「行事」と一致するもの

みなさんお久しぶりです!ひつじです🐑

新年度が始まり約1か月ですね!

大学生活への期待に胸を膨らませている新入生の方や、長期の休みが終わってしまって憂鬱な方、非日常的な長期休みを終え、いつもの日常に戻ることが少し楽しみな方など、新年度に対する思いは人それぞれかと思いますが、私は楽しかった春休みが終わってしまったことへの憂鬱が半分、新学期の学生生活への期待が半分といった複雑な気持ちです(笑)

ところでみなさんは春休みをどのように過ごしましたか??

私は春休み中に新しく始めたアルバイトで慌ただしい日々を送りながらも、3回ほど旅行に行くことができました!

滋賀県、草津温泉、東京、どこもとてもいい所でした😸

旅行に行く際は「旅のしおり」などを全く作らない行き当たりばったりタイプなのですが、どの旅も終わり際に「完璧な一日(Perfect day)だった」と考えてしまうくらい充実した行事になりました^^

つなげ方がかなり雑ですが💦、「Perfect day」つながりで、今回は私が2023年に鑑賞した映画の中で最も心打たれた映画「PERFECT DAYS」を紹介します!!

12月に学術情報センターに所蔵されている映画「すばらしき世界」をブログで紹介した際にも少しだけ話題に挙げたのですが、2度映画館で鑑賞することができました。

『すばらしき世界』ブログはこちらをクリック!

320.jpg

あらすじ>>>

東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山(役所広司)は、静かに淡々とした日々を生きていた。同じ時間に目覚め、同じように支度をし
同じように働いた。
その毎日は同じことの繰り返しに見えるかもしれないが、同じ日は1日としてなく、男は毎日を新しい日として生きていた。
その生き方は美しくすらあった。
男は木々を愛していた。木々がつくる木漏れ日に目を細めた。そんな男の日々に思いがけない出来事がおきる。それが男の過去を小さく揺らした。

<PERFECT DAYS公式より引用>

この作品について感想を書くとき、一番最初に話題に挙げたいのはやはり役所広司さんの圧巻の演技力です。カンヌ国際映画祭 男優賞を受賞したのもうなずける圧巻の演技で一気に物語に引き込まれてしまいました。

毎日同じ時間に目覚め、同じように働く平山の日々は他の人から見ると単調でつまらないもののように思えるのですが、関わる人々とのやり取りや木々の実りなど、少しの変化が彼にとってはその時しかない新しいものであり、日々変化に溢れた生活を送っています。

日々忙しく生きる現代人が見逃しがちな小さな美しさを見つけカメラに収める。誰かが気づかず踏んでしまいそうな木の芽生えに感動を覚える。

彼が毎日フィルムカメラに収める木漏れ日(木々の葉の間を漏れてさす日の光)が映し出す地面の模様も一見同じようにみえて同じ模様の日は無いのです。

学校やアルバイトなど同じような毎日で生活がつまらないと感じてしまいがちな私たちも、物事の捉え方や生活の中で目を向ける先を少し変えることができれば、見えてくる景色が変わってくるかもしれませんね。

映画界の巨匠ヴィム・ヴェンダースが監督を務め、日本を代表する俳優である役所広司さんが主役を務めた映画「PERFECT DAYS」ぜひ一度映画館で視聴してみてください!

学術情報センターではヴィム・ヴェンダース監督作品『ベルリン天使の詩』や役所広司さんの出演映画が多数所蔵されております!ぜひ一度足を運んでみてください!

おめでとうございます。

新入生の皆さんご入学おめでとうございます。
在学生の皆さんも教職員及び関係者、ブログをご覧の皆さんイースターおめでとうございます。

キリスト教センターでは4月9日(火)のチャペルアワーから、新年度のチャペル行事を開始します。

新年度で大きく変わるのは、瀬戸キャンパスでのチャペルアワーです。昨年までは毎週金曜日の昼休みに行っていたチャペルアワーが、水曜日の3限の時間へお引越ししました。ご注意ください。

名古屋キャンパス しろとり チャペルでは7月18日まで

毎週火曜日 13:00-13:30
毎週木曜日 12:30-12:45

にチャペルアワーを開催します。

それに加え、朝の礼拝も
第一月曜日(5/6、6/3、7/1)8:30-8:40
に開催予定です。

瀬戸キャンパス チャペルでは7月17日まで 
毎週水曜日 13:00-13:30
にチャペルアワーを開催します。

チャペルアワーといっても「?」と思われるかもしれません。
チャペルアワーはキリスト教の礼拝です。
聖書を読み、讃美歌を歌い、奨励者のお話を聴く時間です。
お話もキリスト教のことばかりではなく、時には学生サークルの活動発表や演奏の時もあります。
難しいお話の時間、というわけではないので安心してご出席ください。

聖書や讃美歌など必要なものは席に備え付けられていますから、持参する必要はありません。学生さんには感想用の紙をお渡しするので、筆記用具をお持ちください。

初回はウェルカムチャペルアワーと称して、特に新入生の皆さんを歓迎する回として行います。
チャペル行事への参加お待ちしております。
(職員Y)

今日はGood Friday

今日はキリスト教のカレンダーではGood Friday、何がグッドなのか...日本語では聖金曜日(せいきんようび)、受難日(じゅなんび)と呼ばれています。イエスが十字架での死をとげ、墓に葬られたとことを記念する大切な日です。
英語ではこの金曜日を"Good Friday"と表現するんです。
そして明後日、3月31日(日)がイースター(復活祭)です。タマゴとウサギの飾りでおなじみになってきましたね。
月曜日には2024年度が開始です。チャペル行事もはじまりますよ、お楽しみに。

職員Y

もうすぐイースター

ブログの更新が途絶えておりましたが、今日からまたチャペル行事などなど更新していきますよ!
そうやって気持ちを新たにした今日、キリスト教のカレンダーでは洗足木曜日(せんぞくもくようび)といわれる日です。
イエス・キリストが十字架で処刑され死ぬ受難を記念する「受難日」が明日でして、今日はその直前、あの、名画で知られる『最後の晩餐』の場面の日です。

洗足木曜日、と呼ばれるのはイエスが弟子の足を洗った記述が聖書にあるからです。(ヨハネによる福音書 13章1~15節)先生(イエス)が率先して弟子の足を洗ったのだから、みんなお互いに足を洗いあいなさいと行動をもって示された場面です。自分のふるまいを見直さなければとはっとさせられます。

職員Y

夜のピクニック

こんにちは、ポテトまるです。

今回は、恩田陸さんの『夜のピクニック』を紹介したいと思います。

夜のピクニック.jpg

この作品は、恩田陸さんの作品の中でもかなり有名な作品なのではないでしょうか。
しかし、私はいままで読んだことがなく、ふとベストセラーと言われる有名作品を読んでみたいと思った際に偶然にも出会うことができました。

内容は、高校の全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、伝統行事「歩行祭」の一日の出来事を描いたものです。

いってしまえば、ただ歩いているだけとも言えるかもしれません。
しかし、歩く中で登場人物たちの心の中の想いと葛藤しながらも、それぞれが向き合う姿がとても印象的でした。

また、途中で風景を表現する描写があるんですが、その表現がとてもきれいなので、是非注目してほしいです。
普段何気なく生活しているだけでは気が付かないけれど、仲間と一緒に大変な思いをしながら見ることで、感動することができる事って確かにありますよね。

ストーリーの語り手が二人いて、視点が切り替わって物語が進んでいくので、それぞれの考えが読者には分かっているというのも斬新で良いなと思いながら読んでいました。

読み終わった後は、自分も登場人物たちと一緒に80キロを歩き終えたのではないかと思うほどの爽やかな感覚になったのを覚えています。

さすが永遠の青春小説だと言われているのが分かる作品で、何度も読み返したくなる物語でした。

夜のピクニック』は瀬戸図書館に所蔵されているので、気になった方、また読み返したくなった方は是非!

(名古屋の図書館スタッフ ポテトまる)

2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56  

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 7.903.0