「キリスト教」と一致するもの

ぼちぼちと。

朝晩寒くなってきましたねー。でも日中は暑いから、もうちょっと衣替えは待つか・・・やっぱりすべきか・・・とウネウネ悩んでいます。

気温の落差で風邪をひきやすいから、手洗いうがいをしっかりとしてくださいね。

 

キリスト教センター、衣替えはしませんが、冬にむけてボチボチと色々な準備が始まっています。色々が形になったらお伝えしますねー。

ひとまずアドベント(待降節、イエス・キリストの誕生を待ち望む期間)が始まる前までに、待降節の曲を猛練習しなければ・・・。キリスト教には教会暦というキリスト教独自のカレンダーがあるのですが、オルガンの曲もこの教会暦に合わせた曲があります。年中同じ曲を弾いたり、好きなときに好きな曲を弾いていられないのです。

秋を満喫しながらも、ボチボチと冬支度はじめます。

創立記念日礼拝のご案内

週明けの15日は創立記念日礼拝!!!ということで、改めてお知らせです。

kinen2012.jpg日時:10月15日(月) 12:40~ 13:10

奨励:葛井義憲 宗教部長

場所:白鳥学舎 チャペル

   瀬戸学舎 嗣業館4階会議室(TV会議システムによる)

 

1964年に開学した本学ですが、そのルーツは約125年前にまでさかのぼります。

1887年、アメリカのメソジスト・プロテスタント教会の宣教師として来日したF.C.クライン博士が開設した私立愛知英語学校がもとになっています。クライン博士が掲げた「敬神愛人」を建学の精神として、キリスト教信仰に基づく人格教育に力を注いでいます。

「敬神愛人」は聖書のみ言葉に基づいています。

『第一の掟はこれである「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。」第二の掟は、これである。「隣人を自分のように愛しなさい。」この二つにまさる掟はほかにない。』(日本聖書協会『新共同訳約聖書』 マルコによる福音12書章29~31節)

これはイエスが、「一番大切な掟はなんですか?」と問われた時に答えたことです。

 

先日のチャペルアワーで「互いに愛し合う」ことが一番大切、という話を聞きました。他にもいっぱいルールはあるけれど、突き詰めれば全部「人を愛する行為」かどうかにかかっているというメッセージでした。

日頃の自分の言動は、人を愛する、人を思いやっているものか、常に問い続けることが「敬神愛人」が示すメッセージの一つだと思いました。

 

創立記念日礼拝で、これまでのあゆみが守られたことに感謝をし、これからのあゆみに導きを祈るだけではなく、名古屋学院大学での様々な出会い、一緒に集えたことの喜びの気持ちを持って、ともにお祝いできればと願います。

 

※創立記念日礼拝にともない、10月15日(月)のオルガンアワーはお休みさせていただきます。

おすすめ本

秋学期のカレッジアワーは、学生時代に読んで人生を変えた本、最近読んだ本でぜひ推薦したい本がテーマです。

ということで、本好きにはお得なカレッジアワーとなっています。

先週のカレッジアワーで紹介された本

 

セーレン・キェルケゴール著『死に至る病』

有名な哲学書です。図書館に入ってました。しかも漫画版もあるようです。読みやすそう!

気になる本です。皆さまの感想を読んでいても、心に響いていたようすがみえました。

 

本屋や図書館で自分から決して手にとることがないジャンルの本と出会えるってなかなかないですよね。しかも、その本が、人生を変えるぐらい力のある本なら、なおさら知りたいし、読みたくなります。

食わず(読まず)嫌いをしていた系統の本、ちょっと手を出そうかな?と思えます。

 

あ、もちろんキリスト教センター1番のお勧めは聖書です。一応書いておかないとね。一日1章読むと3年間、3~4章読むとおよそ一年間で読み終われるらしいですよ。うーん、長いなぁ。

 

それはそれとして、明日10月11日(木)12:40分から名古屋キャンパスチャペルにてカレッジアワーです。ご出席、お待ちしています。

10月の最初の日曜日は・・・

突然クイズ!

チャペルアワーやカレッジアワーで歌う10月の讃美歌、どんな曲でしょう?

 

答えは561番「平和を求めて」です。

「平和を求める人を祝してください。和解の日を与えてください。」

そんな内容の平和を求める祈りの曲です。

 

プロテスタント系の教会では10月最初の日曜日を「世界聖餐(せいさん)日」と呼んで、特別な礼拝をもちます。

これは、1946年に、世界基督教連合会の呼びかけによって始められました。第二次世界大戦の深い傷跡の後、世界中の教会が聖餐をとおしてキリストにある交わりを確かめ、全教会の一致を求めて制定された日です。

考えが違う、立場が違う、価値観が違う相手と、1つの考え、1つの価値観に100%一致させようとするのではなく、違いを認めつつ、教会を超えて、教派を超えて、国を超えて、キリスト教を通じて繋がりあおう、隣人として歩んでいこう。そういう日です。

 

そうそう、聖餐(せいさん)は、キリスト教の大切な儀式です。

キリストの体に見立てたパンを食べ、キリストの血に見立てたブドウ酒を飲み、十字架にかかったイエスの苦しみと復活を記念するというものです。

これは聖書の、イエスが捕えられる直前の夕飯(晩餐)の場面に出てくる儀式なんです。そう、かの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』の基になっている聖書箇所です。

 

そんなことも頭の片隅に置きつつ、良い週末をお過ごしください。

あっ!!週明けの月曜日は名古屋キャンパスのオルガンアワーでお会いしましょう!!!

お届けものです。

名古屋学院大学から皆さまへのお届けもの。

それは、チャペルアワー、カレッジアワーでのキリスト教との触れあいの時間です。

 

アイディアを求められる、意見を求められる、判断を迫られる、そういう事が一年一年経つにつれてどんどん増えてくると思います。

アイディアや考えというのは、インプットしてある情報がなけば浮かばないことだと思います。アイディアや考えは、何にもないところに降って沸くものではなくて、学ぶこと、色々な経験によって培われる、豊かな土壌に芽生えるものだと思います。その豊かな土壌をはぐくむのが大学です。

名古屋学院大学はキリスト教精神に基づいた教育を行う大学です。

「キリスト教の教育」ではなく、「キリスト教による人間教育」です。そのための基本が、チャペルアワー、カレッジアワーです。

ぜひ足を運んでください。

 

金曜日は瀬戸キャンパスでのチャペルアワー(13:00~13:30)です。

5日の聖書箇所はルカによる福音書19章1~10節

奨励題は・・・

todokemono.jpg「届け物、受け取った?」です。

 

・・・前半との落差のある、ゆるーい奨励題イメージ画をお届けしました。

 

奨励をしてくださるのは、とってもアツイ先生です!!!お楽しみに!!!

ひゃく!!!

ななななんと、このブログ、今回で100個目の記事となりますっ!!!

 

多けりゃいいってものでもないですが、キリのいい数字って、めでたい気分になります。新しい桁に突入したところで、また新しい気持ちで更新していきたいと思います。

 

そんな100回目の更新は「祈り」について。

キリスト教では祈りの最後に「アーメン」という言葉を唱えます。ギリシャ語で「本当にその通りだと思います」という意味です。

祈りが「その通り!そうなって欲しい!」という内容だった時、アーメンと一緒に唱えることによって同意する、あなたも一緒に祈る、そういう言葉です。(教派によっては、お祈りの途中でも、合いの手を入れるかのごとく、思った瞬間にみんなが自由にアーメンを唱えることもあります。)

 

「お祈り」って決まりごとがあるの?と質問されることがあります。

お祈りに形式はありません。聖書にはこんな言葉があります。

 

『だから、あなたが祈るときは、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。また、あなたがたが祈るときは、異邦人のようにくどくどと述べてはならない。異邦人は、言葉数が多ければ、聞き入れられると思い込んでいる。彼らのまねをしてはならない。あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ。』

日本聖書協会『新共同訳約聖書』マタイによる福音書6章6節~8節

一生懸命祈ろうとした末に「祈れませんアーメン」と言った人がいる。という話を先生から聞いたことがあります。「それでも立派なお祈りです」とおっしゃっていました。

善いこと言わなきゃとか、変なこと言いたくない・・・・・・なんて他人の目を気にすることなく、素直に自分の中の祈りたいこと、祈りたい気持ちと向き合う時間だと思います。すごく善い、立派な事を言っても、上っ面だけだったら無意味だということです。本当に祈りたいことはなんだろう?と真剣に向き合った時、言葉になってもならなくても、それが祈りだと思います。

 

硬い話ばっかりもなんなので。

両親ともにクリスチャンの姪がいます。彼女は毎晩寝る前にお祈りをしています。

彼女のお祈りは

「神さま、きょうも一日ありがとうございました。きょうは、公園へいきました。アーメン」 

と、「神さま、きょうも一日ありがとうございました」までは毎回一緒で「きょうは〇〇しました」という一日の報告をするという形式です。

 

さて、我が家では1月1日、新年の朝食前に家族で一言ずつ祈る習慣がありまして・・・案の定

「神さま、きょうも一日ありがとうございました」から始まりました。

 

朝食も食べずに我が家の2012年1月1日は終わった・・・。

 

ちなみに、その後の祈りで一日の報告をしようにも、まだ何もしていないため言うことがなく困ってモジモジしていました。物凄くいいお祈りだった!!!モジモジしている時に、彼女は新年に祈りたいことに向き合えたんですから。あんまりにもモジモジしているのが可愛いかったので、大人達がしばらくモジモジしているのを見て楽しんでいたのは内緒です。

 

そんな訳で、週明け10/1(月)の名古屋キャンパスのオルガンアワーでは「祈り」をテーマにプログラムを組みます。

それでは良い週末をお過ごしください!!!

世界の最初の一週間7日目

ようやくきました!!!

聖書の天地創造物語の最終日、7日目です!!!終わりが見えてテンションが上がりました。

 

ここで1週間をふりかえってみると・・・

 

1日目:光

2日目:天(空)

3日目:海と地

4日目:太陽と月

5日目:魚と鳥

6日目:動物と人間

 

さてはて、7日目に創造されたのはいったいなんでしょう?

 

 『第七の日に、神は御自分の仕事を完成され、第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、安息なさった。この日に神はすべての創造の仕事を離れ、安息なさったので、第七の日を神は祝福し、聖別された。』

日本聖書協会『新共同訳約聖書』創世記2章2~3節

 

お馴染みイメージ画・・・・

 

 第七の日イメージ画

sozo7.jpg

 

・・・休んでいる神様の姿は皆さまのソウゾウにお任せします。

 

日曜日が安息日のような気がしますが、日曜日は主イエス・キリストの復活した日ということで、主日(しゅじつ)と呼んで礼拝をするんですねー。欧米のカレンダーが日曜で始まりで土曜日で終わっているのは、週の初めに主の復活を記念して、一週間の最後の土曜日は安息日だからという話を小耳に挟んだことがあります。

キリスト教は「安息日」に安息することはありませんが、ユダヤ教では厳格に安息しているようです。

安息日には安息しなければいけないので、一切仕事をしてはいけないということになっています。お店はもちろん休みになりますし、歩いていい歩数も制限されるんです。火を使うことも仕事になるので、ガソリンを燃やす車であったり、電化製品のスイッチを入れることも仕事になってしまうんですよ!

なので電化製品は安息日モードがあり、スイッチを操作しないでいいようにタイマー設定で自動で動くとか、エレベーターなどは各階で止まっていくなど、安息したままでも快適に過ごせるように色々と抜け道(?)が発展しているそうです。

 

宗教を知っておくということは、その宗教を信じている人たちの文化を知るっていうことでもあるんですね。

センター解説・その5

またまた久しぶりになってしまったキリスト教センター解説その5。

 

名古屋キャンパスチャペルの大まかな見取り図↓

map1.jpg

今回はホールについて~。パフパフ~。

ホールには机とラック等が置いてあります。

 

CIMG0218.jpg机とラックには、皆さまに自由に手にとっていただきたい印刷物などが置いてあります。

 

ラックには学外団体のもの

たまに映画の割引券なんかがあることも!

CIMG0216.jpg

机には学内のもの

チャペルで活動する学生サークルの出版物もあります。

CIMG0738.jpg

 

特にお勧め(?)はこちら↓

CIMG0741.jpgチャペルの案内と、キリスト教センター発行の麦粒(チャペルアワー・カレッジアワーのメッセージをピックアップしてまとめたもの)、ブックレット(宗教講演会の内容等をまとめたもの)です。

麦粒やブックレットにはたくさんの方に届けたいメッセージが詰まっています。どうぞ手にとってくださいねー!!!

 

さて、それでは、今回はここまでで。その6に続く(たぶん)

振るい起こす日

キリスト教会には9月の第一週日曜日を「振起日(しんきび)」という場合があります。
夏が終わり、秋の伝道にむけて心を新たに結束していきましょう!というアメリカの習慣からきています。

 

大学の授業期間はまだ先ですが、秋学期にむけて心を振るい起こして行きましょう!

66分の1

聖書を開けて一番はじめにあるのは「創世記(そうせいき)」という文書です。

聖書ってなんだか「難しいー」と思いがちですが、どっかで聞いたことあるような話があります。読むと「アレってここからきてたの!!?」なんてこともあるかも。

 

旧約聖書というのはキリスト教、ユダヤ教、イスラム教とほぼ共通の内容です。

日本ではあまり馴染みのない宗教ですが、世界に目を向ければ、キリスト教33.0%ユダヤ教0.2%イスラム教20.1%、合計で53.3%(ブルタニカ国際年鑑2005年版より)なんと2人に1人がこの旧約聖書に目を通していることになります!!!

特にこの創世記は有名どころがいっぱい詰まっています。

 

創世記

・天地創造:世界の始まりの話。進化論とキリスト教のつながりでよく提示される箇所。

・エデンの園:楽園、アダムとエバが罪を犯して追放される。失楽園や楽園喪失の語源?

        アダムとエバ(イブ):最初の人類。

        善悪の知識の実(蛇の誘惑):よくリンゴだと思われている。食べてはいけないと言われていたのに、蛇にそそのかされて食べてしまった。

・カインとアベル:アダムとエバの子ども。人類初の殺人の加害者と被害者。

・ノアの箱舟:神が乱れた世界をつくりなおそうとしたとき、唯一神を信じて箱舟を作り、動物たちと大洪水から生き残ったノアの話。瀬戸キャンパスのステンドグラスの基になっている話→瀬戸のチャペル3

・バベルの塔:天につくほど高い塔をたようとした人間に対して、神が言葉を混乱させた話(多言語の発生)

・アブラハム:信仰の父と呼ばれる。ユダヤ人の祖(イスラム教ではアラブ人の祖でもある)アメリカのエイブラハム・リンカーン大統領の「エイブラハム」はアブラハムからつけられている。

・ソドムとゴモラ:堕落した生活を続け、神によって滅ぼされた町。

・イサクの物語:アブラハムの息子でヤコブの父。

・ヤコブの物語:イサクの息子。自分の子孫が偉大な民族になるという神の約束をうけた。雲の隙間から差し込む日差しを天国に上る階段としてヤコブの梯子というようになったのもここの話から。

・ヨセフの物語:ヤコブの息子。天動説を主張するひとつの基になっていたエピソードが入っている。

 

ざっと非常に大雑把に創世記の内容をご紹介しましたが、もっとギッシリ詰まっています。みなさまがご存知の 文学、絵画、彫刻、映画、音楽、漫画やアニメなどに題材として使われているものはありましたか~?

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