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2017年10月 6日
中期留学報告(天津外国語大学 喜多 真凜)
たった一人で留学に行った私の物語
私の2/24~7/9までの中期中国留学について話したいと思います。私は元々、中国に留学に行くつもりは、全くありませんでした。ただ、第二言語として中国語を選択しているだけだった私に、留学をするきっかけになる出来事がありました。それは、同じ中国語のクラスだった友達3人が、中国に留学に行ったことです。その3人のうちの1人がSNSに投稿をしているのを見た時、私も中国に行ってみたいと思うようになりました。ですが、私は3人とは違い私費留学だったので、名古屋学院大学の授業料と天津外国語大学への留学で使うお金という、とても高額な金額が必要であり、それを出してくれた母に感謝しています。そしていざ一人で行くとなると、とても心細いし不安だらけでした。飛行機にて3時間で天津に着き、そして空港からタクシーで天津外国語大学まで向かいました。大学に着き受付を済ませようと思ったら、本当に何も聞き取れず困ってしまいましたが、ルームメイトが助けてくれました。なので、今のルームメイトには感謝してもしきれません。そのルームメイトと出会えてなかったら、どうなっていたのだろうと思います。
天津外国語大学には、日本人がとてもたくさんいます。日本人会というものがありましたが、私たち2人以外みんな日本人会に参加していました。そして日本人のほとんどが、関西外国語大学の人たちで、私たち2人はどちらかというと浮いていました。名古屋からは、私の他に愛知淑徳大学から3人と、名古屋外国語大学から1人来ていましたが、彼女たちは半年から一年留学する子たちだったので、挨拶は交わしますがあまり深い関係にまではなりませんでした。
天津に来てから3日後に、授業前テストがあります。これは、所謂実力テストです。日本人であれば、意味は分からずとも解ける問題ばかりでした。その後、答案用紙を持ち、自分に合うだろうクラスの部屋へ行き、軽い面接をして、その後に学生証用の写真撮影をして、その日は終わりです。私のクラスのほとんどが日本人と韓国人で、その他にタイ、スペイン、ムスリム系から2人の、合計27人のクラスでした。クラスメイトはみんな良い子ばかりで、授業終わりによくご飯に行ったこともあります。
授業に関しては、スピーキング、リスニング、リーディングが2つの、合計4教科のみで、HSKでいうと4級レベルだったので、そこまで難しくはなかったかなと思いました。先生も面白い方が多かったので、授業中もすごく楽しかったのを覚えています。
天津の気候としては、日本より気温も高く、そして太陽も近いので、とても暑く日焼け止めを塗ってもすぐ焼けますが、日本に比べ湿気は少ないです。私は、2月後半から中国にいましたが、その時期の中国は寒いと聞いていたので、日本から冬服を結構持っていきました。しかし、思っていたより寒くなかったので、中国でたくさん服を買いました。
そして私は、留学期間中に友達と一緒に、上海と北京に行きました。上海では、上海ディズニーなどいろんなところに行きました。友達の先輩が上海に留学していることもあり、その先輩が上海の有名スポットを案内してくれましたので、とても楽しい上海旅行でした。北京では、天安門に行って写真を撮りました。北京へは、私が帰国ギリギリになって、北京に行ったことがないと言うと、なら今から行くかとなり、その場で行こうと決め、日帰りで行ってきました。そこで私は、やっぱり都会って楽しいなと思いました。でも、留学するなら、都会で留学するより、田舎で留学する方が良いと思います。なぜなら、田舎の方が都会に比べ、人の優しさや温かさに、たくさん触れられる気がします。それに、都会だと遊ぶところがとても多いので、絶対いろんなところで遊んでしまうので、それだと留学しているなら何だかもったいないなと思います。だから私は、留学するなら田舎に行くべきかなと思います。都会に行くなら旅行で行きたいと私は思います。
一枚目の写真は、友達と上海ディズニーランドに行った時のものです。ディズニーランドは、とても楽しかったです。でも、私的には東京のほうが断然楽しいと思います。上海ディズニーは、東京ディズニーシーのように広さ的にはあまり広くなかったです。プーさん、シンデレラ、ベイマックスなどと可愛らしいキャラクターにも会うことができました。でも私たちは、乗り物に乗ったのは5つくらいで、あとは友達が一眼レフを持っていたので、写真をたくさん撮るなど、まったりディズニーを満喫していました。ディズニーの他に、友達の先輩が上海に留学していたため、豫園、田子坊、外滩など有名処を案内してもらいました。上海は、天津にはないアクセサリーが一つ300円ほどでとても安く、しかもデザインもとても可愛くて私も一つ即買いしました。夜景もとてもきれいで感動したので、また行きたいと思っています。
二枚目の写真は、私が帰国するギリギリに友達と北京に日帰り旅行に行った時の写真です。有名な天安門広場前で写真を撮ることができました。夜ご飯を食べていたら、隣の中国人の男の人から、「これ余ったからあげるよ。」と言われ、豆腐とトッポキをもらいました。こんなこともあるのだなと思いました。その他にも、たくさんのお土産ショップがある通りを見て周って、買ったりしました。みんなに渡す中国のお土産があまりにも難しく、私は北京でアルバムや磁石、ポーチなどを買っておき、天津でスーパーなどに売っている中国のお菓子を買って日本に帰ってきました。
三枚目の写真は、クラス写真です。クラス全員とても仲が良く、クラスメイトはとてもいい子達ばかりでした。私はいつも韓国人のお姉さま方といて、すごく可愛がられていました。韓国人のお姉さま方と話す言語は、日本語、韓国語、英語、中国語のフル言語を使って話をしていました。お姉さまの一人の韓国人が独学で日本語を勉強していることもあり、その子経由で分からないところをいろいろ教えてもらうこともありました。
私は、今回このような留学をすることができて、良かったなと思います。初めてで、しかも独りぼっちで中国に行って、不安だらけで約半年間やっていけるかなと思っていましたが、友達がたくさんできたので、笑顔の絶えない楽しい留学生活を送ることができました。私は、この中国留学で学んだ様々なことを、たくさんの人に教えてあげられたらいいなと思います。
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