「イベント」と一致するもの

新「業界研究サークル発足」!!

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こんにちは。


新「業界研究サークル」が本日発足しました!


毎年3年生の秋に立ち上がり、キャリアセンターがサポートをしていく

就職活動のためのサークルで今年で7期目?に入ります。


9月中旬からインターンシップ事後学習や就職ガイダンス、CCS掲示板、窓口で募集告知を行い、

先週末には募集を締め切るほどのメンバーが集まりました。(汗)


これは3年生の危機感の高さからくるものなのか、先輩たちからの勧誘によるものかは

わかりませんが、たくさんのメンバーが集まり、良いスタートを切ることが出来ました!!


今後の活動内容は4年生メンバーからの就職活動報告やサークル活動の振り返りを

行ってもらうほか、各種イベントやグループワークなども企画していくことになります。


基本的にはサークル活動ですので、学生さんが主体的に進めていくものですが、キャリアセンターでも

その活動を最大限バックアップしていきます。


また、その活動の中で取り上げ、ご紹介したいTOPICは随時このブログでも配信していきます。

楽しみにお待ち下さい♪


CIMG1191s-.jpgグッド★ウィング。





9月9日(金)雨
<再び韓教授>
今日は朝から雨が降っている。韓国を訪問して以来,4日間は日本よりも少し涼しくて,快適な日々であったが,帰国日は本格的な雨模様となった。今日の移動行程は,車で江陵からソウルに戻り,ソウル仁川空港からKE751で中部国際空港に飛ぶ。

朝8時,昨日と同じ時刻に朝食のために階下のレストランに向かう。そこで見た光景は,デジャブではないのかと我が目を疑う。
昨日と同じテーブルの同じ席に,伊藤理事長と姜先生が席をとり,その向かいには,昨日と同じように韓教授が椅子にかけている。近づいて席に着くと,昨日と同じようなバスケットの話が続いていた。
江陵に到着して以来,我々は5回の食事の機会を得たが,韓教授はその全てに同席している。初日の夕飯,2日目の朝・昼・夕,そして今日の朝だ。これほどの密着接遇は,日本では考えられない。
そして,話題は終始バスケットである。最近のバスケット理論,練習の方法,コーチ理論など。韓教授は,韓国のスポーツ番組でバスケットの解説者をしているそうだが,朝から晩まで只管バスケットの話ができることに脱帽である。

<Thank you for your hospitality.>
出発予定時間の8時半にホテルのロビーに降りていくと,そこには吉 センター長をはじめ江陵大学のスタッフ6人が待っていた。見送りに来ていたのだ。「えぇっ,こんなにも沢山の人が・・・」と驚く。
しかも,そのタイミングを見計らったように,昨日の午後からソウルに出かけていた朴総長から職員の携帯電話に着信がある。職員は,「朴総長からです」と告げながら,携帯電話をボクに預けた。電話を介して,朴総長と挨拶を交わしお礼を述べる。1~2分後に,伊藤理事長もロビーに姿を見せたから,その電話を理事長に預けた。理事長も恐縮したように何度もお礼を述べていた。
韓国流の徹底した接待には,心底,驚嘆させられる。文字通り,Thank you for your hospitality. である。

<2016年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック>
ホテルからソウル仁川国際空港までは,国際関係教育センターの鄭さんが運転する車で送って貰う。道中には,幾つかの観光スポットに立ち寄ったが,なかでも2016年に冬季五輪の開催地となる平昌(ピョンチャン)オリンピック会場が印象的であった。
平昌(ピョンチャン)スキー場では,開会式,アルペン,クロスカントリー,ジャンプ競技などが行われる予定だ。コンベンションセンターやコンサートホール,ホテル群の大半は,既に出来上がっている。選手村や周辺地域の再開発がこれからの予定だ。
開会式が行われるジャンプ台会場では,90Mと120Mのジャンプ台がそびえ立ち,4人のナショナルチームの選手たちが練習していた。彼らは,我々の目の前で何本も大ジャンプを披露し,ついでに記念撮影にも応じてくれた。
2016年の冬季五輪の開催に合わせて,KTX(韓国新幹線)がソウル―江陵間にも敷設される予定である。両都市を移動するのに要する時間は,高速道路では3時間半だが,KTXが利用できれば1時間半程度に短縮される(江稜は,アイスホッケーとスピードスケートの競技会場になる)。また,KTXは,五輪の大会本部が置かれる平昌にも支線でつながることから,ソウルからのアクセスは格段に改善される。

江稜も平昌も,2016年の冬季五輪開催への期待は大きい。万博もそうだが,大規模イベントが持つ経済効果は,イベントが開催されている期間よりも,イベント開催に合わせて事前に行われる周辺地域の再開発やインフラ整備に拠るものが大きい。これは,万国共通のようである。

夕方5時,ソウル仁川国際空港に到着。運転手をしていただいた鄭さんとも,ここでお別れだ。実家がソウルにある彼は,週末を実家で過ごすという。
KE751便は,ほぼ予定の時刻通り19:00にターミナルを離れ,20:50に中部国際空港に着陸した。名古屋の気温は,ソウルに比べて数度高いのだろう。汗が滲んでくる。預け入れた荷物の回収場所(Baggage Claim)で,3人の韓国訪問団は「解散」となった。
 これで,韓国協定大学訪問記を終わります。

ステキな神戸の大学

去る9月15日(木)、神戸にある甲南大学さんにおじゃましてきました。

「私立大学図書館協会2011年度西地区部会研究会」が開催されたのです!

 

阪急神戸線の岡本駅から閑静な住宅地をてくてく歩いてゆくと、

こんなきれいな青空の下、甲南大学 岡本キャンパスは広がっていました。

 

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そしてこれが図書館正面。

 

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緑に囲まれた、とても落ち着いた雰囲気の図書館でした。

2階の閲覧席からはまぶしいくらいに鮮やかな緑が目前まで迫り、

読書や勉学に疲れた目を癒してくれる空間となっていました。

そして、とくに素敵だったのがCosmos Room!!

洋書がたくさん集められている重厚なお部屋は、

なんだか誰かの書斎に迷い込んでしまったかのよう。

入口ではテディベアがお出迎えしてくれました。

 

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こんなステキな部屋なら読書も進みますよね。

 

また、甲南大学さんには図書館以外にサイバーライブラリという施設があります。

広々とした空間に、ゆったりと書架やPC、閲覧席が用意されており、

自分のペースで読書や勉強に励める、そんな場所となっていました。

また、このサイバーライブラリにはゼミ室やグループ学習室、資格試験学習室なども

併設されており、多目的な利用が可能となっていました。

 

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そして今回の目的だった研究会ですが、僭越ながら研究発表の場で

本学 学術情報センターの取組みを紹介する機会を与えていただきました。

「読書ブログ『栞輪』でつながる学びの空間」と題し、

栞輪、学生による企画展示、イベントや体験教室、学生サポーターのみんなのこと・・・

こうした様々な楽しい取組みについて話させていただきました。

短い時間の発表で、なかなか全ての取組みを詳しく紹介することはできませんでしたが、

みんなで一緒に図書館を創り上げていっている、

そしてそれを楽しんで取り組んでいることが伝えられたのではと思います。

これからもみんなと一緒にすてきな図書館を創ってゆきたいと、改めて心に思う栞でした。

 

(栞)

大掃除 三日目

2011/9/7~9/9の学情の大掃除

学生さんたちの大活躍によって無事に終了しました

TAさん メンターさん ありがとうございました

 

9/8は3階の図書館の掃除

机拭き、本棚拭き 本の整頓 などなど

*本が重くてなかなか作業が進みません

 

9/9 三日目は

午前中は昨日の続きで3階の掃除

午後は4階の特別教室406 407 408

パソコンや机の拭き掃除が中心です

が~~~~

ここでもやはり「ガムが~~~~~~~~」

406 407 408は食べ物は全面禁止!!!

飲み物も全面禁止!!!!

 

そのあと学情4階の備品の掃除や製作に入りました

DVD1枚1枚を丁寧に拭いていきます

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特集コーナーなどの本の手書きPOP作成

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イベントで配る予定の記念品作成(家内製手工業です)

何を作っているかは秘密♪ 楽しみにしていてください

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もうすぐ8月も終わりですね。

こんにちは。

 

夏季休暇開始から早いもので2週間が経過しました。

今年も猛暑な上に、頻繁にゲリラ豪雨があったりと

少しおかしな天候が続きますね。

そんな中、4年生のみなさんはどうお過ごしでしょうか?

 

少し疲れて休憩をしている学生さん、汗をかきながら各地を飛び回っている学生さん、

これからがんばろうかなと思っている学生さん・・・などなど。

それぞれの夏休みを過ごしていることと思います。

 

就活生のみなさん!夏休み中の就職活動で大学の近くまで来た際はぜひ

キャリアセンターに寄って下さいね☆

クールダウンしに来るだけでもぜんぜんOKです!!

近況をお聞かせ下さい。

 

また9月9日(金)11:00~17:00@ウインクあいち7階では

愛知県主催の会社合同説明会「ヤング・ジョブ・フェア2011」が開催されます。

参加企業は愛知県内の企業100社で、就職相談や適性検査、履歴書用写真撮影などの

イベントも同時開催されます。

時間に都合がつく学生さんはぜひ参加してきてください。.

http://www.aichi-koyou.or.jp/wakamono/youngjob/23/kaisai.html

 

グッド★ウィング。

7/27 サポーター会議レポート

7月27日(水)12:40~ LSCサポーター会議が行われました!

 

今回も、参加した学生さんにレポートしてもらいます!

 

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こんにちは。

サポーターのウォーリーです。

本日は、ウォーリーがサポーター会議のレポートをしたいと思います。

 

【会議のテーマ】

 

①秋学期のサポーター会議の日程

 

②役割決め:「本」と「ポスター」

 

 

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     について、

いつもどおりみんなでワイワイ、次回の日程について考えました。

秋学期の日程は、授業の予定が未確定のため、ひとまず第1回サポーター会議を9月21日(水)12:40 に実施することになりました。

 

 

 

なので!!

 

新規サポーターになりたいという方!

 

チャンスです。

 

見学からでも大丈夫。

 

是非、秋学期第1回のサポーター会議に参加してみよう!

 

 

 

 

     について、

役割決めとは何かというと、サポーターの主な仕事を役割分担しようというものです。

 

「本の紹介」担当

秋学期からやろうと考えている企画です。

学部の教員にアポを取り、インタビューを行って、おススメの書籍を紹介してもらって1冊の冊子を作る役割です。

 

「ポスター」担当

学生ランチタイム企画「Learnch」など、サポーター発信のイベントや告知をしたいときに、ポスターを作製する役割です。

 

以上、サポーター会議レポートでした。

ウォーリー

 

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ウォーリーさんの言うように、是非あなたも、サポーター会議を見に来てくださいね!

 

 

【次回サポーター会議】

 

9月21日(水)12:40~ 教育学習センターにて

 

チョッパー子

Learnch「読書」報告

 7月19日(火)12:40~13:10に、第13回Learnchが行われました!

 

今回のテーマは「読書」

夏休み前にぴったりの内容でした!

イベント内容を少しのぞいて見ましょう・・・・・・。

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みなさんは、普段どのように読書をしていますか?

 

本を読むことのメリットには、主に、

 

 自分の世界が広がる。

 

 ②知的好奇心を満たしてくれる。

 

などが挙げられます。

 

しかし、読書が苦手だと、「本を読む」ことはただの「作業」になってしまいます。

では、読書を作業にしないためには、どうしらたよいのでしょうか。

 

 

 

ここでは、本を読むコツとして、下記に2つの方法をご提示します。

 

 ①     チャンク式・・・・文章を、文節でのまとまりで読む。

 

 ②     なんとなく読み・・・文脈・文章の流れだけを読みとり、イメージで読む。

 

上記の方法であれば、本の大枠を、短い時間に把握することができます。

一文字一文字読み進め、熟読することだけが、読書の方法ではないのですね。

 

 

 

さて、ここまでくると、実際に本を読んでみたくなりますよね?

でも、良い本って、どうやって見つけたらよいのでしょう。

ここでは、本探しのコツ3点挙げます。

 

     著者買い

   文章には、一人一人特徴があるので、自分にとって「良い」と思える文章に出会ったら、その著者の別の本も読んでみる。

 

     即効性のあるものを避ける

   最近はタイトルが魅力的な本が多く、それに惹かれて買うと失敗するので、要注意!

 

    キーワード・カテゴリで買う

   Amazonなど、インターネットで本を買えるサイトを見てみると、キーワードやカテゴリ別に本を検索できる。検索する際に、売れている順で見てみて、上位に入っているものはまず外れが無い。

 

 

早速、あなたも探してみてくださいね。

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イベントでは、おススメ本も紹介されていました。

気になる人は、教育学習支援センターに来て、直接聞いて見ましょう★

 

それでは、イベント参加者の感想です↓↓

 

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今日のLearnchは、本を読むことのメリットを考えたほか、速く読む方法、おススメ本の紹介など、

興味深いものでした。

 

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自分の考えを述べると同時に、他者の考えを聞くことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。

           

                  T.Y.

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春学期のLearnchは、これにて終了となります。

みなさんも、この夏休み中に、いい本をたくさん読んでくださいね。

 

チョッパー子

名古屋駅から徒歩5分,「ウィンク愛知」から1分の辺りに「こいこい」という居酒屋があります。

 7月23日(金),本学職員の懇親会がこの居酒屋で催され,私も参加しました。大学の立地場所からすれば,懇親会の場所はやはり金山駅周辺だろう,どうして今回は名古屋駅なのだろうか,などと其処に行くまでは思っていました。

 しかし,その店に到着しオーナーを紹介されて,合点がいきました。この店のオーナーの飯田貴文氏は,本学外国語学部の卒業生(03F)なのです。しかも彼は,在学当時から,学内はもとより世間にもちょっと知られた有名人。

 何故,有名人であったか?彼は,「金魚すくい名人」であったからです。テレビ東京系列(愛知県ではテレビ愛知)で放送されていた「テレビ・チャンピオン」では,「金魚すくい王選手権」で,日本一を三連覇。「金魚すくい名人」の技は,様々なメディアで取り上げられ,あちこちの自治体主催の夏祭りイベントにも招待され,一躍時の人でした。

 飯田さんは,その一芸を評価されて(?),卒業と同時に大手企業に就職。そこを2年で退職し,株式会社KINGYOを立ち上げます。飲食業を主体とするこの会社は,既に名古屋市内6か所で店舗を展開し,年商ウン十億円の企業に成長しているそうです。

 飯田さんの活躍を見ると,「芸は身を助く」という諺が想起されます。しかし,この諺のオリジナルな意味からすれば,これは正しい用法ではないようです。それは,一芸に秀でていれば,それが生計の助けとなる,というのがこの諺の本来の意味(広辞苑)だからです。同氏の場合は,「金魚すくい」の芸そのものが,彼の生計を救ったというのではなく,「金魚すくい」で日本一になるほどの集中力や忍耐力といった資質が,同氏のビジネス展開に活かされたということでしょう。「金魚すくい名人」は,今やKINGYOにすくわれているのです。

 中世のレオナルド・ダビンチを牽くまでも無く,ある分野で一流の人物が,全く違う分野でも素晴らしい才能を発揮する例は珍しくありません。日本でも思想家として高名な寺田寅彦や岡潔は,傑出した物理学者や数学者でした。

 大学の一芸入試や,高校の成績評価に依存しないAO入試は,この側面の可能性に期待を込めた選抜方式と言えましょう。ただし,飯田さんの本学への入学許可は,「金魚すくい」の一芸に拠るものではありません。

 かつての(現在もか?)「金魚すくい名人」は,今や大規模に飲食ビジネスを展開する会社社長です。今日も元気に「金魚」ではなく「金(かね)」をすくうビジネスを展開しています。時間とお金のある在学生は,是非とも名古屋駅周辺まで足を伸ばして,先輩の活躍する姿をご確認ください。大いに刺激を受けること,間違いありません。

 今年もオープンキャンパスの季節がやってきました。

 本学の最初のそれは,7月23日(土)に名古屋キャンパスで行われました。当日1日の来場者数は1,004人で,前年のオープンキャンパス初日のそれに比べれば,6割強の増加です。ただし,前年は2日間連続で行ったのに対して,今年は1日だけでしたので,単純な比較はできません。

 当日は,いずれのブースも大盛況。熱心に担当者の説明を聞く高校生の姿で溢れていました。来場者を受け入れる大学側の教職員・TA学生は,NGUマーク入りの赤いポロシャツに身を包み,活気あふれる統一感を醸し出していました。事前準備に忙殺された入学センターの皆さん,当日に模擬講義を担当していただいた先生方,相談窓口で対応された教職員の方々,そして,様々な部署で支えてくれた学生諸君,どうも御苦労さまでした。そして,ありがとうございました。

 数年前に比べて,今年の来場者は,落ち着きのある小ざっぱりとした感じの高校生が多かったように思います。世の中の景気や流行(ファッション)とも関係しているのかもしれませんが,既に「敬神愛人」の精神を身につけているのかもしれません(そんなこたぁ~,ないか)。

 ところで,リクルート社の調査によると,現在の大学1年生のうち,高校3年間の内に1度でも大学のオープンキャンパスに参加したことがある学生の割合は,94.0%だそうです(出所,リクルート進学総研:http://souken.shingakunet.com/research/2011sennsasu2.pdf,以下同じ)。要するに大学進学者の9割は,事前に大学見学をしているということです。学年別でみた参加率は,3年生の時が81.1%で最も高く(と~ぜん,ですよね),2年生で66.9%,1年生でも38.1%。

 これらの値は,2009年の前回調査のそれに比べて,いずれの学年でも高まっています。とりわけ,高校1年生の参加率は13.4ポイント上昇していて,早い段階から進学先への関心が高まっている傾向が伺えます。また,男女別でみると,参加率は,全ての学年で女子は男子よりも10ポイント以上高く,一人当たり平均参加校数は,男子の3.5校に対し,女子は4.8校。女子のほうが男子よりも,しっかりと大学を値踏みしているということでしょう。

 確かに,本学のオープンキャンパスでも女子高校生の姿は増え,高校1年生や2年生の顔も多くなりました。しかし,本学経済学部の女子比率は,未だ1割です。女子生徒がちゃんと大学を値踏みしてくれているのであれば,本学経済学部にはもっとたくさんの女子学生が集まってもいい筈なのになぁ~,と思うのは私だけでしょうか?

 エレベーターホールで4人組の男子高校生と立ち話をしました。高校2年生の彼らは,担任の先生に,オープンキャンパスに足を運んで,自分の目でしっかり大学を見てくるようにと指導されたそうです。オープンキャンパス参加は,既に高校の生徒指導の一環です。このイベントが始まったのはわずか10年前ですが,今や大学の年中行事の一つに定着し,高校側もそれを所与として対応する時代です。

 そうだとすれば,これをさらに大学広報の絶好のチャンスとして活用することが求められるように思います。そこで提案。オープンキャンパスが実際の大学紹介の機会であるのだとすれば,入試・教務・就職・奨学金・留学といった学校側の説明だけでなく,学生たちの活動(クラブやサークル,イベント,ボランティア等)も紹介メニューに加えたらどうでしょうか。豊かな学生生活の実像に触れて貰うのです。

 数年前,ある会合で一緒になった早稲田大学の先生に,早稲田のオープンキャンパスでは5万人強が来場するということを伺いました。これはほぼ,同大学の在校生の数です。現在はもっと多くの高校生が集まっているのかもしれません。本学のオープンキャンパスも,集客力として在校生の数並み(5,300人)を期待したいところです。来年には,そうなるかなぁ~。楽しみです。

 今週末の7月30日(土),31日(日)は,瀬戸キャンパスでオープンキャンパスが行われ,8月27日(土)には,再度,名古屋キャンパスでそれが催されます。関係者の皆様のご協力をお願いすると同時に,興味関心のある高校生とご父母の皆様の多数のご来場をお待ちしています。

S-Plats(学生支援推進センター)サポーター学生が主催する七夕祭が7月7日に,翼館1Fのロビーで行われました。参加団体は,昼コンプロジェクトクラブのほか,カフェマイルポスト,アクションサークル,お笑い研究サークル,アカペラサークル,S-プラッツサポーター学生などで,参観者は教職員も含め100名近くを数えました。雨天にも拘わらず,会場は熱気でムンムン(会場内が暑かったのは,節電のためにエアコンの効きを抑えていたのでしょうか?)。

 私自身は,当日午後に三重県の某高校で出前授業を行い,それから大学に戻ったので,この「七夕祭り」イベントを参観できたのは,後半からです。アクションサークルの演技とアカペラのコーラスを堪能できました。

 このイベントを企画運営するために,S-Platsのサポーター学生諸君は,何日もかけて事前準備を行ってきたのでしょう。司会進行班・写真撮影班・大道具小道具班・軽食準備班など(実際の班の呼称名は知らないので,ここでは便宜的に私がそう呼んでいるだけです),それぞれが自身の役回りを見事にこなしていました。ピンク色のTシャツがS-PlatsをサポートするSA学生のユニフォームであることは,一目で解りました。御苦労さまでした。

 今回イベントの出し物は,一部の文化サークルによるパフォーマンスでしたが,彼ら・彼女らの普段の練習成果を発表する場は,もっと沢山あって良いと思います。望むらくは,こうしたイベントを学生自治会や文化サークルの学生諸君によって,日常的に開催して貰いたい。今日は,某所で演芸イベント,明日はクラインホールで教養セミナー,といったように。また,文化サークルの発表の場は,学内に留まらず,学外の他流試合にも求めて欲しいと思います。井の中の蛙になることなく,外部団体が主催する○○コンテストのような場所にも積極的に出て行き,己のレベルを全国大で相対化し,さらに高みを目指して欲しいと思います。

 とは言いながら,このイベントで私はとても感動を覚えました。それは,一生懸命,真面目に取り組む学生諸君の姿を確認できたからです。一生懸命は,美しい。

 例えば「アクションサークル」です。彼ら・彼女らが舞台で演じたことは,悪者に奪われたお姫様を正義の味方が奪還するという単純なストーリーに,殴る蹴るの派手な立ち回り(アクション)を演じるパフォーマンスです。想像してみましょう。彼ら・彼女らが,舞台での発表の前に,人知れず,飛んだり跳ねたり,アクロバティックな格闘シーンを一生懸命に練習している姿を。一歩距離を置いて,シラケた目で,その練習風景を見たら,「なんでそんなことしているの?」「それが将来何かの役に立つの?」などと思ってしまうことでしょう。

 しかし,彼ら・彼女らは,マジなのです。ストーリーを考え,効果音やBGMそしてセリフを選び,それらを録音し,音やセリフに合わせて出来るだけ派手な立ち回りに見えるようにパフォーマンスを構成する。それを繰り返し練習してきたのです。おそらく,その過程では,どんな音が最も効果的か,その音源をどこに求めるのか,BGMはどんなものがフィットして,どのタイミングでセリフを入れるのか,など協議と工夫を重ね,何度となく改良を行ってきたことでしょう。その工夫・アイデア出し,そして改良の過程が重要なのです。

 自ら考え,それを行動に移していくという態度と改良を重ねるプロセスが,多くの学びと成果を獲得する道なのです。その経験は,今回のアクションものに限らず,人生の他の場面でも必ず活かされるに違いありません。

 だから,美しい。だから,その真摯なパフォーマンスに対して「おおっ」,「へぇ~」という感嘆の声が会場からもあがります。

 学生諸君の可能性は無限大です。アクションスターに限らず,大いに好きなことを一生懸命にやってください。一生懸命は,格好良い。マジになること,大事です。

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