「十字架」と一致するもの

ペンテコステ、日本語で書くと「聖霊降臨祭」
キリスト教の三大祭の一つで聖霊が降ったことを記念する日です。


だけで、説明が終わったらさっぱり想像のつかない祭りです。何の奇祭?って感じですよね。

一個前の記事で、ペンテコステを意訳すると、キリスト教会の誕生日とお伝えしましたが、聖霊が降ったことがなんで教会の誕生日に意訳できるんだろうか、まったく想像がつかないですよね。

それでは焦らず、聖霊降臨祭がどんな出来事をベースにしているかを知れば、多少は納得できるのではないでしょうか。
ではベースとなった出来事はこのような話です。


イエスが十字架で死を遂げ、復活し、天へ昇った後、イエスの弟子たちがみんなで家に閉じこもっていました。五旬祭というユダヤのお祭りのころ、弟子たちが祈っていると、強い風がふき、天から炎の舌のような聖霊が弟子たちにおりてきました。すると、それまで閉じこもっていた弟子たちが街へ出て行って力強く伝道を開始しました。

おわり

ということで、伝道を開始した=教会の誕生日、と受け取ることができるわけです。
イースターや昇天日と同じく毎年日にちがかわります。2024年は5月19日がペンテコステです。

伝道が開始された、ということでペンテコステの周辺の日程を「伝道週間」といった名称で特別な行事を行う教会やキリスト教学校が多くあります。

さて、そんなわけで本学のキリスト教センターでも、ペンテコステを記念して来週、特別なチャペルアワーを予定しています。

『キリスト教と福祉』というテーマで特別なチャペルアワーをおこないます。
キリスト教は単に教会の中だけではなく、生活、思想、芸術、文学など、人の営みに深く関係しています。そうしたものを「キリスト教と〇〇」といったシリーズで特別なチャペルアワーとしてとりあげていきます。〇〇にはその時のテーマが入り、キリスト教の視点からの〇〇、〇〇の視点からのキリスト教など、「キリスト教と〇〇」というテーマだからこそ聴くことができるメッセージをお届けします。

2024年春学期は「キリスト教と福祉」をテーマに奨励していただきます。

<名古屋キャンパス>
日 時:5月21日(火)13:00 - 13:30
場 所:しろとりチャペル
奨励者:佐藤康光(認定NPO法人 からし種、日本基督教団教会員)
奨励題:「さあ、これから」
聖 書:マタイによる福音書13章31~32節(新共同訳)

<瀬戸キャンパス>
日 時:5月22日(水)13:00 - 13:30
場 所:瀬戸キャンパス チャペル
奨励者:原順子(メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン名古屋支部、日本基督教団教会員)
奨励題:「夢の応援団」
聖 書:フィリピの信徒への手紙4章4節~7節

お楽しみに!

今日はGood Friday

今日はキリスト教のカレンダーではGood Friday、何がグッドなのか...日本語では聖金曜日(せいきんようび)、受難日(じゅなんび)と呼ばれています。イエスが十字架での死をとげ、墓に葬られたとことを記念する大切な日です。
英語ではこの金曜日を"Good Friday"と表現するんです。
そして明後日、3月31日(日)がイースター(復活祭)です。タマゴとウサギの飾りでおなじみになってきましたね。
月曜日には2024年度が開始です。チャペル行事もはじまりますよ、お楽しみに。

職員Y

もうすぐイースター

ブログの更新が途絶えておりましたが、今日からまたチャペル行事などなど更新していきますよ!
そうやって気持ちを新たにした今日、キリスト教のカレンダーでは洗足木曜日(せんぞくもくようび)といわれる日です。
イエス・キリストが十字架で処刑され死ぬ受難を記念する「受難日」が明日でして、今日はその直前、あの、名画で知られる『最後の晩餐』の場面の日です。

洗足木曜日、と呼ばれるのはイエスが弟子の足を洗った記述が聖書にあるからです。(ヨハネによる福音書 13章1~15節)先生(イエス)が率先して弟子の足を洗ったのだから、みんなお互いに足を洗いあいなさいと行動をもって示された場面です。自分のふるまいを見直さなければとはっとさせられます。

職員Y

バレンタインからはじまった受難節

バレンタインからはじまった受難節なとど書くと、バレンタインに対するネガティブキャンペーンっぽくなりますが、そうではなく、キリスト教の暦の話です。
キリスト教のシンボルといえば十字架ですが、この十字架がシンボルになる事件、イエス・キリストが十字架による死刑執行されたこと、イエスの受難を念頭に置いて過ごす受難節(じゅなんせつ)という季節です。
受難節はレント、他にも四旬節(しじゅんせつ)と呼ばれています。
イエス・キリストは十字架刑により死んで、墓に葬られて、三日目に復活したわけですが、その復活した日がイースター、復活祭といわれる日。それが
春分の日の後の最初の満月の次の日曜日(のが多いと添削されそう)
になるため、毎年日付が変わる移動祝日でして、今年は3月31日。その日を起点に日曜日を除く40日前からの期間が受難節になります。曜日は水曜日固定なので受難節初日を「灰の水曜日」と呼びます。
今年は2月14日(水)が灰の水曜日だったんです。
(職員Y)

ペンテコステってなに?

明後日、はペンテコステです。
といって「ああ、ペンテコステね!」となる人は少ないのではないでしょうか。
キリスト教の三大祭の一つなんですが、日本では他二つの知名度に比べるととんでもなく知名度の低いお祭りになります。ちなみに他の二つはクリスマスとイースター。
その二つにかたを並べて三大祭の一角をになっているのに存在感が・・・というのがまたたまらないペンテコステです。
日本語では"聖霊降臨祭"と書きます。読んで字のごとく、聖霊が降ったことを記念する日です。
いったいどんな出来事を祝う日かというと・・・
イエスが十字架で死を遂げ、復活し、天へ昇った後、イエスの弟子たちがみんなで家に閉じこもっていました。五旬祭というユダヤのお祭りのころ、弟子たちが祈っていると、天から炎の舌のような聖霊がおりてきました。すると、それまで閉じこもっていた弟子たちが街へ出て行って力強く伝道を開始しました。
これがペンテコステ(聖霊降臨祭)のおおまかな出来事です。
伝道を開始した=教会の誕生日 として大切にされています。
毎年日にちがかわりますが、2023年は5月28日がペンテコステです。

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