「ビブリオバトル」と一致するもの

「きりこは、ぶすである」?!

こんにちは!あかトマトです♪

「きりこは、ぶすである」

今日はこの衝撃的な書き出しで始まる図書、『きりこについて』をご紹介します。

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この本との出会いは...もう何年前になるでしょうか?

本学の図書館で開催された「ビブリオバトル」である学生さんの紹介された本がコレでした。

その学生さんによるこの本の紹介が巧かったのですが、「きりこは、ぶすである」という冒頭が気になって読んでしまいました♪

当時小学生だった娘も興味を持ち、読ませてしまったのですが、小学生にはまだ早かったかなと思う部分もあり、少し後悔してます...。

ちなみに娘の感想は、「きりこは、何だか私と似ている」でした。

実はきりこぶすなのに、両親に「かわいい」と言われて育ったため、小学5年生で好きな男子に「ぶす」と言われてショックを受けるのです。

娘も女の子が欲しかった私が、幼少期「かわいい」と言って育てたので、小学生になって他の子が「かわいい」と言われているのに自分が言われない中で、自分はかわいくないのだと気付いたんだそうです...

でもきりこの両親ように、親にとっては娘は(息子も)どんな美人よりかわいいものなんですよ(^_^;)

まだ高校生になったばかりの娘は、きりこのように不美人を克服できてはいないけれど、いつか「わたしはわたし」と思えるように、そしてそれを受け入れられる社会になるといいなぁなんて思います。

余談ですが、娘は高校の国語の授業でビブリオバトルをやった際にこの本を紹介して、結構高評価されたと言っていました☆

(名古屋の図書館スタッフ:あかトマト)

先日、滝浪ゼミで、自薦の本を紹介するポップ作りに挑戦しました。
現在、瀬戸の図書館で展示させていただいております。
小学校の現場では、読書週間に合わせて、帯やポップ作りが、よく行われています。
教職を目指す者が多いゼミとしては、実際に作る経験が必要だと考え、取り組んだ次第です。
もちろん読書に親しむ方法のひとつでもあります。
是非、ポップ自体も楽しんで下さい。
 
読書週間は過ぎましたが、秋冬の夜長を読書して過ごしませんか。
滝浪ゼミのおすすめの本です。選書の参考にして下さい。
(過去にビブリオバトルで紹介した本もあります。)

ラインナップは以下の通りです。

 ・『下町不思議町物語』香月日輪 徳間文庫
 ・『増量日本国憲法を口語訳してみたら』長峯信彦 幻冬舎文庫
 ・『ジキルとハイド』ロバート・L・スティーヴンソン 新潮文庫(本学所蔵は岩波文庫版)
 ・『博士の愛した数式』」小川洋子 新潮文庫
 ・『嫌いになれるまで好きでいたいし、自分のことも好きになりたい』ニャン 
KADOKAWA
 ・『スラムダンク勝利学』」辻秀一 集英社
 ・『ぼく モグラ キツネ 馬』チャーリー・マッケンジー 飛鳥新社

(こどもスポーツ教育学科 滝浪)

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こどもスポーツ教育学科の滝浪です。
対面授業となり、学生たちが集うようになりました。
滝浪ゼミ定例の読書会も10月12日に対面ででき、和やかにビブリオバトルをすることができました。

紹介された本は以下の通りです。

K:ジョン J. レイティ, エリック ヘイガーマン 他『脳を鍛えるには運動しかない!』NHK出版
A:河村茂雄『学級担任の特別支援教育』図書文化社
S:ロバート・L・スティーヴンソン『ジキルとハイド』新潮文庫 books.png
M:齋藤孝『マンガで覚える敬語』岩崎書店
私:谷崎潤一郎『春琴抄』新潮文庫
H:雨穴『変な家』飛鳥新社
I:香月日輪『桜大の不思議の森』徳間書店
W:佐野洋子『100万回生きたねこ』講談社

今週から対面がスタートしたせいか、少しみんなお疲れ気味でしたが、頑張ってプレゼンしてくれました。
今回もバラエティに富んだ本が紹介されました。

Kの本は、脳を鍛えるには運動することだと、実証実験の説明で納得、Aの本は、自分の研究テーマに重ねて紹介、Sの本は、SFの古典で傑作を熟読、Mの本は現場体験で自分の敬語力のなさに痛感して選書。
Iは前回香月さんの作品がおもしろかったので、今回も同じ作者を選択、Wの本は、みんな読んだことがある絵本で、その解釈が深かったですね、ということでチャンプ本は今回は(も?)票が割れて、僅差で「春琴抄」と「変な家」の2冊に決定。
まず「春琴抄」は私。谷崎のあまりに有名な作品ですね。
私としては大学生に読んでほしいと思い、紹介しました。
そして、Hの「変な家」は、単純に建築の本かと思ったら、完全犯罪ができる家というなんとも不気味な話でした。紹介を聞いて、みんな少し身震いしていました。

さて、今回は夏休みを挟んで、なにかと忙しい毎日を過ごした学生たちですが、なんとか本から離れずにいてくれて、ほっとした会でした。
次回をお楽しみに。

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こどもスポーツ教育学科の滝浪です。            mini book_bibliobattle_community.png
久しぶりに7月6日のゼミで、ビブリオバトルをしました。    
今回は小学校教員のR先生にも特別参加していただきました。  
総勢9名で、わりとちゃんとやりました。

紹介された本は以下の通りです。

AW:三宅香帆『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』笠間書院
KI:香月日輪『不思議町物語』新潮文庫
MA:川口俊和『コーヒーが冷めないうちに』サンマーク出版
HS:ひろゆき『叩かれるから今まで黙っておいた世の中の真実』三笠書房
滝浪:上野憲司監修『鳥獣戯画のすべて』宝島社
HY:チャーリー・マッケンジー『ぼく モグラ キツネ 馬』飛鳥新社
KY:辻秀一『スラムダンク勝利学』集英社インターナショナル
AH:森絵都『カラフル』文春文庫(図書館所蔵は講談社版)
R先生:横山紘一『唯識の思想』講談社学術文庫

それにしても、みんな、プレゼン力がアップしました。
しかも、紹介中、紹介後のツッコミがなかなかおもしろくて、大盛り上がりの会でした。
AWの本から、ジブリの話に広がり、KIの本では、現代の親子の問題にしばし考えさせられ、MAは、本も映画も感動的だと言い、HSは、叩かれるから詳しく話せないと言い、HYは、蕩々と語り、KYはスラムダンク全巻を読もうと言い、AHは、「ぼく」の正体は語らず、最後のR先生に到っては、なんとも難解かと思いきや、実に分かりやすく説明していただきました(さすが小学校の先生!)。一同思わず「奥が深い」とつぶやいていました。

私はというと、そもそも鳥獣戯画の有名な場面は知っていても、そもそもどういう本なのかを知りたくて、読んでみたと話し出すと、「確かに」とうなずいてくれたので手応えを感じましたが、投票の結果は、票数大割れの大接戦。
しかしその中、HYが紹介した『ぼく モグラ キツネ 馬』がチャンプ本に決定しました。
今話題の本ですね。HYが紹介の中で、「勇敢な言葉って何だと思いますか。」とみんなに質問したフレーズが印象的でした。なんだと思いますか。それは読んでのお楽しみ。

今回は、実に中身の濃い会となりました。
決して本好きばかりがそろっているわけではないですが、一人一人が充実感、満足感を持つことができたビブリオバトルでした。

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ゼミでゆる~いビブリオバトル

こどもスポーツ教育学科の滝浪です。
5月4日に、我がゼミ(3年生)で第1回ゆる~いビブリオバトルをしました。
紹介された本は以下の通りです。

滝浪 一色さゆり『コンサバター 大英博物館の天才修復士』(幻冬舎文庫)
HS 衣笠影吾『ようこそ実力至上主義の教室へ』(MF文庫)
KI 田口久人『そのままでいい』(ディスカヴァー・トゥエンティワン) 
AW 吉川徹『ゲームネットの世界から離れられない子どもたち』(合同出版) 
AH 銀色夏生『スーパーマーケットでは人生を考えさせられる』(幻冬舎文庫)
MA 鎌田洋『ディズニー ありがとうの神様が教えてくれたこと』(SBクリエイティブ)

エンタメ小説や詩集、自己啓発本など、さまざまなジャンルの本が紹介されました。
わいわいツッコミを入れながら、なごやかに進みました。そして、投票の結果、
チャンプになったのは、『ゲーム・ネットの世界から離れられない子どもたち』でした。

発達障害をもった子たちの、ネットゲームとの付き合い方が興味深く書かれています。
そのへんのプレゼンがうまかったですね。
瀬戸の図書館にありますので、是非ご一読を。

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