部署改編にともなうブログの更新終了について

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NGU生の皆さん、こんにちは!


このたび、教育学習センターと学生支援センターは、新たに「学生サポートセンター(新設)」と「教務課」に部署改編されることとなりました。

35日(火)をもって、教育学習センターと学生支援センターは閉室いたします。

 

これにともない、今回を以て、ブログの更新を終了させていただきます。

 

とはいえ、永の別れというわけではありません。

4月からは、形を変え、NGU生のみなさんをサポートいたします。

また、別の形でお会いしましょう。

 

長らくのご愛読をありがとうございました。

 


チョッパー子

【主体的な学び月間】対象行事のお知らせ

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NGU生のみなさん

名古屋学院大学では、卒業研究発表会など学習の成果を発表する機会の多くなる11月12日(月)から12月15日(土)の期間を「主体的な学び月間」として設定し、学生のみなさんがが自主的に参加し学びを広げられる催しの広報を強化してまいります。


学生のみなさんは、この機会を活用し、本学での学びの幅を広げて下さい。


<各日催し>======================================
 


11/12(月)【経済学部】2018年度卒業研究発表会 学内審査会1日目 曙201教室 4限(15:05~16:35)


11/13(火)【経済学部】2018年度卒業研究発表会 学内審査会2日目 曙201教室 4限(15:05~16:35)


11/14(水)【外国語学部】2018年度外国語学部ビジネス研修 フジトランスコーポレーション 13:00~17:45
      【i-Lounge】日本語スピーチコンテスト コミュ二ティ・リンク 15:15~


11/15(木)【経済学部】2018年度卒業研究発表会 学内審査会3日目 曙201,202教室 4限(15:05~16:35)
           【国際文化学部】留学生別科科目"Japanese Religion"にて黒柳ゼミ生が日本の文化(慣習・宗教等)を英語で教える(飛び入り参加可) AL3a教室 16:45-18:15 
      【キリスト教センター】チャペルアワー ボランティア活動報告会(ボラセンクラブあすなろ)12:40-13:10 名古屋チャペル


11/16(金)【経済学部】2018年度卒業研究発表会 学内審査会4日目 曙301, 302教室 4限(15:05~16:35)

11/21(水)【法学部】2018年度秋学期翼法律研究会特別セミナー(学生報告)翼304教室 5限 16:45~18:15
           【i-Lounge】英語スピーチコンテスト コミュ二ティ・リンク 15:00~
      【図書館】本屋さんツアー① 丸善名古屋本店 14:00~16:30

11/22、23 【経済学部】コア6コンペ
 

11/24(土)【商学部】日経ビジネス杯<中間報告会>詳細未定
      【図書館】本屋さんツアー② 丸善名古屋本店 14:00~16:30


11/25(日) 【リハビリテーション学部】2018年度リハビリテーション学部卒業研究発表会 クラインホール 9:30~18:00


11/28(水) 【i-Lounge】中国語スピーチコンテスト コミュ二ティ・リンク 15:00~

      【国際文化学部】「台湾スタディツアー報告会」たいほうメアリーホール 2限(10:55~12:25)

11/29(木)  【商学部】地域イノベーション学会にて杉浦ゼミ生が発表 メアリーホール 18:15~20:30
 

12/ 5(水)【経済学部】2018年度卒業研究発表会 公開審査会 クラインホール 14:30~17:00
     
           【法学部】2018年度法学部ゼミ研究発表会 翼館302教室 15:00~18:00

       【外国語学部】2018年度外国語学部卒業研究発表会・学部長褒賞 コミュニティリンク 13:30~16:00

12/ 6(木)【国際文化学部】留学生別科科目"Japanese Religion"にて黒柳ゼミ生が日本の文化(慣習・宗教等)を英語で教える(飛び入り参加可) AL3a教室 16:45-18:15

12/12(水)【キャリアセンター】1・2・3年生対象 内定者報告会(後半に個別質問対応)翼302 15:05~18:15
 
<期間の長いイベント>======================================


10/22~12/10 【教育学習センター】名古屋証券取引所 主催『 第9回 名証株式投資コンテスト 』参加者募集 WEBより参加

11/5~3月半ば【キャリアセンター】就活サポーター相談 キャリアセンター 14:00~17:00※シフト有

11/7~    【i-Lounge】TOEFL対策Study Hour  i-Loungeアクティブ・リンク ※スケジュールはポスターおよびi-Station(TAカウンター)で確認

11/19~30   【経済学部】ゼミ対抗コア6コンペ

~11/30    【瀬戸総合事務部/社会連携センター】大学コンソーシアムせと「新しい文化創造プロジェクト」2019年度募集  WEBより参加


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★Bridge★No.44 持田 辰郎 先生

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学生と先生を繋ぐ連続企画★Bridge★、今回の先生は・・・


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法学部 持田 辰郎(もちだ たつろう)先生です。

 

持田先生は、「哲学史」「哲学と人間」「心身関係論」「日本語表現」などの科目を担当されています。

それでは、そんな持田先生の思いをご紹介★

 

 どんな思いをもって、授業に臨んでいらっしゃいますか? 

 

■なぜ哲学を研究しようと思ったのですか?

 

なんとなくかっこいいから!それだけです(笑)

卒業論文のテーマがデカルトだったので、そのまま研究を続けてきましたね。

 

■哲学の面白いところは?

 

良く言えば全く自由で、悪く言えば何の基準もない学問なので、極論「事実などというものはどうでもいいのだ」と平気で言えて、自分の頭さえあればいいと(笑)そういう意味では気楽かな。

 

■学生はどんな内容に興味を持ちますか?

 

僕が「これは面白いだろう」と思っている話は、意外と学生の食いつきが悪かったりして(笑)

かと思えば、僕が「こんなものは当たり前で、授業でやるほどでもないかな...でも一応話しておかないと」と思っていたものに感動してくれたり。学生、わかんない!(笑)

 

流れや説明の仕方をしっかり決めておくと、ダメみたいですね。なんだかしっくりいかない。緊張感がなくなるんだろうね。進行を意識するあまり、学生の顔を見なくなるのかな。言い方が悪いかもしれないけれど、なりゆきまかせに近い方が良い手ごたえのことが多いですね。

 

■何回かレポートを書いていると、学生は変わってきますか?

 

変わってきますね。

きちんと出席して、文章を書こうという意志のある学生は、俄然良くなります。

文章が書けなかったのが書けるようになったり、最初はプリントの中身や僕の言葉でしか書けなかったのがだんだん自分の言葉で書けるようになったり。

といいながら、全然変わらない学生もいますけれど(笑)

やっぱりしょっちゅうサボる学生は変わりませんね。

 

■学生に伝わったらいいと思う面白い点は?

 

みんなが当たり前だと思い込んでいることが、実はそうでもないんだよ、と分かってくれたらいいですね。大抵の話は"当たり前"じゃないんだよね。

色々なケースで話をして、別の考え方や方法があるとわかってくれたらいいですね。

もちろん授業で取り扱うのは一般的な話で、個人個人の生活には何の関係もないんだけど、色々な瞬間に「ああ、こんなこと別にこだわらなくてもいい」と思ってくれたらいいよね。

 

やっぱりみんな頭固い!高校までの教育ってスゴイ(笑)

「こういう風にすべきだ」でガチガチなんです。

1つが正しくて、それ以外は全部間違いみたいな。

 

僕は、「答えの出るものなんか、考えたってしょうがないでしょう?」ってよく言うんです。

学生はみんなそれを聞くと唖然としますね。

でも、答えがあるなら、聞けばいいじゃない。考える必要ない。

「テストなんて答えが用意されているんだから、それが解けたところで何の価値があるんだろうか?どういう価値ある?」ってきくと、学生は「えっ?」っていう顔をする。

 

みんな高校までの"答えのある教育(しかもマークシート!)"ができることが賢いと思いこんでいるんだよね。それには僕の方が唖然とするのだけれど。高校までの成績がふるわなかったから「私ダメだ」「僕はダメだ」と思っている学生が多いんじゃないかな。

色々な能力があることと、マークシートが上手く解答できることは意味が違うよね。

 

 

■どんな気持ちで学生と接していますか?

 

さっきも言ったけど、最近の学生は、みんな考え方が固いです。

高校までの偏差値教育の価値観に侵され過ぎている人が多い。

 

良い方も悪い方もどっちも良くないんですよ。

成績が良い人は、"たかが学校の勉強ができたくらいで"自分ができる人間のつもりになるし、

成績が悪い人は、"たかが学校の勉強ができなかったくらいで"自分はもうダメだと思いこむし。

学校はそういう評価をするところだから、僕も当然成績をつけるけれど、「こういうルールで、こういう成績をつけますよ」ということを明らかにしています。いうなればゲーム感覚で楽しんでほしいですね。

 

授業の最初に本日のテーマを示しておいて、授業の最後にレポートを書かせます。

毎回レポートを提出させ、合計点で評価します。    

毎回点数化してCCSで送るので、学生は自分が今何点かすぐにわかります。

 

■今、NGU生に伝えたいことは?

 

高校までの偏差値教育から脱しましょう!

今までうまくいかなかったから、第一希望の大学に落ちたから、自信がないという学生がいますが、「もうちょっと自信もてよ!」と言いたいですね。それが年々強くなってきていると思いますね。ちゃんと良いところあるんだから。

 

"一定の学力がある者を大量生産しましょう""周りに合せなさい"というのが、日本型教育というのですかね...学力レベルを一定水準で保つには必要なのかもしれないですが...そこはもうちょっとクールにかわして、自分で考えたわが道を行ければいいわけでしょう?

素直に周りに合わせて、その物差しと比較して落ち込んだり、あるいは物差しに合わせられなくて社会でやっていけないと感じてひきこもったり。

一人一人みんな違うんです。自分は自分だけれども、「どうしてもあわせなさいよ」と言われたときにだけ、「はいよ~、あわせてあげますよ~」という感じで、もっと気軽で柔軟な、余裕のある対応ができるといいよね。

 

 

それと、何もしない時間って大事なんです。

周りから見ているとぼーっとしているだけかもしれないですが、この時間は実はものすごーく大切なんです。

何もしていないように見えても、頭は働いているからね。

今日あった出来事や将来のこと、気になる問題なんかが無意識のうちにずーっと頭の中を回っているんです。そうやって考えていると、いざ判断する時に考えていた下地が効いてくるんです。

 

昔は自然とそういう時間があったんですが、今の学生には少ないですよね。

なぜか?スマートフォンですよ!

電車に乗っても、昔と違ってみんなスマホ見てますよね。

ずーっと刺激を受け続けている訳です。

そうなると、バックグラウンドで何かを考えられるような時間がほとんど無い。

 

人間は、外からの刺激を全部受け入れていたらとてもじゃないけれど耐えられないんです。色々な人がいますから、感覚が鈍い人もいれば、鋭い人もいて、刺激を敏感に受けとめてしまう人もいるんです。例えば、精神疾患の患者さんなんかは、極端に感覚がシャープで外からの刺激を受け入れすぎてしまうことが多いと言われています。そのため、うまくバランスがとれなくなるのかもしれません。

 

そういった点でいえば感覚の鈍い方が楽でしょうが、逆に言えば芸術やスポーツの世界なんかでは、感覚の鋭さがものをいうでしょう。だから、それ自体はどちらが良いというものではないのです。

 

ここでスマホの話に戻りましょう。

もとの性質が鈍かろうが鋭かろうが、スマホを使用すると、外からの刺激を強烈に受けて情報を増やしていますよね。だから、もともとは鈍かった人だって、ずっとスマホに触れていれば情報過多になって、心のバランスが崩れる可能性があるんですましてや、もとから感覚の鋭い人は刺激がさらに増えるので、良いわけがない。しかも、大量の刺激に幼いころから曝され続けて...要するに、世の中の刺激が強過ぎちゃう。大学でも、「たくさん情報に触れましょう、集めましょう」という雰囲気になっていますけれど、どうも話が違うな、と僕は思っています。

そういった意味では、授業の履修も、全てのコマを埋めてしまうのではなくて、ある程度空き時間の余裕を持った方がいいですよね。

 

ちょっと話がそれてしまうかもしれませんが、僕は、人生で一番大切なことは「どれだけ忘れるか」だと思っています。

必要なことは、必要な時に聞いて判断できればよくて、終わったら忘れてしまえばいいわけで。

紙に書いておけば覚えておく必要もないし、今は便利ですので他にも記憶媒体はいくらでもありますしね。

 

大事なのは判断力だと思うんです。

判断する過程で色々考えますので、そういった意味では思考力トレーニングのためにある程度の知識は必要かもしれません。

でも、そこで大事なことは覚えた知識の量ではなくて「考える力がついているか」ということなんです。

仕入れた知識の多くは、大概一生使わない(笑)

実はもうほとんど必要ないことが多いんですから。

 

 

何もしていない時に考えを巡らせていると、それが溜まって良いアイディアが生まれることがあります。

色々考えてしまって、眠れない夜を過ごすことはありませんか?

眠れないことに焦って睡眠薬を飲む人もいますけど、僕はあの時間こそとても大切だと思っています。

僕も、夜なかなか寝付けないことがありますが、その時考えたことを枕元においたメモに書き留めておくようにしています。昼間パソコンで書き直すと結構いいアイディアがあったりして、論文ができあがることもあります。全部じゃないですよ、9割方はダメなんですけどね(笑)でも1割あれば十分でしょう?やっぱり、他から刺激を受けずにピュアに頭が回転しているんだと思うんです。

 

何もしない時間が大切だということは、要するに、外からの刺激を止める時間を作ろうということですね。

 

 

 お薦め本 

 

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『 心の脳科学「わたし」は脳から生まれる

坂井克之著 中公新書

 

持田先生はこんな風に仰っていました。

 

「僕は哲学屋であって、心理学者や精神病理学者、脳科学者ではないのですが、この4つの分野は互いに互いを無視できないんです。この本はその中でも脳科学者の書いた本です。

簡単に言えば、脳と心の関係について「心とはなんだろうか」という話です。ただ、この本の著者は科学の限界をわきまえていますね。

脳の仕組って、わかっていないことが多いんです。分からない部分について、ああでもないこうでもないとみんなが考えているわけです。」

 

あなたも、人の心と脳の不思議にせまってみませんか?

 

 今日の一枚 

今日の一枚は、"先生の趣味"

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立山 真砂岳周辺にて

 

先生のご趣味は登山です。

この日は素晴らしい紅葉で、ライチョウに迎えられながら山を満喫した持田先生。

ですがなんと、この日は御嶽山の大噴火があった日だったのです。

翌日下山して新聞を読んだら、御嶽山の噴火の記事が目に飛び込んできて、大層驚かれたのだとか。

学生から「先生大丈夫ですか!?」という心配メールが届いて嬉しかったそうです。

 

 

 

気付かないうちに既存の常識にとらわれて、苦しくなっていませんか?

眠れぬ夜を過ごしていませんか?

そういう学生の皆さんは、是非持田先生の研究室の扉を叩いてみましょう!

自分の殻が破れるかも!?

加えて先生の素晴らしい山登りの写真を見たら、心洗われること間違いなしです!

 

 

次回の★Bridge★も、お楽しみに!

 

 

チョッパー子4年生中心の回

秋学期オフィスアワーのご案内

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秋学期オフィスアワーのご案内

 

NGU生のみなさんこんにちは!

教育学習センターです。

秋学期も、お忙しい先生方にオフィスアワーの時間を設けていただきました。

日頃の勉強に関することについてはもちろんのこと、その他にも相談ごとなどあったらぜひ活用して、

学生生活に生かしくださいね。


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★Bridge★No.43 廣 美里 先生

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学生と先生を繋ぐ連続企画★Bridge★、今回の先生は・・・

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スポーツ健康学部 廣 美里(ひろ みさと)先生です。

廣先生は、「アダプテッドスポーツ」「スポーツ初級AB」「学校保健Ⅰ・Ⅱ」「スポーツ実技6(ダンス)・9(バレー)」などの科目を担当されています。
妹さんとともにバレーボール全日本女子の強化選手をされていたこともあります!
というわけで、今回はちょっぴりそのお話からスタートです!



■バレーボール全日本女子の強化選手だったと伺いましたが。

 

大分昔の話ですが(笑)もともとは私のファンレターから始まったんです(笑)

 

■ファンレターから?

 

私は、もともと陸上をやっていたんです。
でも、中学生のころ、TVで全日本女子バレーの試合を見た瞬間に、「私が次にやるスポーツはバレーだ!」と思っちゃったんです。
当時、私と同じくらいの身長の選手が、いっぱい活躍していたんです。


それで、高校からバレーを始めて。
体育の教員になると決めたので、周りの勧めもあって、バレーができて、なおかつ体育の先生になれるという理由で筑波大学に進学しました。
インカレで1・2を争う大学だったので、練習も相当しましたし、練習相手も強豪でした。

バレーボールをやると決めたころ、あるチームの選手にファンレターを送っていたら、その選手が自分のチームの監督に「こんな子が名古屋にいるらしいよ」と話してくださったみたいで。返事がくると思わないじゃないですか、ファンレターなんて。なのに、自分がファンレターを送っていた選手のチームの監督さんから手紙が来て...「なんで監督!?」って驚きました(笑)よく読んだら、選手スカウト的な内容で。

私がそのファンレターに「妹もいる」と書いたから、妹も巻き込んで。まぁ妹は怒りますよね、「お姉ちゃん、私に無断で勝手に私のこと書いたの!?」って(笑)


■当時妹さんはバレーをされていたんですか?


「お姉ちゃんがバレーするなら、私もしようかな」くらいのノリですよね(笑)

だから、バレーで苦しい場面になると、よく怒ってました。

「私はバレーする気なかったのに、お姉ちゃんがっ!」って(笑)


■スポーツの得意なご家族なんですね。


うちは、身長が高い家系なんです。

両親が、「うちの子たちは大きくなるから、長身でスポーツができないのはかわいそうだ」という発想だったようで、小さいころからよく運動をしていました。

でも、スポーツは気持ちいいですし、今振り返ったときにスポーツというキーワードで人生を歩んでこられたのは本当に良かったと思っています。

いろんなさわやかな方とも出会えますし。

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先生は、TULLY'S COFFEEにはまっているとのこと




それでは、そんな廣先生の思いをご紹介★


 どんな思いをもって、授業(ゼミ)に臨んでいらっしゃいますか? 

■どんな気持ちで学生と接していますか?

教職を目指す学生には、中学校や高等学校といった学校現場で教員として働くために大事なことを少しでも伝えられたら、と思っています。

学生は、今までずっと教えられる側..."生徒"の立場でした。しかし、卒業後は立場が180度変わって教える側である教員になります。その時に、ある程度リスクマネジメントできるように、色々な情報提供をしようと心がけています。

実技に関して言えば、自分の携わる競技の特性や面白さについて、少しでも深く理解してほしいと思っています。

どんなスポーツをするにせよ、「ああなりたい!」という憧れがあるから、続けられるんだと思います。ですから、本人にとってそれが本当に面白くて、楽しくて、ずっと続けていきたいと思えるスポーツになってくれたら嬉しいですね。


■スポーツの良さとは?

 

1つの目標に向かってみんなで競いあえるという点で、スポーツは非常にいいコミュニケーションツールです。ルールを共有していれば言葉がいらず、どんな国際感覚でも共にプレーできますし、ルールを少し変更すれば、弱い人でも強い人でも一緒にコラボできるという特性があります。

「できる・できない」、「早い・遅い」、「強い・弱い」に関わらず、そこに集まった人たちがその種目を楽しめるといいよね。


■教える側になって苦労された点は?

 

私は、以前高校の教員をしていました。

女子を教えることが多かったのですが、私がバレーをやっていたことを知っている生徒には「バレーをやってきた先生だからできない子の気持ちがわからないんだよ」という目で見られながらのスタートになることがありました。その垣根をどう崩していくのか、ということは、苦心した点です。


それと、「そんなことはできて当たり前でしょ。」とは絶対に言ってはいけないということです。

先生の一言や一つの事情でスポーツ嫌いになることもありますので、嫌いになるきっかけを絶対に与えないように気をつけますね。もちろん、どれだけ気をつけていてもうまくいかないこともありましたし、失敗ばかりですけれど、それが理想ですよね。

 

■先生のご指導で、学生がやる気を出すきっかけになった例はありますか?

 

やる気がでてきた、という定義が難しいですけれど、スポーツが苦手そうだった学生が、サボることなく授業に参加するようになったのを見ると、嬉しいですよね。

きっかけはわかりません。

後から聞くと、へー、そういうきっかけで?という理由もあって。

「先生のあの言葉がきっかけだったよ。」とか「先生とこういう風にしたとき初めて分かったよ。」とか、色々なパターンがあるので、『これをやればうまくいく』ということはないです。

 

基本的にスポーツを好きになってほしいので、「下手だ」とか「ダメだ」ということを言わないようにしているんです。最後の授業が終わる時に、学生が「よかった」という顔をするのが見たくて、ああでもない、こうでもないと考えながら授業をやっています。

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いつでも豆が挽けて、おいしいコーヒーが飲めます★


■ゼミはどんな風に運営されていますか?

 

私のゼミは、将来教員になりたい学生や、スポーツの中でも特に球技に興味がある学生が多いです。コミュニケーションをとりながら、議論してお互いに高め合っていけるゼミになればいいなと思っています。気軽に研究室に集まって気軽に話せるような機会を大事にしたいですね。

 

ゼミの時間は、なるべくゼミ生同士コミュニケーションがとれるようにしています。

スポーツイベントをみんなで見に行くこともあるんです。キリンカップ(サッカー)やバレーの試合を見に行ったこともあります。

せっかくなので、大学の中だけでスポーツをするのではなく、スポーツ観戦から得られるものがあるといいと考えています。スポーツの生観戦は楽しいですから、みんなはしゃぎますね。

 

■球技に興味がある学生が多いという事ですが、球技は団体競技ですよね?

どのように研究ご指導されるのでしょうか?

 

例えば、ゲーム内容の分析は研究方法の1つですね。

勝つチームのデータを分析して、勝ち負けにどんな傾向があるか、どんな技術が優れていると勝率が高いのか...そういったことをビデオなどの資料から分析するんです。最近では、インターネット上にも参考になる映像が沢山ありますし、球技は戦術研究をすると面白いですね。

 

また、体育の教員になりたい学生もいるので、中高生の運動部活動について、教員の多忙化や行き過ぎた指導による体罰などの問題をどのように是正して言ったらいいのか?というところに焦点を絞って研究してみたりします。


■先生のご研究について教えてください。

 

私は、スポーツをする学生が主体的に・自主的に活動することが、自信を持っていいパフォーマンスをする近道だと思っています。よいパフォーマンスをするために、メンタル面を含めて、周囲がどのように選手のサポートしたらいいのか、といったことを研究しています。

 

スポーツにも色々な弊害がありますし、やればやるほど体にも心にもストレスが溜まることがあります。でも、スポーツをすることによって、自己肯定感や自尊心を育むことはとても大切ですし、スポーツを通じて素晴らしい人が育ってくれたらいいという思いが常に私の中あるから、この研究をしているのだと思います。

 

 

■今名学生に伝えたいことは?

 

ルールや競技の特性は大事ですね。体育の教員になりたい学生は、そういったところを分かって卒業してもらいたいですね。

 

せっかく名古屋学院大学のスポーツ健康学部を卒業するので、スポーツと一生涯関わることができるための学びをしてほしいと思います。

 

私は今、バレーボール協会の事務局長をしています。運営にあたって、多方面の様々な方たちにお手伝いをしてもらっています。300人くらいでしょうか。月~金曜日はお仕事を頑張って、土日は各種の試合で審判をしてくださったり、会場へ行ってコートを作ってくださったり、小学校に出向いて指導してくださったり、様々な形で協力してくださるんです。

 

スポーツを共通項として、社会人としての仕事とは違う場所で競技の運営・普及に携わり、楽しい出会いと繋がりがうまれているんです。

 

本学の学生たちも、最初はプレイヤーかもしれません。でも、将来的に支える側・育成する側と形を変えて、そのスポーツに生涯たずさわっていける、そんな風になってほしいですね。


 お薦め本 

 

「スラムダンク勝利学」

辻秀一著 集英社インターナショナル

 

漫画の中には、スポーツ指導のエキスがある!

「この本を読んでから本家のスラムダンクを読んだら、めちゃくちゃ感動して、

良くできているなと思いました。スラムダンクは名作!」

ということで、この一冊をご紹介いただきました。

 

 今日の一枚 

今日の一枚は、"先生のはまっているもの"

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TULLY'S COFFEE にはまっているという廣先生。

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年初めに売り出される福袋には、干支の絵の描かれたマグカップが入っているのだそうです。

シンプルで優しい色合いがかわいい♪

お勧めはピッコロバンビーノとハウスブレンド。

なかなか店舗が無いのが残念とのこと。もっと店舗が増えるといいですね。

 

 

できることもできないことも全部含めて、自分が今すべきことに全力で向き合ってこられた先生お話は、とても面白くて、聞いていて清々しく、かっこいいです。先生は学生のみなさんに伝えたいことをご自分で体現なさっているな、と感じました。

 

廣先生のように、自分が一生携われるものに出会いたい学生のみなさん。先生の研究室の扉をたたいてみてはいかがでしょうか。

 

 

次回の★Bridge★も、お楽しみに!

 

 

チョッパー子

★Bridge★No.42 岡本 純 先生

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学生と先生を繋ぐ連続企画★Bridge★、今回の先生は・・・


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商学部 岡本 純(おかもと じゅん)先生です。


岡本先生は、20184月現在、「マーケティング論」「国際マーケティング論」「国際経営論」
「国際経営演習」「消費者行動論」などの科目を担当されています。
20184月からは、商学部の学部長をされています

それでは、先生の思いをご紹介★  



 どんな思いをもって、ゼミや授業に臨んでいらっしゃいますか? 


●岡本ゼミは商品開発など、実践的で活発なゼミですね


ゼミナールには、2つタイプがあると思うんです。
一生懸命書籍を読んで考えるタイプのゼミと、活動するタイプのゼミです。
マーケティングは、考えることに加えて実学の部分が多いので、
後者に入るのではないかと思います。

活動するといっても、内々でやっていたのでは学生はあまりピンとこないので、
企業の方たちと一緒に考えたり、企業から依頼されたことを学生の視点で
やってみると、いい勉強になるかな、と思い取り組んでいます。

ここに他大学も加わると、良い競争になるんです。
例えば、企業主催のコンペティションに参加しますが、他の参加校が全国に名の知れた
有名大学だと、それだけで学生は怖気づいてしまうんです。

でも、その中で、「そうじゃない、入試時の大学のレベルという意味では本学の方が低い
かもしれないが、要は入学してから何をするかということが大事で、まったく気遅れする
ことはない。社会人になってからでも、周りの人間がどこの大学の出身かということに
気遅れせず、その中で働いていかなくてはいけないのだから。」と励ますと、
なんとなく頑張っていますよね(笑)


最初にゼミ生に言うのは、「よく遊びなさい」ということです。

「よく遊べ」っていうと、やんちゃな学生は「ずっとパチンコやっててもいいんですか!?」
とか言うわけです。

そんな時は「いいよ。でも、遊ぶからにはとことん遊べよ。名古屋市内のパチンコ店を
全部回って、どこの地域にはどんな店があって、どういう雰囲気で、どんな台があって、
どんな客層で...って調べてくるなら、それはそれで一つの勉強になるじゃないの。」と
言っています。

なぜこんなことを言うのかというと、もともとマーケティングという学問自体の特性として、
どんな商品を扱って、どんな価格で、どう売り出すのか、といった戦略を机上で考えてる
だけでは仕方ないからなんです。

世の中がどう動いているのか、
人の流れや経済状況といった企業を取り巻いている外部環境がどうなっているのかを肌で感じて、
それをもとに戦略を考えていかなければ、絵に描いた餅になってしまいます。

よく、商品開発をやっている学生に「なんでこの商品にしたの?」と聞くと、
「自分がこれが好きだからです。」と言うことがあるんです。

「じゃあ、今その商品はどういう情況に置かれているの?」と聞くと、「いや...。」と、
商品をとりまく状況がわかっていないことがあります。

好きなこと自体が悪いわけではないのですが、社会科学ですから、企業の方と話す場合でも、
「自分が好きだから、なんとなくこの色にしました」ではダメで、
データで示すとか、実際に自分が町中を見て回ったとか、そういったことが極めて大切なんです。


社会科学は、1+1=2というような答えがハッキリ出るわけではなくて、
評価の基準がコレと決まっていない学問なんです。

特にマーケティングは、"自分にはこういう資格があります"という形で認めてもらう学問
ではないので、学生には、社会に出る時にも、

他人と比べても負けないということを何か一つ作りなさい
それについてはとことん調べて研究したので、
他の有名大学の学生と比べても引けをとらないということを作りなさい、
と言っています。

そのためには、"大学の中"だけで勉強するのではダメなんです。
例えば、企業の方に質問するときに、単純に「●●を教えて下さい。」と言って、
はたして教えてくれるのか、と。

「きちんとアポをとって、時間通りに会社に出向いて、『今コレを調べているので教えて下さい』
と言っても、全然相手にされなかった!」と怒って帰ってきた学生もいました。

「聞き方が悪いんじゃないのか?ある程度質問内容を絞って、自分たちで下調べをして、
ちゃんと相手から答えが出るように質問したのか?」と聞くと、
「わからないから教えてくれと言っただけです。」と。

それでは教えてもらえるわけがなくて、そういった意味でも社会人の方と関わりながらというのは
いい勉強になりますし、そこで必要とされるスキルは、社会に出てからも同じですよね。

その学生は、もう一回調べ直して、再度アポをとって、出直していましたね。


●岡本ゼミは、どのように運営されているのですか?

私は、ゼミ選考時に自ら学生を選んだことが1度も無いんです。
じゃあ誰が選んでいるのかというと、1つ上の先輩に選ばせています。
先輩になる次年度4年生として、ゼミに受け入れる新3年生を選ばせて、
そのかわり自分たちで選んだのだから、面倒を見ろよと(笑)

私自身は、「今日はみんなで●●へ行きましょう。」といって学生を連れていくことは、
まずありません。

「●●へ行きなさい。」と指示することもありませんし、
マーケティング論の教科書をゼミで使うこともありません。

学生に、「プロモーションには、どんなものがありますか?」と尋ねても、
1・2年生の頃に無作為に授業を履修していると、全く分かっていないんですね。
マーケティング自体がわからずに私のゼミに来る学生もいます。
そんな状況で、企業の方にお話を聞くと、業界用語が出てきて全く話がわからないと。

「コレ、なんですか?」と聞きに来るので、少しは教えますけれど、
「本を読まないとダメなんじゃない?」と言うと、
そこで初めて自分に不足しているところに気づいて、一生懸命勉強を始めるんです。

「グループで勉強会をするので、そのための本を貸して下さい。」と言いに来たり。
私から「これをこういう風にしなさい。」とは言いませんね。

ですから、「こういう企画があるけれども、やるか?」とゼミ生に聞くと、
「やる」というときもあるけれど、「やめときます」という場合もあります。
入賞すると賞金が出るコンペなんかは、「やります!」っていうことが多いですかね(笑)



ゼミ生には、真面目な子だけではなくて、やんちゃな子もいます。
髪の毛が真っ赤で、最初は「おお...」と思ったりする学生もいますが、
やはり企業と協働していく中で、直すべきところに自分から気づきます

3年初頭は、まだきちんと挨拶もできませんし、言葉遣いもダメで、
企業の方にメールをしても怒られてしまう、という状態です。
いい加減なことをすると、「どうなっているんだ!」と企業の方も怒りますよね。

私は、企業との協働を含めたゼミの活動の中で色々と学んでくれればいいと思うので、
口やかましく言ったりはしないですが、企業の方と約束をしていたのに、
期限までにできなかったとか、忘れちゃったとか、そういう学生がいると、
その時は研究室に呼んでめちゃくちゃ怒ります。

学生は叱られて泣くこともありますが、それを繰り返しているうちに、
最初はダメダメだった学生も変わっていきますから、その成長は見ていて楽しいところです。


学生にとっては、結構無茶なことを言うこともあるのだろうと思います。
「これを明日までに仕上げなさい。」「え...それだと徹夜なんですけれど...」といった
やりとりもあるんですが、「いや知らない。前から言ってたことだろう。」とか(笑)


共同研究のために他大学に行くこともあって、その間、ゼミ以外の授業にも出席できなく
なることがあるんです。そうすると、最初のうちは、学生が「休まなければいけない授業の
先生に、岡本先生から頼んでくれ」と言いにくることがあるんです。

でも私は、その先生のところに行って自分で頼みなさいと言います。

もちろん、そのために何らかの書類の提出が必要であれば、書きます。
でも、学生自身が、どうしたらいいか...例えば「こういった理由で授業に参加できないので、
別の課題を頂けないでしょうか?」ということを自分の言葉で言えば、授業に2回出席でき
なかったからといって単位を落とすということは無いと思いますし、もしそう言われたら相談
に来なさいと。

「先生が居なかった。」と言う学生もいるんですが、"居なかった"じゃなくて、何曜日の何限なら
在室中なのか予め調べて訪ねていくとか、他にできることはありますよね。

3年生の初頭には、本当なら言わなくてもいいようなことでも分からない学生が、
半分くらいいます。
4年生になるとだんだんわかってきますし、4年生になってもそのままの学生は、
ゼミ生の間で指摘されるようになるので、自分で気づくようになりますね。




ゼミの飲み会なんかでも、ゼミ生たち自身で幹事の持ち回りをさせています。
中には、何度幹事をやっても上手く取り回しできない学生もいるんです。
そうすると、「もうちょっと良く考えてみろ」と言って、次も同じ学生に幹事をやらせます。
「でも...」「でも...」って学生はよく言いますよね(笑)
そんな学生には、「『でも』現実に上手くいかなかっただろう?飲み会1つとっても、
うまく取り回しできないと、『あいつはダメだ』と軽んじられてしまったり、
『あいつに言っても仕方ない』と頼りにしてもらえなくなったりするんだから。」と話します。

たかが飲み会と思われるかもしれないですが、
外野から見ていて、こういう事がうまい学生は、就職してからもうまくいくことが多いんです。


勉強することももちろん重要ですが、
大学生活ではトータル的に学ぶことが多いですから、飲み会一つであっても、
自分で色々工夫して行動しないと、仲間とうまく付き合っていけないんじゃないの、ということは
良く言うんです。


●普段のご様子からは、厳しくご指導されている姿が想像できませんが。

"笑いながら怒る"って有名らしいですよ(笑)
ゼミ生から言わせると、話しているうちに、何かのきっかけで私が"ピクッ"となると、
その瞬間に全員に「ヤバっ」という雰囲気が伝わってシーンとする、と。
今年は7社ほどの企業と関わりがありますが、ゼミ生にプレゼンの練習を見てほしいと
頼まれると、ボロクソ言って帰る感じです(笑)

pokamoto_01.jpg

お話を聞かせてくださっている先生は、こんなに穏やかな笑顔なんです↑



学生は、夜遅くまで頑張っていることもよくあります。
中には、「今日はバイトがあるから帰ります。」という学生もいますが、
例えばそれは、小学生の「塾があるから帰ります。」っていうのと同じだよな、と話します。
言い訳するなら他の学生が納得できる理由を考えなさいということです。

グループで協働しているところにそういう学生がいると、だんだん頼りにされなくなって、
弾かれていくんですよね。ゼミに入ったのは何のためなのか、興味が無いならうちのゼミに
来るなということになるので。




●それだけ頑張ったら、就職活動でも強みになりますし、学生の自信にも繋がりますね。

そうですね。
就職の面接で、ゼミ活動で何をしてきたか話すと、企業の方もくいついてきたという話は
聞きますね。

自分たちがどれだけ頑張ったのかということが重要で、
社会人になったときも、それが一番自分の力になるんじゃないかな、と私は思っています。



●ゼミ生を指導していて、よかったと思うときは?

毎年岡本ゼミでは、2・3・4年生が60人ほど集まるパーティをしますが、
卒業する4年生が2・3年生に「甘く見ていると(岡本ゼミは)無理だよ。」と
アドバイスしていて(笑)

苦労はするけれど、やっただけみんな仲良くなるし、楽しいよ。とも言ってくれるので、
そういった意味ではいいのかなと。

教員になってからは、学生と遊んでいる時が一番楽しいです(笑)
学生をイジリ倒して、わーーーっと盛り上がるのがいいですね。
夜遅くまで活動している時には、ピザを頼んで、わいわい言いながらみんなで食べたり。

ゼミ生それぞれに個性があって、最初は「こいつ、大丈夫か?」と...真面目過ぎての場合も、
ぶっ飛びすぎての場合もありますが...思うこともあるんですが、
今まで明らかに接点が無かったような学生たちが集まると、案外すごく仲良くなることがあって、
見ていて面白いですよ。

本当に情けないと思う学生にはガンガン言いますから、結構学生は泣きますけれど。
そういう学生ほど、最後のパーティで泣いていたりして、
そんな姿を見るとよかったな、と思いますね。

ゼミ生には「生まれてから勉強でこんなに苦労したことはありません。」って言われて(笑)
「受験があったでしょ?」って言うんですけれど、
「いや、これほどではありませんでした。」って(笑)
「でも、良かったです、ありがとうございました。」と言われると、私も良かったなと
思いますし、そんな学生たちが、就職が決まった時にプレゼントなんか持ってきて
「先生、ありがとうございましたっ!」って言ってくれたりすると本当に嬉しいですよ。



今、学生であるNGU生に伝えたいことは?

授業では、受講生も多いですし、大事ことを90分の授業の中だけで聞けるわけがないんですね。
ですから、"今日はココがポイントだよ"というところを理解して帰りなさい、ということです。

常に100%集中することは無理なので、授業でもゼミでも学生に求めるのは、
自分で興味のあることをとことん突き詰めてみなさい、ということです。

マーケティングといっても幅が広いので、先ほどの「よく遊べ」と一緒で、
例えば商品開発に興味があるのであれば、本を読むなり、自分で調べに行くなりして、
自分で徹底的に突き詰めて勉強するということが、大学生活では重要なんじゃないかな。

岡本ゼミの過去の活動紹介はこちら↓



 先生のお薦め本 

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「ホイラーの法則 ステーキを売るな シズルを売れ!

E・ホイラー著 ビジネス社

 

岡本先生と今回ご紹介する本には、こんな繋がりが!
先生は、マーケティングに興味を持つことになった"きっかけエピソード"を
こんな風に教えてくださいました↓↓

この本は、マーケティングの基本的な内容で、難しい本ではないので、お勧めします。
私が通ったアメリカの大学で、マーケティングの授業で使われたのがこの本の原書です。

マーケティングの授業の先生が、マーケティングの教科書を使わずに、これを持ってきたんです。
そして、「これを読んでおきなさい。」って言うわけです。

授業でやることといったら、

"この本の内容の良い点を自分たちで述べなさい、
その際に、自分が気づいた本の中には無い事例を用いて、それを説明しなさい"

ということだけ。

本の内容はというと、"手紙を書くな、電報を打て"とか、"もしもと聞くな、どちらと聞け"とか、
今のマーケティングの中心となっているような考え方です。
マーケティングには半分心理学が入っていて、
要はお客さんの心をとらえるにはどうしたらいいかということなんです。


私がマーケティングが面白いと実感したのは、アメリカで日系の新聞社で働いたことが
きっかけでした。

もともと実家が卸問屋で、アメリカでフランチャイズの店をやりたいという思いがあって、
アメリカに行ったんです。
フランチャイズがアメリカから日本に入って来るか来ないかという時代です。
アメリカの大学に入るのは簡単だと聞いていたのに、結構難しかった(笑)貧乏学生で、
ずっとドミトリーに住んで、大学に通っていました。

usa.JPG

先生の身の回りには、そこここに"USA"が!



アメリカでは、大学卒業後1年間働くことができるので、初めは年配の女性を週3回
スーパーマーケットにお連れするというアルバイトをしていました。

その方がある日系新聞社のオーナーで、その御縁で新聞社の仕事をすることになったんです。

最初は印刷の仕事をしていたんですが、1年ほど経って営業の仕事をさせてもらえるように
なりました。
広告を取ってくる仕事で、基本給400ドル、後は歩合制。取ってきた広告の3040%の収入が
得られる仕組みです。広告の紙面には空欄があって、自分でその空欄を確保する仕組みになって
いました。先に、広告掲載用の自分のスペースを押さえてしまうんです。

広告を取れない人は、少量のスペースしか押さえられず、歩合制ですから当然給料も少ないん
ですよね。

なかなか広告が取れないと、ディスカウントして必死になって広告を取るんですけれど、
自分で多くの広告を取れるようになると、押さえられるスペースも増えて、給料も多く入る、と。

実は、最初の3ヵ月は、基本給400ドルしか入って来なかったんです。
私が「広告出して下さい。」と頼んでも、
「なんでお前に(頼んで広告を)出すの?」というわけです。

そこをちゃんと考えなきゃいけなくなった時、授業で扱ったこの本の内容を思い出したんです。

アメリカでは、週末に子供を預けて夫婦で食事やパーティに出かける習慣があります。
その間、親は子供を預かってもらいたいわけです。
そんな時に、「お金は結構ですから、ベビーシッターをやりますよ。」と言うと、ものすごく喜ぶ。

日曜日といえば、ゴルフにも行きたい。
でもアメリカって、芝生をキレイにしておかないと"地区の美観を損ねる"といって区画の
管理組合から罰金を科せられるので、芝刈りもしないといけない。
ここでも、「お金は結構ですから、やっておきますよ。」と請け負うと、これも喜ばれる。

そのうち、広告が入らないときに、ベビーシッターや芝刈りの手伝いをしている家の方に
「広告をいれてほしい」と頼むと、ぽん、と1面広告をいれてくれたりするようになりました。


要は、相手のかゆいところに手が届く存在になれということだったんです。
これが、"ステーキを売るな、シズルを売れ!" ですよね。
他にも、どうやって販売を拡大していくのかとか、日本語と英語が半々の日系紙をどうやって拡販
していくかとか考えているうちに、「マーケティングって面白い」と実感して。


今は違いますが、マーケティングという学問自体が、日本ではまだそれほどパッとしていなくて、
マーケティングは実学であって学問ではないんだっていうような考え方だった時代なので、
マーケティングといえば圧倒的にアメリカが進んでいたんです。

そのアメリカで、興味を持って大学院の講義を受けたり、
友人知人から「日本人はバカにされるけれど、それを逆手にとると結構うまく行くんだ」
というような話を聞いてアメリカンドリームを目の当たりにすると、やっぱり面白いんですよ。

自分はできないんですけれども学生に言っていることは(笑)、相手がいる場合、
自分が正しいということよりも、相手をいかに気持ちよくさせて仕事してもらうかが重要だ
ということです。

 今日の一枚 


今日の1枚は、 " 先生の趣味 " です! 



車(特に改造)



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先生のデスクトップの画像です↑

真ん中の赤い車はGolf。愛情を持って改造した愛車でしたが、 

走行中にエラーに次ぐエラーが出るようになり、

部品を全て元の規格のものに直して手放したそうです。





アメフトやモーグルを経験されて、とってもアクティブな岡本先生。
とにかく動くものは何でも好き!とのこと。

中でもお好きなのが、です。
小さいころからF1が好きで、車に乗るのも好き。
改造も自分でされるのだとか。

「自分で車をイジるのが特に好きです。
自宅には車グッズが大量にあって、模型や自動車関係の本だらけです。
今は、VOXY(自らシャコタンにしました!)AudiBMWに乗っています。」


ドイツ車の魅力を聞いてみたところ、ドイツの車は、速い!真っ直ぐ走る(日本の車は
まっすぐな道でもハンドルから手をはなすとゆらゆらしますが、ドイツの車はまっすぐ走る
のだそうです。)とのこと。

「もう大人なので(笑)外からみても、全く改造していないように見えて速かったり、
驚くところが改造してあったりというのがいいですね。本当はアメリカンドリームカラー
のゴールドがいいんですけれど。」

「ターボ」「スーパーチャージャー」「ツインチャージャー」「ボアアップ」...
こんなワードにワクワクする方は、岡本先生と車のお話で盛り上がれるかも!?



※ ※ 


今回は割愛しましたが、アメリカにいらした頃のお話も含め、
とっても面白いお話を伺うことができました!

大学で「ゼミ活動に全力投球した!」と胸をはりたい学生のみなさん、
岡本先生の研究室の扉を叩いてみてはいかがでしょうか?






次回の★Bridge★も、お楽しみに!



チョッパー子

 



 


6月の公開講義・講演会のご案内

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NGU生のみなさんこんにちは!

教育学習センターです。

みなさんは、各学部が学内外に公開している講義や講演会があるのをご存知でしょうか?

今回は、6月の公開講義・講演会をご紹介します。

他学部主催であっても、公開されていれば聴講できますよ!

 

 

68日(金)3限、曙303教室 学内公開講義「世界遺産と保全」開催!

アジア保健研修所(AHI)職員 高田弥生氏にお話を伺います。

NGU生は聴講可能です!

 

612日(火)4限、希403教室にて学内公開講義「地域ブランド論」開催!

株式会社博報堂関西支社アカウントディレクターの加藤正明氏にお話を伺います。

NGU生は聴講可能です!

 

615日(金)3限、曙101教室にて一般公開講演会開催!

テーマは、「旅は学びの原点!~人との出会いで人生を豊かにしよう~」。

留学中はどう過ごす?帰国後は経験をどう生かす?

経験を活かしてより豊かな人生を送るヒントをもらっちゃおう!

 

627日(水)140016301330開場)、希201教室にて一般公開講演会開催!

テーマは、「ESDと継続可能な開発目標SDGs」。

本学特任教授で第8代ユネスコ事務局長の松浦晃一郎先生の講演が聞けちゃいます!

学生グループによるプレゼンテーションも予定されています。

 

 

<法学部生対象>

621日(木)5限、翼303教室にて2018春翼法律研究会特別セミナー開催!

今回は、就職先として希望の多い現職公務員(三重県警、四日市市消防本部、豊明市総務部)の方々からお話が聞けます。興味のある法学部生のみなさん、是非参加してくださいね。

 

CCS掲示板にも情報が随時流れていますので、チェックしてみてくださいね。

興味のある公開講義・講演会には積極的に参加して、あなたの世界を広げましょう!

 

 

チョッパー子

★Bridge★No.41 川﨑 めぐみ 先生

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 学生と先生を繋ぐ連続企画★Bridge★、今回の先生は・・・



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商学部学部 川﨑 めぐみ(かわさき めぐみ)先生です。


 

川﨑先生は、20184月現在「日本語表現」「日本語表現上級」などの科目を担当されています。


それでは、先生の思いをご紹介★


 どんな思いをもって、授業(ゼミ)に臨んでいらっしゃいますか? 


■自分の授業から得て欲しいことは?


言葉の学問は、実学と基礎研究の中間なんですよね。

実際のコミュニケーションに必要な"ツールとしての言葉"と、

ある言語の文法がどのような組み立てになっているか考える"基礎研究としての言葉"があって。

そもそも「日本語表現」という科目自体が、レポート作成や卒業論文作成といった大学生活に

必要な日本語や、今後の社会生活で必要になる日本語の表現方法を学んでいく授業ですので、

実学的な側面に焦点を当てることが多くなりますけれど、言語の面白さって、そこじゃない(笑)


文法と聞くと、「難しい」と思うかもしれませんが、実際にはパズルというか、

法則性を解き明かしていく過程が面白いんですよね。

特に、私の専門は"擬音語・擬態語"っていう未開拓分野なので、

未知の法則が明らかになっていくのは、本当に面白いんです。

言葉の組み立て方を学ぶことは、実生活には役に立たないかもしれませんが、

論理の基礎にもなります。

言葉は論理そのものですし、言葉そのものの仕組にも目を向けてほしいと思っています。

「文法は嫌だ。」って毛嫌いしないで、面白いと感じてもらえるようにしたいな、と

思っています。



■先生が、言葉の面白さに気づいたきっかけは?


学生時代に、方言の研究で卒業論文を書こうと思ったんです。

「どんな素材がいいかな?」と考えた時に、私の母親が変な言葉を使うと気づいて。

母は、やたら擬音語・擬態語を使うんです。

これを研究したら面白いんじゃないかと思ったんです。


いざ研究を始めてみると、方言の擬音語・擬態語はほとんど知られていなくて。

そんなきっかけで擬音語・擬態語という未開拓分野に分け入っていくことになりました。

それから、未知のモノに突入していく面白さに目覚めたというか(笑)


一方で、言葉の仕組みの面白さに気づいたのは、授業で使われた文法本がきっかけでした。

文法を詰め込むのではなく、自分で文法を発見するスタイルのテキストだったんです。

学校文法を当てはめていけば大体は説明できるけれども、それだけでは矛盾が生じる例を

扱って、その矛盾部分の文法にも説明がつく理論を考えていく、といった授業でした。

その法則性を見つけるのが、ものすごく面白かったんですよね。


音声学の授業も面白かったですね。

この音とこの音に挟まれた時に、真ん中の音が変化する、とか。

いくつかのパターンや法則をみつけて、その法則を最もシンプルに表すように記述をせよ、

といった問題が出るんですが、シンプルに、美しく説明できたときの快感といったら(笑)

数学の解き方に似ているかもしれませんね。

そんなキッカケがあって、言葉にのめり込んでいったんです。


■授業では、言葉の面白さに気づくような工夫をされているのですか?


それがなかなか難しくて。

2018年度は、なるべく学生が自ら考える形式のものにしようと考えています。

私の授業を履修している学生が「日本語表現の授業って、英語みたいだ。」

言っていました。「国語の授業っぽくない。」と(笑)

校までは、授業中に与えられたものを読み解くだけ、ということが多かったと思います。

県によっては、高校入試に国語文法が出題されないところがあるんです。

そうなると、まず中学の授業で文法はやらない。

読解のみで、しかも先生が黒板に書いたことを丸暗記すればテストの点が取れる。

「国語は暗記だ!」なんて仰る先生もいるくらいです。

そうなると、後々困るのは誰かというと、学生なんですよね。

大学までに学んでおくべき内容を補える授業になっていますが、できれば、

言葉の面白さを発見していける授業にできたらいいと思っています。



■授業は、どんな風に進めていますか?


今は、テキストに沿っての問題演習が中心です。

授業中に問題を解いて、基本的に全員に当てます。

前回当てなかった学生は今回優先的に当てる、という具合です。

作文は、2018年度は漢検協会が実施している文章検(文章読解・作成能力検定)の書き方、

考え方を取り入れて行っていく予定です。


大学では、トップダウン式ではなく、学生がお互いに添削しあうようなものがいいと

考えています。

隣の人のリアルな作文が見られることで、お互いに高め合えるんじゃないかと。

そのほうが気づきが多いだろうと思って、テキストを作っている最中です。


■川﨑ゼミはどんなゼミですか?


私のゼミは、言葉に関するものであれば、どんなテーマで研究してもいいということに

しています。

2018年度のゼミ生はコミュニケーション能力に興味のある学生が多いので、コミュニケーションに

焦点をあてて進めていこうと考えています。

例えば、店舗でのコミュニケーション...お客さんと店員の会話や店員同士の会話において、

言葉遣いがどう違うのか、とか。

先行研究はありますが数は多くないので、色々な事例を集めて「こうなっている」と理論的に

説明できれば、一つの成果になりますね。


それと、コミュニケーションが苦手な人が、どんなところに苦手意識を持っているのか明らかに

していけるといいと思っています。

どこにつまづいているのか、コミュニケーションの得意な人と苦手な人の会話はそれぞれどんな

特徴があるのか、言葉の使い方・タイミングはどう違うのか、といったことを観察できると面白い

ですね。


また、内省力を磨けるようにしたいですね。

内省力...自分のことを振り返るって、就職活動でも大切ですからね。

内省力の有無は、案外頭の回転の良さに直結してるように感じます。

自己評価が低い学生が多いので、まずは自己評価を上げてほしいですね。


私自身は、「ゼミ」に所属したことがないんです。

私が学んだ大学では、「研究室」という巨大な組織があって、留学生を含めて100人近くが所属

していました。

内容としては演習に近くて、毎週2・3人ずつ自分のテーマについて報告し合っていました。


学部生時代はほとんど訓練でしたね。

例えば、崩し文字を普通の文字になおして、その中から1つ言葉を決めて、

平安初期から現在までの辞書類や文学作品に使われている例を全て拾っていくっていう

訓練もしていました。



■今学生であるNGU生に伝えるとしたらどんなこと?


「考えろ」かな(笑)


ゆっくり時間を取って考えることができるのは、大学の時だけです。


「色々な物事に対して、じっくり、深く考えなさい。」と伝えたい。



授業の中に、様々な気づきが、絶対にあるはずなんです。

先生は、90分間ずっと話しているでしょう?

あれを文字にすると、とんでもない量になるんですよ。

「あーつまんないなー。」じゃなくて何かないかな?と、

普段から探求して考えるようにしてほしいし、そうでないと授業ってつまらないですよね。


最近思うのは、じっくり、深く、色々と発展させて考えているときは、

欲しい情報が向こうからやってくるということです。

たまたま手に取った本に、本当に必要な情報が書いてあることがある。

"セレンディピティ"って、聞いたことがあるでしょうか?

"偶然の幸運"と訳されるんですが、セレンディピティのやってくる確率が本当に上がるんですよね。

ですから、普段から興味を持って、自分の好きなことを突き詰めてもらいたいです。


あと、「授業で先生たちが使っている『カッコ良さげな言葉』は、どんどん使っていこう!」

変な使い方をしても許されるのは、大学生だけだから(笑)

大学は色々試してみる場ですし、知的な言葉のやりとりができる仲間がいますからね。

使うことによって使い方が身についていきますし。

先生から仕入れた、普段使わないような言葉を使ってみるといいと思います(笑)


 今日のお薦め本 


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「日本語の科学が世界を変える」


松尾 義之 著/筑摩選書



「英語、英語」ともてはやされますけれど、日本語によって生まれる気づきがあります。

英語にはない発想によって、ノーベル物理学賞を受賞した京都大学の増川先生のお話です。

授賞式では、挨拶の初めに言った"I'm sorry, I cannot speak English."以外は、

全て日本語で喋ったそうです。

グローバル化の中で、そういう多様性ともいえる部分は無視されがちだけれど、

日本語にも目を向けてほしいなと思い、その意味でこの本を選びました。


日本語には漢字があって、その漢字の組み合わせで新しい概念を作ることができますよね。

そのおかげで、日本語だからこその気づき・概念があるんです。


日本語の文法は、室町時代から、俳句の作り方といった視点から言葉の使い方が研究され

始めました。

"国学"とか"本居宣長"とか聞いたことありませんか?

その流れを汲んでいるのが私たち国語学の研究者です。

日本語学ではなくて、国語学という流れだったんですね。


もちろん英語、外国語にも同じことが言えて、英語には英語独特の発想があり、

言語学として研究発展してきました。


今、ちょうどそれが融合しつつあるというか、お互いに気づきを与えているんです。


世界では、日本語で書かれた論文は読まれないかもしれませんが、

日本語で書かれた研究の蓄積はものすごい分量なんです。

それを全部英訳したら、世界に対するインパクトはものすごいことになるはずなんですよね。

どちらか一方ではなく両方必要なんです。


韓国の釜山で日本語を教えていたことがありますが、韓国では、英語あるいは日本語を介してでないと、

なかなか研究ができないという分野もありました。

マレーシアなど東南アジアでは、「学問の言葉=英語」というような風潮があります。


研究に日本語はいらないという風潮になってきていますが、

普段から使っている言葉は心の底からにじみ出てきたものですから、大きな気づきになりやすい。

身近な言葉で研究できるということには、とんでもないメリットがあるんです。


ですから、「漢字、めんどくさい!」って思わないで、身近な物の価値に気づいてほしいです。





 今日の一枚 


 


今回は、" 猫グッズ "のご紹介です!


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コミカル猫スタンプ&招き猫↑





先生は、がお好きなのだそうです。

よく見ると、先生の研究室は"にゃんだらけ"。

授業で使うプリントにも、このスタンプを使うことがあるそうです。

猫たちが、先生の忙しい日々を癒してくれているのですね!


身近でありながら、謎の多い"言語"という迷宮に興味がある!そして、猫に目が無い!という学生のみなさん。

素敵な笑顔の川﨑先生が、未知の世界へと優しく案内してくださるかも。

是非、先生の研究室の扉を叩いてみてください!





次回の★Bridge★も、お楽しみに!



チョッパー子














































































































































ご卒業おめでとうございます

|

2018320日、

今年もたくさんのNGU生が巣立ちの時を迎えました。


生憎の天気となりましたが、

それを吹き飛ばす卒業生のみなさんの笑顔で、

学内は華やいでいました。


教育学習センター・学生支援センターにも、
たくさんの学生が挨拶に来てくれました!

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共有した時間の分だけ、様々な出来事が思い出としてよみがえってきます。


ご卒業おめでとうございます。


卒業生のみなさんの歩む道に幸多からんことを、お祈りいたします。

 

 

チョッパー子

【案内】3/22,23 閉室します

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NGU生のみなさん、こんにちは!

教育学習センター・学生支援センターから閉室日時のご案内です。


プレイスメントテストによる閉室のお知らせ.JPG

教育学習センター


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