「イースター」と一致するもの

受難日

「キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。人間の姿で現れ、へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。」
日本聖書協会 『新共同訳聖書』フィリピの信徒への手紙 2章 6~8節

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本日は受難日、イエス・キリストが十字架にかけられて亡くなったことを思う日です。

鞭打たれ、十字架をかつがされて街をひきまわされ、ゴルゴタという丘で他の二人の死刑囚と一緒に十字架にかけられました。十字架刑というのは長時間の苦痛のすえに死にいたるという大変残酷な極刑だそうです。説明をきくとアクセサリーなんかで身に着けるのをためらってしまいますよ。

そして4月20日の日曜日はイエス・キリストが死から復活したことを喜ぶイースター(復活祭)です。タマゴさがしをしたりする習慣があります。

 

4月21日(月)のオルガンアワーではイースターの曲を予定しています。

12:40から名古屋キャンパスチャペルにて行います。どうぞご予定ください。

受難日になので断食(朝だけ)をしてみたところ...お昼ご飯をいっぱい食べてしまって、なにがなにやら...食べ過ぎにつき夜も断食かな...。

レンテンローズ

前回の記事にあるように本日は灰の水曜日、レントが始まりました。
ということで、ブログのtop画像をレントっぽく変更しました。
"レントっぽく"のポイントは3つ。

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1.写真はレンテンローズ(クリスマスローズ)
  クリスマスローズはクリスマスの時期に咲くものと、今の時期に咲くものがありますが、今の時期に咲く種類のものは"レンテンローズ"と呼ぶそうです。名古屋キャンパスチャペルに咲いたレンテンローズの写真です。

2.敬神愛人(英語)の横にユリの花のマーク
  白百合は復活(イースター)の象徴ですが、受難があってこそのイースターともいえます。また赤い百合は受難の象徴ともされています。

3.ムラサキ色
  レントの時期の色、受難を意味する色です。「待つ」という意味もあるのでアドヴェント(待降節)の時期にも使われます。


カーニバル

今日はカーニバル最終日です。
それというのも3月5日からキリスト教ではレントというものに入るからです。
レントは日本語で受難節といいます。受難、なんだか不穏な響き...それもそのはず、受難とはイエス・キリストが十字架で死刑になる苦しみを覚えて過ごす期間(40日間)なんです。喪に服すというのに近いでしょうか。そうなると遊んで贅沢して呑んで騒いでなんてちょっと...となりますよね。

つー、まー、りー、今日が騒ぎ納めということで、きっと世界各地のカーニバルが盛り上がっているはずです。

ちなみにレントは毎年日程が変わります。
レントがいつからかというと、春分の...(中略)...がレントです。



あ、正確に書くと長いから思わず(中略)してしまいました。



気合を入れなおして記載しますので覚悟して読んでください...


春分の日の後の最初の満月の後の日曜日の前日の土曜日から間の日曜日を除く40日間がレントです。


レントの初日のことは「灰の水曜日」と呼ばれています。
ちょうど明日3月5日です。
下線部はイースター(復活祭)の日程で、イエス・キリストが死から復活したことを記念する日です。今年は4月20日になります。

キリスト教の暦後半

11月最後のオルガンアワーが25日(月)12:40~13:10に行われます。

キリスト教の暦(こちらをご参照ください→キリスト教の暦は5つの季節

5つの季節のうち前回はイースターの曲までを演奏しましたが、今度は後半のペンテコステ、聖霊降臨節の曲を予定しています。

前半4で後半1とは比率がおかしい!と思われるかもしれませんが、

12月~12月24日ぐらいが待降節

12月25日ぐらいから2月ぐらいが降誕節

2月ぐらいから3月ぐらいが受難節

3月ぐらいから5月ぐらいが復活節

5月ぐらいから11月ぐらいが聖霊降臨節

ということでこの聖霊降臨節が1年の約半分をしめています。前半の4つの季節はイエス・キリストの生涯、そして聖霊降臨節は教会(人)の季節そんなイメージがあります。祈る時期、平和を考える時期、収穫感謝、終末を思うなど聖霊降臨節のなかでも色々な行事が入っている盛りだくさんな季節です。

 

あ、上の「〇月ぐらい」って表現だらけになっているのは自信がないせいではなくて(かといって自信もありませんが)毎年日程が変動すためです。

前半を聞き逃した方もお楽しみいただけるようプログラムを組んでいます。

お待ちしています。

キリスト教の暦は5つの季節

キリスト教の暦はおおまかに

 

1 待降節(アドヴェント) クリスマスを待つ期間

2 降誕節 クリスマスの期間

 

3 受難節(レント) イエス・キリストの受難(十字架にかかること)の期間

4 復活節 イエス・キリストの復活(イースター)の期間

5 聖霊降臨節 聖霊が降ってからの期間    

 

の5つの季節がこの順番でめぐります。

季節の変わり目に☆□■とありますが、☆□■にはそれぞれ

 

☆降誕日(クリスマス)

□復活日(イースター)

■聖霊降臨日(ペンテコステ)

 

という区切りが入ります。この☆□■がプロテスタントのキリスト教会では最も大切にしている三大祭です。

そして間にちょこまかと「世界祈祷日」「花の日・こどもの日」「平和聖日」「宗教改革記念日」「収穫感謝」などなどちょっとした行事が入ってきます。

 

今度の月曜日のオルガンアワー(11月18日12:40~13:10)ではキリスト教の暦前半と題して、アドヴェント、クリスマス、レント、イースターの曲を特集します。ぜひお越しください。

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