくる情報量が全然違って。

誰が、どういう風に伝えるかも大事ですよね。


 

僕の授業はどうだろうね、寝てる人もいるし。

あてても「わかりません」って言う学生もいるしね。

「どう思うの?」って聞いているのに、「わからない」って。

 

外部での講演は、興味ある人が来てくれるので、講師としては楽ですよね。

その点、大学の授業はムズカシイよね。皆が興味を持って来てるわけじゃないもんね。

タイトルを見て、この単位が必要だからとか、このコマの時間帯が空いてるから・・・って。

 

今は大教室で授業をしているし、飽きない授業ってどうしたらいいのか、そこは悩みですね。

PPTのスライドもいいけれど、写したり穴埋作業をさせるよりは、本当はストーリーを聞いてほしいんだよね



 

●学長職を終え、久しぶりの授業はいかがですか?


 

「現代社会と経済」は、今年初めて担当しました。

共通教育の科目なので、さまざまな学部の学生がいます。

 

タイトルは「現代社会と経済」と決められているけれど、講義の内容は自分で決めるわけで、例えば高校の「現代代社会」をチェックして、それを参考にどんなテーマにするか15回分設計するんです。大学の授業なので、金融論や財政学、国際経済、社会保障、消費者経済など、取り上げたいテーマが色々があります。それを、1テーマ1回読み切りみたいな感じで15回分にしようと思ったら、結構準備が大変だったんだ(笑)

金融論の先生が、財政学の先生が、15回分やることを、大枠だけとはいえ1回でやるってなかなかだよね。マクロ経済学を授業1回でやる!みたいな(笑)

おかげで、勉強させられた(笑)

もう6年も現場にいないと「ああ、今こんな風になっているんだ」とかね。


 

娘から、「お父さん、学長終わったら、木~日は授業がないから週休4日じゃない?」って言われて。

「バカモノ見てみろ」と。

「月火水どころか、木金土日まで、パソコンにむかってカタカタ働いてるじゃんか!」って(笑)

新入社員みたいだったよ(笑)

 


いかにサボっていたかってことだよね。

現代の事をちゃんとキャッチアップして、フォローして、見ていなかったな、っていうのがよくわかりました。学長のころだって、日経新聞は毎日読んでいたんですが、誰かに話をするわけではないですからね。

でも人に話をしようと思ったら、ちゃんとデータをチェックしてグラフを書かなくちゃいけない。

そう思って準備していたら、時間がかかりましたね。


 

そういう意味では、インターネットはありがたかったよね。

政府の財政赤字が1100兆円だというけれど、実際いくらだ?と調べようすると、インターネットですぐに財務省や総務省のデータが探せる。

インターネットがなかったら、僕、授業準備できなかったよ、ほんとに!(笑)


 

「現代社会と経済」だから、昔の資料を使っていても役に立たないでしょう?

現在赤字がどれくらいで、それにどう対応しようとしているのか、政府はいくら医療費や年金財政に予算をかけていて、医療費41兆円のうち、誰がお金を使っているのか、とか。

学生には、抽象論じゃなくて、できるだけ現実のデータやグラフを示して「ああ、半分以上70歳以上の人にお金がかかっているんだな」というようなことも含めてわかるような授業を心掛けています

 


それと、今公表されている一番最新のデータを「●●年●月のデータが一番新しい」と言いながら紹介するようにしました。

2016年度までは公開データとしてわかっているのに、2012年までのデータまでしか扱わないとなると、

そりゃサボってる気になるでしょ?

 


ただ、データを示しても、その数値や年号が重要なわけじゃなくて、大きなトレンドとか、因果関係とか

世の中の流れの方が重要なんだよね。

その流れを見るために、実際のグラフとしてはこういう風に急激に医療費は伸びていて、と示すんです。

そこから、年々倍々ゲームで医療費が伸びてきているのはなぜなのか、それは寿命が延びているからで、

寿命が延びるということはお金のかかることで、若者たち、君らみんな大変なんだぞ、っていうことを

知ってほしい。そう思ったら、最新のデータを扱わなくちゃ、ってなるよね。


 

興味のある学生がいたら、データの出所はここなので、こういうところを調べればいいですよ

という意味も含めて示していたつもりです。


 

 

●今、学生に一番伝えたいひとことは?


 

自分の殻を破りなさい。

「自分の枠はこれだけだ」「私はこの程度だから」と決めないで、

それを越えてチャレンジしてみてください。


 

「何したらいいですか?」って聞かれたら、「留学してみたら」って言うけれど。

カルチャーショックって重要だよね。

名古屋学院大学には、良い留学プログラムがたくさんありますから。


目的が無くても、何も無いからこそ、行けば変わるから。

一歩、もう少し外に出てチャレンジしてみたらいいと思うよ。



 

 今日の一枚 

 

今日の1枚は、 " レアな持ち物 " です!


oilsand_treasor.jpg


オイルサンドのサンプル

 

砂の中にオイルが含まれており、これを生成して合成原油が作られます。

これは、カナダはアルバータ州の砂漠の地下深く1000m付近で採取できる、非常にに重たいオイルサンドで、ここから合成原油をもとに、ガソリンや軽油などの油製品が作られていくそうです。

このサンプルは、その生成過程でさまざまな状態になったオイルサンドなのだとか。

 

今まで頂いた中で、非常にありがたかったもの、ということでご紹介いただきました。

 

 

 

木船先生は、気さくで話題の幅が広く、お話を伺っていてとても面白い方です。

このブログを読んでちょっとでも興味をもってくれたNGU生のみなさん、

木船先生の研究室を訪れて、先生とお話をしてみてはいかがでしょうか。

目的があっても無くても、何も無いからこそ、小さなことが自分を変える事なきっかけになるかも

しれませんよ。

 

 


次回の★Bridge★も、お楽しみに!


 

チョッパー子4年生

Ø  授業について

月曜日はlisteningpronunciationの授業を受けています。火曜日から金曜日は同じ先生で、writing,speaking,reading,listeningの授業があります。色んな国から留学に来ているので、色んなアクセントがあり、聞き取りづらいと思うこともあります。文法は比較的簡単で、復習だと思って授業をうけていました。授業はすごく分かりやすいです。一番苦労したのはspeakingです。他の国から来ているクラスメートは、文法があまり得意ではないようですが、その分speakingは得意な人が多く、本当によく喋ります。宿題の量はクラスによって様々ですが、私のクラスは毎日たくさんの宿題が出ます。クラスメートは自分より年上の人が多く、ESLが終わったら大学に進学し、カナダに住む人がほとんどです。テストが1セメスターに2回あり、月に1回ずつあります。

 

森田1.JPG


  Ø  授業以外の学校生活(イベント・アクティビティ等)について

授業の後にworkshopがあり、もし取りたければ自分の好きな授業を取ることができます。私はあまりspeakingが得意ではないので、speakingpronunciationの授業を取りました。Level4又は5以上ではないと、取れない授業もあります。Level5以上のクラスではすごく話せる人が多く、とても勉強になりました。特に少人数のworkshopは質問されたり、自分の意見を言ったりすることが多く、speakingの練習になりました。また、イベントやボランティアなどもあり、授業後に参加することができます。

 

森田4.JPG


Ø  学校生活以外の生活面(学外での人々との交流・食事・買い物・旅行等)について

夏に、カナダからNGU来ていた留学生と、再会することができました。CNEというカナダの大きなイベントやボーリング、カフェに一緒に行きました。授業後に友達が学校まで車で迎えに来てくれて、一緒にナイアガラを観光しました。また、一緒に外食をしたり、買い物をしたり、ゲームをしたり、トロントの良いところにたくさん連れて行ってくれました。遊ぶ時はいつも、日本に留学に来ていた友達とその友達何人かで遊ぶので、カナダ人の友達がたくさんできました。まだ、カナダに来てから1か月しか経っていませんが、もうすでに5回くらい会っていて、とても充実した1か月でした。学校はダウンタウンにあるので、よく学校帰りにショッピングをしたり、散策をしています。ダウンタウンに大きいショッピングセンターがあり、週末はとても賑わっています。トロントには、日本食のレストランやアジアの食品を売っているスーパーマーケットがあるので、日本食が食べたくなったら買うことができますが、値段は日本の倍くらいします。また、家の近くにビーチがあったので、散歩しに行きました。

 

森田3.JPG


Ø  寮・ホームステイについて

ホームステイは9月の終わりに変えました。ホームステイを変えられることを2日前に知り、その週がテスト週間だったということもあり、とてもバタバタしていました。移動は全部自分でしなければならなく大変でしたが、ルームメイトが手伝ってくれたり、通りすがりの人が「手伝おうか?」と声をかけてくれました。新しいホームステイ先はお城のようなお家で、とても快適です。今はまだ新しいホームステイ先に移ってから2日しか経っていませんが、ホストファミリーは、私と本当の家族のように接してくれます。新しいホームステイ先では、ホストマザーとファザーと妹と弟と犬がいます。家にいる日はよく、妹と犬と遊んでいます。妹と弟のハロウィンのコスチュームを買いに行ったり、ホストマザーの姉妹の家に連れてってもらいました。

 

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Ø  授業について

月曜日はlisteningpronunciationの授業を受けています。火曜日から金曜日は同じ先生で、writing,speaking,reading,listeningの授業があります。色んな国から留学に来ているので、色んなアクセントがあり、聞き取りづらいと思うこともあります。文法は比較的簡単で、復習だと思って授業をうけていました。授業はすごく分かりやすいです。一番苦労したのはspeakingです。他の国から来ているクラスメートは、文法があまり得意ではないようですが、その分speakingは得意な人が多く、本当によく喋ります。宿題の量はクラスによって様々ですが、私のクラスは毎日たくさんの宿題が出ます。クラスメートは自分より年上の人が多く、ESLが終わったら大学に進学し、カナダに住む人がほとんどです。テストが1セメスターに2回あり、月に1回ずつあります。

 

森田1.JPG


  Ø  授業以外の学校生活(イベント・アクティビティ等)について

授業の後にworkshopがあり、もし取りたければ自分の好きな授業を取ることができます。私はあまりspeakingが得意ではないので、speakingpronunciationの授業を取りました。Level4又は5以上ではないと、取れない授業もあります。Level5以上のクラスではすごく話せる人が多く、とても勉強になりました。特に少人数のworkshopは質問されたり、自分の意見を言ったりすることが多く、speakingの練習になりました。また、イベントやボランティアなどもあり、授業後に参加することができます。

 

森田4.JPG


Ø  学校生活以外の生活面(学外での人々との交流・食事・買い物・旅行等)について

夏に、カナダからNGU来ていた留学生と、再会することができました。CNEというカナダの大きなイベントやボーリング、カフェに一緒に行きました。授業後に友達が学校まで車で迎えに来てくれて、一緒にナイアガラを観光しました。また、一緒に外食をしたり、買い物をしたり、ゲームをしたり、トロントの良いところにたくさん連れて行ってくれました。遊ぶ時はいつも、日本に留学に来ていた友達とその友達何人かで遊ぶので、カナダ人の友達がたくさんできました。まだ、カナダに来てから1か月しか経っていませんが、もうすでに5回くらい会っていて、とても充実した1か月でした。学校はダウンタウンにあるので、よく学校帰りにショッピングをしたり、散策をしています。ダウンタウンに大きいショッピングセンターがあり、週末はとても賑わっています。トロントには、日本食のレストランやアジアの食品を売っているスーパーマーケットがあるので、日本食が食べたくなったら買うことができますが、値段は日本の倍くらいします。また、家の近くにビーチがあったので、散歩しに行きました。

 

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Ø  寮・ホームステイについて

ホームステイは9月の終わりに変えました。ホームステイを変えられることを2日前に知り、その週がテスト週間だったということもあり、とてもバタバタしていました。移動は全部自分でしなければならなく大変でしたが、ルームメイトが手伝ってくれたり、通りすがりの人が「手伝おうか?」と声をかけてくれました。新しいホームステイ先はお城のようなお家で、とても快適です。今はまだ新しいホームステイ先に移ってから2日しか経っていませんが、ホストファミリーは、私と本当の家族のように接してくれます。新しいホームステイ先では、ホストマザーとファザーと妹と弟と犬がいます。家にいる日はよく、妹と犬と遊んでいます。妹と弟のハロウィンのコスチュームを買いに行ったり、ホストマザーの姉妹の家に連れてってもらいました。

 

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 インドネシアに来て9ヶ月が経ちました。授業では、中間テストばかりの日々を送っていました。マネージメントサービスの授業では、みんなが筆記のテストを受けている中、私だけ先生と一対一の面接方式でテストでした。先生が優しく、私が筆記だと分からないだろうと配慮してくれたのはとても嬉しかったですが、クラスメイトがいる中、1人だけぎこちないインドネシア語での面接は少し恥ずかしかったです。経済の授業ではプレゼンテーションばかりです。毎週1つのグループが発表し、他のグループは11つ必ず質問をしなければなりません。私は友達に手伝ってもらいながらプレゼンテーションをしましたが、中間の筆記テストは半分は時間が足りず、半分は白紙でした。この経済の先生は未だに直接話したことがないので、どうなるか少し不安です。文法英語は、インドネシア語から英語に訳す問題がメインだったので、今の自分はインドネシア語の方が分かるので、それを英語にするという作業に頭を切り替えるのに慣れておらず、大変でした。停電が続いていたので、授業が終わったらご飯を食べて、図書館かカフェで勉強します。運よく一番仲良しの友達の家に発電機があったので、毎晩友達の家に泊まりに行っていました。迷惑と思いましたが、友達家族とはもう9ヶ月の付き合いで、もう帰国日が近づいている私を暖かく歓迎してくれています。断食明けのお祭り(レバラン)のお祝いも、この家族と新しいお揃いの洋服を買い、ジルバブも買い、お祝いする予定です。



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 5月17日から26日まで、住んでいるマタンから車で4時間ぐらいのとこにあるバンダ・アチェに、卒論調査と日本語学校にお邪魔するしてきました。幸いなことにホームステイ先を用意してくれたので、日本語学校で仲良くなった友達も含め、色々な方の家に泊めていただきました。第一の目的は、これから外国人技能実習生として日本行きを目指す若いアチェの男性に、インタビューすることでした。バンダ・アチェの技能実習生向けのトレーニングセンターに行き、日本語の授業中にお邪魔させていただきました。2ヶ月の泊まり込みの日本語授業合宿の初日という忙しい中、27人のアチェ人の男性にアンケート調査することができました。教室に入ると軍隊のように厳しく、挨拶も軍隊みたいで、そこまでかしこまっても逆に日本人と話しづらくなると思いましたが、これも日本という国で働くための訓令と先生は厳しく指導していると言っていました。色々書きたいことがありますが、それは卒業論文の方に書きたいと思います。27人という人数だったので、アンケート用紙を配り書いてもらいました。その後は、彼らから私に対しての質問タイムがありました。片言の日本語で一生懸命聞いてくれるこや、何回も挙手をして質問をたくさんしてくれる子もいました。彼らはこれから2ヶ月ここで日本語の授業を受け、テストに受かったら次はジャカルタで行われるトレーニングに参加でき、そこでもテストを合格しVISAが取得できれば、外国人技能実習生として日本に来ることができます。今日の日本では、外国人技能実習生に対しての様々な問題、注目や有無が問われるなか、期待をし難しくても目を輝かしながら勉強をしている彼らを目の前にした私は、頑張れと応援したい気持ちと、外国人技能実習制度についてのあり方をもう一度考えさせられ、この卒論に対しての気持ちも深まりました。



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 バンダ・アチェ滞在中はアチェ州での教育活動や文化活動、東日本大震災へのボランティア活動を行っているNPO 良心、市民の会」が国際言語習得の機会を提供し、地域の子供達の教育水準UPを目指すための「晃月スクール」の日本語教室に3日間、先生としてお邪魔させてもらいました。小学生用のクラスでは、ブレーメンの音楽隊の絵本を読み聞かせをしたり、高校生・大学生向けの授業ではテキストを使ったり、ひたすら私に聞きたいことや日本について知りたいことを質問する時間もありました。教えている先生たちは大人の先生もいますが、アシスタントとして晃月スクールの卒業生の同じ歳ぐらいの子たちが教えたり、運営するのもサポートしていました。ここでは、みんなが日本について興味を持ってくれています。日本語も上手な子が多く、日本に行ったことがある子も多く、年齢も同世代だったのでとても親しみやすかったです。2015年のスタディツアーの際、バンダ・アチェは訪れたことがありました。しかし、滞在日数が少なかったので、今回はスタディツアーの際行けなかった有名な観光名所(津波ミュージアムやアチェで一番大きなイスラム寺院Mesjid Raya Baiturrahman)に晃月スクールで仲良くなった友達たちと行きました。



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 その他にも、アチェ州で1番大きく有名なUniversitas Syiah Kuala という大学では、国際センター長の方にお会いしお話しをしたり、2番目に有名な大学Universitas Islam Negeri では日本語クラブに招待してもらったので、ここでも1日だけ日本語を教えてきました。そして、日本人女性が経営するカフェに行き、久しぶりのたこ焼きとお好み焼きを食べました。大阪出身の日本人の方が経営するだけあって、本格的で美味しく感動しました。残念ながら、その日本人女性の方は日本に帰ったばかりだったのでお会いすることはできませんでした。あっという間の10日間、毎日忙しく休む日もないぐらいでかけていましたが、卒論のためだけでなく、それ以上に2015年のスタディツアーでは味わえなかった、見れなかったバンダ・アチェを勉強しながら楽しむことができ、良い出会いもたくさんありました。



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 バンダ・アチェから帰った5月27日、イスラム教ではラマダンが始まりました。ラマダンとはイスラム暦9番目の月のことで、預言者ムハンマドが神からの啓示を授かった神聖な月とされています。このラマダン月に行われるのが「断食」です。食べ物のありがたみを知る、貧しい人の境遇に思いを馳せる、忍耐強さに身をつける、信仰心を高めるなど、様々な意味が込められています。私が一番多く聞いた言葉は、「断食は健康に良い」というものでした。断食といっても、何も飲み食いしてはいけないわけではありません。日没から夜明けまでの間に食事をします。私もせっかくイスラム教の地域で留学しているのだから、無理しない程度に挑戦してみようと思い始めました。空腹を我慢することはできるのですが、暑いアチェでは飲み物を我慢するのが大変だと感じました。それと、夜明け前の食事(サフール)が私は辛く感じました。昨夜の分まだ消化しきれてないのに、寝起きでご飯を食べなければいけない、もし食べなかったら夜までなにもない!と思えば無理にでも食欲はわきました。今は寮生活でなく、大学の先生の家でお世話になっているので、サフールにフルーツだけ、せめてあっさりしたものが食べたくても、そうはいきません。最初はこんな逆に狂った食生活をしたら健康どころか体壊すと思っていましたが、一週間も経てば、朝4時に起きてご飯を食べ、また寝る、そして断食が開けるのは19時前という生活に慣れました。生理期間は断食はしてはいけないそうなので、生理期間中を取り除いて、できるところまで挑戦したいと思います。6月中は断食中なので、大学はお休みです。帰国にむけての準備や、旅行に卒論について、悔いのないよう過ごしたいと思います。

 インドネシアに来て9ヶ月が経ちました。授業では、中間テストばかりの日々を送っていました。マネージメントサービスの授業では、みんなが筆記のテストを受けている中、私だけ先生と一対一の面接方式でテストでした。先生が優しく、私が筆記だと分からないだろうと配慮してくれたのはとても嬉しかったですが、クラスメイトがいる中、1人だけぎこちないインドネシア語での面接は少し恥ずかしかったです。経済の授業ではプレゼンテーションばかりです。毎週1つのグループが発表し、他のグループは11つ必ず質問をしなければなりません。私は友達に手伝ってもらいながらプレゼンテーションをしましたが、中間の筆記テストは半分は時間が足りず、半分は白紙でした。この経済の先生は未だに直接話したことがないので、どうなるか少し不安です。文法英語は、インドネシア語から英語に訳す問題がメインだったので、今の自分はインドネシア語の方が分かるので、それを英語にするという作業に頭を切り替えるのに慣れておらず、大変でした。停電が続いていたので、授業が終わったらご飯を食べて、図書館かカフェで勉強します。運よく一番仲良しの友達の家に発電機があったので、毎晩友達の家に泊まりに行っていました。迷惑と思いましたが、友達家族とはもう9ヶ月の付き合いで、もう帰国日が近づいている私を暖かく歓迎してくれています。断食明けのお祭り(レバラン)のお祝いも、この家族と新しいお揃いの洋服を買い、ジルバブも買い、お祝いする予定です。



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 5月17日から26日まで、住んでいるマタンから車で4時間ぐらいのとこにあるバンダ・アチェに、卒論調査と日本語学校にお邪魔するしてきました。幸いなことにホームステイ先を用意してくれたので、日本語学校で仲良くなった友達も含め、色々な方の家に泊めていただきました。第一の目的は、これから外国人技能実習生として日本行きを目指す若いアチェの男性に、インタビューすることでした。バンダ・アチェの技能実習生向けのトレーニングセンターに行き、日本語の授業中にお邪魔させていただきました。2ヶ月の泊まり込みの日本語授業合宿の初日という忙しい中、27人のアチェ人の男性にアンケート調査することができました。教室に入ると軍隊のように厳しく、挨拶も軍隊みたいで、そこまでかしこまっても逆に日本人と話しづらくなると思いましたが、これも日本という国で働くための訓令と先生は厳しく指導していると言っていました。色々書きたいことがありますが、それは卒業論文の方に書きたいと思います。27人という人数だったので、アンケート用紙を配り書いてもらいました。その後は、彼らから私に対しての質問タイムがありました。片言の日本語で一生懸命聞いてくれるこや、何回も挙手をして質問をたくさんしてくれる子もいました。彼らはこれから2ヶ月ここで日本語の授業を受け、テストに受かったら次はジャカルタで行われるトレーニングに参加でき、そこでもテストを合格しVISAが取得できれば、外国人技能実習生として日本に来ることができます。今日の日本では、外国人技能実習生に対しての様々な問題、注目や有無が問われるなか、期待をし難しくても目を輝かしながら勉強をしている彼らを目の前にした私は、頑張れと応援したい気持ちと、外国人技能実習制度についてのあり方をもう一度考えさせられ、この卒論に対しての気持ちも深まりました。



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 バンダ・アチェ滞在中はアチェ州での教育活動や文化活動、東日本大震災へのボランティア活動を行っているNPO 良心、市民の会」が国際言語習得の機会を提供し、地域の子供達の教育水準UPを目指すための「晃月スクール」の日本語教室に3日間、先生としてお邪魔させてもらいました。小学生用のクラスでは、ブレーメンの音楽隊の絵本を読み聞かせをしたり、高校生・大学生向けの授業ではテキストを使ったり、ひたすら私に聞きたいことや日本について知りたいことを質問する時間もありました。教えている先生たちは大人の先生もいますが、アシスタントとして晃月スクールの卒業生の同じ歳ぐらいの子たちが教えたり、運営するのもサポートしていました。ここでは、みんなが日本について興味を持ってくれています。日本語も上手な子が多く、日本に行ったことがある子も多く、年齢も同世代だったのでとても親しみやすかったです。2015年のスタディツアーの際、バンダ・アチェは訪れたことがありました。しかし、滞在日数が少なかったので、今回はスタディツアーの際行けなかった有名な観光名所(津波ミュージアムやアチェで一番大きなイスラム寺院Mesjid Raya Baiturrahman)に晃月スクールで仲良くなった友達たちと行きました。



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 その他にも、アチェ州で1番大きく有名なUniversitas Syiah Kuala という大学では、国際センター長の方にお会いしお話しをしたり、2番目に有名な大学Universitas Islam Negeri では日本語クラブに招待してもらったので、ここでも1日だけ日本語を教えてきました。そして、日本人女性が経営するカフェに行き、久しぶりのたこ焼きとお好み焼きを食べました。大阪出身の日本人の方が経営するだけあって、本格的で美味しく感動しました。残念ながら、その日本人女性の方は日本に帰ったばかりだったのでお会いすることはできませんでした。あっという間の10日間、毎日忙しく休む日もないぐらいでかけていましたが、卒論のためだけでなく、それ以上に2015年のスタディツアーでは味わえなかった、見れなかったバンダ・アチェを勉強しながら楽しむことができ、良い出会いもたくさんありました。



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 バンダ・アチェから帰った5月27日、イスラム教ではラマダンが始まりました。ラマダンとはイスラム暦9番目の月のことで、預言者ムハンマドが神からの啓示を授かった神聖な月とされています。このラマダン月に行われるのが「断食」です。食べ物のありがたみを知る、貧しい人の境遇に思いを馳せる、忍耐強さに身をつける、信仰心を高めるなど、様々な意味が込められています。私が一番多く聞いた言葉は、「断食は健康に良い」というものでした。断食といっても、何も飲み食いしてはいけないわけではありません。日没から夜明けまでの間に食事をします。私もせっかくイスラム教の地域で留学しているのだから、無理しない程度に挑戦してみようと思い始めました。空腹を我慢することはできるのですが、暑いアチェでは飲み物を我慢するのが大変だと感じました。それと、夜明け前の食事(サフール)が私は辛く感じました。昨夜の分まだ消化しきれてないのに、寝起きでご飯を食べなければいけない、もし食べなかったら夜までなにもない!と思えば無理にでも食欲はわきました。今は寮生活でなく、大学の先生の家でお世話になっているので、サフールにフルーツだけ、せめてあっさりしたものが食べたくても、そうはいきません。最初はこんな逆に狂った食生活をしたら健康どころか体壊すと思っていましたが、一週間も経てば、朝4時に起きてご飯を食べ、また寝る、そして断食が開けるのは19時前という生活に慣れました。生理期間は断食はしてはいけないそうなので、生理期間中を取り除いて、できるところまで挑戦したいと思います。6月中は断食中なので、大学はお休みです。帰国にむけての準備や、旅行に卒論について、悔いのないよう過ごしたいと思います。

皆さんこんにちは!
学術情報センターサポーターのマロンです!

皆さんは海外に行ってボランティアをしたりして国際協力してみたいとは思ったことはありますか?
思ったことがあってもどうしたらいいか、分からない。中々勇気が出ないなどいろいろな理由で海外ボランティアに対して内向きな気持ちになってしまっているのではないでしょうか?
そんな皆さんにおすすめしたい本は【やってみよう国際協力 青年海外協力隊 ベストガイド】という本です。

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やってみよう国際協力 青年海外協力隊 ベストガイド

独立行政法人 国際協力機構(JICA)青年海外協力隊事務局 監修

社団法人 協力隊を育てる会 株式会社 ブイ・エス・オー  編集


学術情報センター4Fに本があります!



この本にはどうしたら海外でボランティアをすることができるのか、どのような選考が行われているのか、そして実際に海外ボランティアを経験した人による体験談など海外のボランティアに関することなら何でも書かれています!
さらには写真付きなのでより海外ボランティアをイメージすることができると思います!

私はボランティアではなく留学で海外に行きましたが海外には日本と違う文化、食事、そして優しい人たちがたくさんいました。
そんな海外に青年海外協力隊として行けるなんて素敵なことだと思います!
なので是非この本を読んで海外ボランティアについて学んでみてください!

この本以外にも国際協力に関する本は3F図書館や4F学術情報センターにたくさんあるので読んでみてください。

 五月初旬のお休みに友達に誘われて、日中韓で行う植林のボランティアのため二回目のモンゴルに行ってきました。もちろん砂漠に行って植林しようというものだったのですが、この前砂漠に行ってもう行きたくないと思っていたので少し迷いましたが、こういう機会はめったにないし日本人はすべて無料だったので行ってきました。


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 この前行ったときはそれなりに寒かったのですが、もうこの時期は暑く大変でした。特に砂漠だと日影が無いので直射日光で辛かったです。ずっと砂漠を歩いて場所に着いたら、穴を掘って木を植えてという作業を一日中繰り返しクタクタになりましたが、オプションとして観光があったり、モンゴルのおいしいものをたくさん食べれたりしたので、楽しかったです。また、韓国人や中国人と友達になるこおができ、良い経験にもなったし思い出も増えてよかったです。


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 五月の終わりにある四連休では、父が出張のついでに北京に来てくれたので一緒にご飯を食べました。久しぶりに会い、元気そうな姿を見ることができて良かったです。


 五月三十日には端午節があり、ちまきを食べました。日本の端午節は男の子の日ですが、中国では男女関係なく「こどもの日」という感じで、他にも別の意味があるようです。日本も中国も韓国も端午節がありますが、それぞれ祝う対象も意味もお祝いの仕方も違い、この三カ国は似ているけど違って本当に面白いなと思います。気が付けば留学も残り一か月半となりました。本当に帰りたくありません。気を引き締めて最後まで頑張ろうと改めて思いました。


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