『LEARNCH IN THE World』...やっています!
①
料理
韓国の辛い漬け物といえば、「キムチ(김치)」ですよね。
② お金
中国の通貨って、何だと思いますか?
もちろん「元」ですよね。
しかし、中国には「元」という通貨はありません。
これはどういうことでしょうか?
中国には、日本の中央銀行である日本銀行に当たる、
「中国人民銀行」があり、通貨を発行しています。
中国人民銀行が発行した紙幣は、「人民幣」と呼ばれ、
人民幣には「元」と言う文字が記されていません。
そうです、中国には、「元」と言う通貨は存在せず、
「人民幣」が正式な通貨なのです。
よく、上海や香港などにある証券取引所や、国内外のニュースでは、
中国の通貨を「RMB」と表記してありますが、このアルファベットは、
漢語読みの、「Rén Mín Bì=人民幣」を略したものです。
では、「元」とは一体何なのでしょうか?
「人民幣」には、「圓」と言う単位が記されています。
「圓」は、画数が多く、非常に書きづらいです。
そこで、「圓」と同じ漢語読みの発音をする「元」が広く用いられ、
今日の日本では、「元」自体が中国の通貨として、認識されています。
③
治安(公安・軍事)
朝鮮半島には、2つの国と地域があります。
この2つの国と地域は、「休戦状態」ではあるものの、1953年以降、
現在に至るまで「戦争状態」にあります。
そのため、この2つの国と地域では、有事に備えて、
軍事レベルのみならず、市民生活のレベルにおいても、
さまざまな「準備」が為されています。
例えば、地下鉄(지하철)。
地下鉄は、日本の地下鉄とは比べものにならないほど、
深いところに設けられています。
これは、有事の際、空爆や空襲が発生した場合に、多くの市民が
逃げ込むことができるようにするためです。
また、全ての地下鉄駅構内には、何百人分の「ガスマスク」が赤いケース
に備蓄され、消火栓の如く、発見し易い場所に設置されています。
これも、有事の際に、毒ガスや有害物質などから身を護るために
設けられています。
地下鉄以外にも、ソウル特別市(서울특별시)や非武装地帯(DMZ)
付近の高速道路や一般道の両脇には、ダイナマイトが仕掛けられた
大きなコンクリートが設置され、有事の際には、仕掛けられた
ダイナマイトを爆破させて道を封鎖し、少しでも敵の侵攻を遅らせる
ための対策が講じられています。
ちなみに、朴正熙政権から盧泰愚政権にかけての「軍政時代」には、
大小問わず全ての橋にもダイナマイトが仕掛けられていました。
こういったものは、旅行で訪れた私たち「外国人」が地下鉄やバスなど
に乗っても、至る所で目にすることができます。
一見、平和そうにみえても、これらを目の当たりにすることで
「戦争中なんだ。」と、肌で感じ、そこで生活する方ような感覚で、
現地の事情を理解しながら「大人の旅行」を楽しむことができます!
いかがでしたか、みなさん?
少しでも、関心を持っていただけたでしょうか?
『LEARNCH IN THE World』は、7月21日までの毎週木曜日、
ランチタイムに、希館2階・ステューデントルーム1で開催しています。
みなさんのお越しを、こころよりお待ちしています! 来てね!
それでは、안녕히 계세요. 또 만나요!
(=さようなら。また、会おうね!)