「行事」と一致するもの

サミットの概要

 

 10月13日(土)の午後,本学日比野学舎にて,地域連携センター主催「全国学生カフェサミット」が開催されました。これは,本学の学生たちが運営する店「マイルポスト」の設立10周年を記念する行事として行われました。マイルポストは,2002年に瀬戸市の銀座通り商店街の空き店舗からスタートし,2007年に大学本部が名古屋市熱田区に移転すると,日比野商店街に新たに「カフェ&ベーカリー」のお店として再出発しました。発足当時から企画や運営に熱い情熱を注いできた経済学部の水野晶夫教授にとっては,さぞ感慨深いものがあったでしょう。歴代のマイルポスト店長と祝賀会を催したに違いありません。

 さて,学生カフェサミットです。当日は,全国から16大学の参加がありました(注)。会議場の日比野学舎301教室は,ほぼ満席で100人強の参加となりました。日比野商店街の近藤一麿理事長や敬和学園大学の趙教授,神戸松蔭女子学院大学の山科さんにもご参加いただきました。お忙しい中,どうもありがとうございました。

 第一部は6大学の事例報告と記念トークライブ。「私たちのカフェ自慢」と題した事例報告では,6大学が店舗の紹介と活動内容を各5分間という短時間でプレゼン。続くトークライブでは,「猿カフェ」を展開する「クリエイトワークス」「SARU」代表取締役の猿渡弘太さんの講演でした。

 第二部は,「次の10年に向けて―学生カフェの運営成果と今後の展開の方向性を問う―」と題したトークセッションです。猿渡さんにコメンテーターとして入って貰い,本学経済学部の井澤知旦教授の司会進行のもとに,各大学のカフェ代表者が本音を吐露する時間となりました。

 

それぞれのカフェ

 報告をした6大学のカフェはそれぞれ個性的でした。

 新潟県新発田市にある敬和学園大学の「まちカフェ・リンク」は学生と市民主体のコミュニティ・カフェを目指し,社会福祉の事業として運営されています。報告者の石田さんと川上さんのお二人は,いずれも人文学部共生社会学科の学生です。学んでいる社会福祉を実践に活かしているのでしょう。地域の特産品を扱った商品開発は,極めてもユニークです。

 一橋大学の「Caféここたの」は,年間売上額670万円と,今回参加カフェの中では圧倒的な収益力を誇ります。「ここたの」は「ここ楽しい」の略語だそうな。運営主体はNPO法人,ロケーションも商店街のアーケード内,営業は水曜日を除いて毎日,食事メニューは一般のカフェに劣らずとても豊富です。学生カフェとは思えぬ本格派。

 和歌山大学の「カフェWith」は,安達先生のゼミ生がゼミ活動の一環として運営しています。生きた経済と地域を学ぶのが狙い。その場所は,空き店舗からオープンカフェまでと多彩です。オープンカフェは,市内各所でイベントに合わせて開店します。

 広島経済大学の「Café Time」は,平日(月曜~金曜)に12:00~21:00まで営業している,これまた本格的なカフェです。運営組織も執行・広報企画・経理・商品開発・総務などの部を構成し,まるで会社組織。実際,商品開発には相当の労力を費やしているようで,オリジナルメニューに工夫の跡が伺えます。

 香川大学の「和カフェぐぅ」は,瀬戸内芸術祭が行われるアートと環境の島「直島(なおしま)」で展開しています。題して「直島地域活性化プロジェクト」。営業は,観光客が「直島」に訪れる土曜と日曜。学生たちは営業前日に食材を買い込み,船で直島に出かけ,閉店後にまた船で戻ってくる。だから,往復の交通費が嵩み利益は期待できない,という。それでも,このプロジェクトへの参加学生は65人と大所帯。

 そして,本学のマイルポスト。改めて紹介することもないでしょう。他大学に負けず劣らずの歴史と実績を誇ります。

 

猿渡さんのお話し

 

 猿渡さんは,名古屋で若者に人気の「猿カフェ」を展開している実業家です。カフェの運営にはプロ中のプロですから,猿渡さんの講演とコメントは,アマチュア経営者の学生たちには大きな刺激となったに違いありません。猿渡さんの講演とコメントから,興味深いメッセージを幾つか拾ってみましょう。

 ○客にとってカフェの魅力は,空間と自由な時間を楽しめること。だから,空間も接客も徹底的にお客さんの目線でサービスする必要がある。

 ○「猿カフェ」のテーマは,ちょっとした「非日常性」。ゆったりとしたソファ,一般家庭には置かないような調度品は,それを演出する小道具。

 ○営業や経営に大切なことは,情熱と継続。

 ○リーダーは饒舌であることが重要。

 ○愛される人間になろうとしたら,愛する人間になれ。

 ○人は人でしか磨かれない。だから,多くの人と接し磨きあうことが重要。

 ○夢を実現するにはコツがある。夢を掲げ,その夢の具体的状況を明確にし,そのために何が必要であるかをリストし,このリストを一つ一つ実現していくことだ。

 

対外試合の重要性

 

 全国学生カフェサミットは,マイルポストに参加している学生たちの対外試合でした。こういう対外試合をすることは,成長のために凄く重要です。何故か?それは,組織の中だけに意識が終始すると,ついと内弁慶で,独善的な「井の中の蛙」になりがちだからです。そうならないために,外部との交流が不可欠です。

 何でもそうですが,何事かを一生懸命やっていれば,必ず問題や課題が現れてきます。一人でやっていると,なかなか問題解決のための妙案も浮かびません。しかし,外部と交流することで,同業他者と問題を共有することができるし,上手くいけば自分では気がつかない解決方法を教えて貰うこともできます。つまり,対外試合によって,他の人も同じような悩み事を抱えているんだ,自分だけが悩んでいるのではないのだ,と問題を他者と共有し,一緒に解決策を探す友人を得ることができます。さらに,悩んでいた問題への対処法を教えて貰うこともできます。加えて,自分では気づいていなかった将来の発展方向や考え方さえ学ぶことができます。

 これは,教員が参加する外部の研究会や学会活動も同じです。なぜ,研究者は学会に参加するか?それは,自分の研究成果を世に問うことが第一の理由でしょうが,それを通じて自らの研究に対する他者からの評価や批判を聞き,さらに研究水準を高めるためです。そうでなければ,自己の殻に閉じこもった自慰行為と変わりません。外部を見,外部と付き合うことで,自らをより良く知ることができるのです。

 学内や仲良しサークルの内に留まっていては,自分自身を客観視できません。マイルポストに限らず,他の部活動やサークル活動を行っている学生諸君,あるいは学業で優秀な成績を誇っている学生諸君も,是非,様々な機会を利用して積極的に対外試合に臨んで欲しいと思います。闘う相手は狭い学内の人間ではなく,日本全国,そして広く世界の同業他者なのです。

 

マイルポストの関係者へ

 

 マイルポストの学生諸君にもお礼とお褒めを言わせて貰いましょう。マイルポストの運営には,サークル活動一般に共通する組織運営の難しさだけでなく,商売としての難しさも体験することでしょう。さらに,お客さんは内輪の友人だけでなく,外部の一般客も居ます。お客さんにとっては,運営主体が学生であろうが誰であろうが,お金を払って商品やサービスを買うのだから,マイルポストに対してもプロのサービスを求めます。そこで,貴方がたは社会の厳しさを体験します。そうして切磋琢磨の時間を持つのです。

 その成果の表れだと思います。全体司会を担当していた4年生の栁田亮平君も,マイルポストの代表としてプレゼンやトークショーに参加した3年生の山本美紗さんも,他大学の学生に気後れすることなく,見事にご自身の役割を果たしていました。あぁ,彼らは立派に成長しているなぁ,と感心しました。この活動で学んだことを,今後の就職活動にも,そして卒業して社会人になった後にも活かして欲しいと思います。

 また,日頃のマイルポストの活動や今回のイベントを支えてくれた学生諸君,彼らを支援している地域連携センターの教職員の皆様,本当にご苦労様でした。ありがとうございました。「猿カフェ」の猿渡さんと交渉し新機軸を拓いて頂いた立花さんに感謝。

 

(注)報告6大学:敬和学園大学,一橋大学,和歌山大学,広島経済大学,香川大学,名古屋学院大学。ポスターセッション参加10大学:北海道大学,青森中央学院大学,東北大学,横浜国立大学,松本大学,名古屋大学,滋賀県立大学,神戸松蔭女子大学,兵庫県立大学,九州大学。

秋の行事のお知らせ

2012年度第三回、宗教講演会のお知らせです。

11月13日(火)16時45分~18時15分

名古屋キャンパス(白鳥学舎)チャペル

 

「メイク・ア・ウィッシュ~夢の応援団」と題しての講演会。

講師はメイク・ア・ウィッシュ・ジャパン名古屋支部で活躍されている先生です。

メイク・ア・ウィッシュというボランティア団体は3歳以上18歳未満の、難病の子どもたちの夢をかなえるお手伝いをしています。

 

たくさんの参加をお待ちしています。

秋学期初!

10月10日(水)は瀬戸キャンパスのオルガンアワーです!!

 

seto001.jpg秋学期初のパイプオルガンによる音楽のひと時、聴かなきゃソン!

瀬戸のオルガンアワー10月は行事と重なっているために、明日の1回だけなんです。シュン。

 

この貴重な機会をお見逃しなく!

 

プログラムは・・・

minori.jpg「実りの秋を讃えて」

10月に教会では"収穫感謝"という礼拝をします。

オルガンの演奏を聴きながら、実りにともに感謝できますように・・・。

 

明日の13時から、瀬戸キャンパスチャペルです。

入退場自由です。お気軽にチャペルを覗いてくださいね♪

変更のお知らせ。

さて、重要なお知らせがあります。

 

♪瀬戸キャンパスのパイプオルガン演奏10月よりスタート

第2、第4水曜日13:00~13:30

偶数週の水曜日になりました。

 

パイプオルガンで讃美歌を中心に宗教音楽を演奏いたします。午後1時のチャペルの鐘の音を合図に演奏が始まります。(途中の出入りは自由)

 

 

 

瀬戸キャンパスでのチャペル行事

いずれも13:00~13:30

・偶数週の水曜日:オルガンアワー

・毎週金曜日:チャペルアワー

 

名古屋キャンパスでのチャペル行事

いずれも12:40~13:10

・毎週月曜日:オルガンアワー

・毎週火曜日:チャペルアワー

・毎週木曜日:カレッジアワー

 

※開催は授業期間のみとなります。

秋学期もチャペル行事への参加、お待ちしてます!!!

わぉ!!!

CIMG0758a.jpg

 

いつの間にか9月18日じゃないですか!

9月21日(金)から秋学期じゃないですか!!

つまり、チャペルアワーやカレッジアワー、オルガンアワーが始まるってことじゃないですか!!!

 

さっそく21日(金)13時から瀬戸キャンパスチャペルアワーです!

おぉー、このフレーズ、久しぶりの響きでワクワクしました。

 

<9月の行事>

21日(金)13:00~チャペルアワー(瀬戸)

24日(月)12:40~オルガンアワー(名古屋)

25日(火)12:40~チャペルアワー(名古屋)

27日(木)12:40~カレッジアワー(名古屋)

28日(金)13:00~チャペルアワー(瀬戸)

 

チャペルでお会いする日をワクワクして待っています!!!

春学期残りわずか!!

テストを目前に、春学期最後の行事が目白押しです・・・寂しい。

明日7/13(金)のチャペルアワーが瀬戸キャンパスでのラスト・・・とても寂しい。

先週髪の毛を30センチ切ったのに、誰にも気がついてもらえない・・・なんだか寂しい。

 

・・・とはいえ、自分でも見た目に変化を感じないので無理な話です・・・でも30センチ切って見た目変わらないって、切る前がいかに長かったのか・・・。明日のチャペルアワーの聖書箇所には、もっとロングヘアーな女性が登場しますよ。

マルコによる福音書14章3~9節

奨励題は「ナルドの香油」

 

13時から瀬戸キャンパスのチャペルで行われます。これを逃すと次は9月21日(金)ですよ~。

麦茶んまぃwww

化〇〇の続きが見たいです!
な〇〇な〇〇な〇〇、な〇〇ぉぉぉぉぉ!!!



こんにちは、朝から(ネット上では)テンション(´∀`∩)↑age↑気味な黒い人です。


実物はローテンションです。
すんごく眠いです。
あんにゅいです(;´△`) ホァ




さて、七夕が過ぎましたね~
七夕が日本固有の行事でないことは、以前の記事でご紹介しています(・´з`・)
そこで今日は、「7月」について紹介していこうと思います(`・ω・´)


【文月】(ふみつき)
日本で用いられますね(゚∀゚)
もともとは、旧暦7月。今でいうところの7月下旬から9月上旬の事です。現在の新暦でも、別名として用いますね(´∀`)

文月の由来は諸説ありますが、
「7月7日の七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝す風習があることから。」(夜風にさらして湿気を追い出し、虫が湧かないようにする)
と、いうのが現在の定説です。

しかし、七夕はもともと、奈良時代に中国から輸入されたものなので、日本にはない文化でした。
そこから、稲の穂が含む月。「含み月」 「稲含み月」という説もあります。
他にも、「秋初月」(あきはづき)・「七夜月」(ななよづき)の別名もあります(`・ω・´)



【July】
英語での月名、Julyは、ユリウス暦を創った共和政ローマ(BC509‐BC27)末期の政治家、ユリウス・カエサル(Julius Caesar)に因みます。
カエサルがユリウス暦導入(BC45年)の際に、自分の家紋名に変更しました。
「ブルトゥス、お前もか!」で有名なカエサルです(´・ω・`)
誕生日は、7月13日です(`・ω・´)



【季語】
いっぱいあります(`・ω・´)
なので、ちょっとだけつまんで...ハンモック・ハンカチーフ・雨乞・喜雨などが、7月の季語です(・´з`・)



【行事】
7月1日は、富士山の山開き
7月7日は、ポニーテールの日
7月14日は、フランスの革命記念日
7月中は、祇園祭です(・´з`・)



【スポーツ】
ツール・ド・フランス(自転車の世界大会)
鈴鹿8時間耐久レース(バイクの耐久レース)
全英オープン(ゴルフ)
オールスターゲーム(野球・日本)
などなど、盛りだくさんです(´∀`)



【その他】
誕生石・・・ルビー
星座・・・蟹座・獅子座
誕生花・・・トルコギキョウ・ユリ・蓮



以上、7月にまつわるモノ・コトでした(´∀`)



で、7月も1週間が終わりまして、七夕は当然過ぎました(´・ω・`)
なので、七夕飾りが撤去されたわけですが、皆さんに書いていただいた短冊は、どこへ行くと思いますか?


IMG_4114.jpg
黒い人「我が煩悩は、除夜の鐘如きでは傷一つ付けれんわぁ!!」



ゴミ箱へ?(´・ω・`)
ゴミ箱へ.jpg
短冊「解せん!!」




non! non!!(`・ω・´)

お寺か神社で、お焚き上げをします(・´з`・)

なのでみなさん!
ご安心ください、ちゃんと願いは叶いますよ(´∀`)





でも、よく考えたら織姫星の「ベガ」って、25光年離れている→往復50光年→つまり願いが叶うのって、お願いして25年後に届いて、叶えてくれるのにも、地球まで25年かかるわけだから・・・・・・・・・!? (;・△・)!?

上げて落とす、黒い人でした(・´з`・)











こどもの日・花の日

突然ですが、ここでクイズ!

まずはこちら↓をご覧ください。

 

chapel5.jpg

 

 

左が5月のチャペル、右が本日のチャペルの写真。

ものすごーく劇的に変わったところがあります(※写真のアングルではありません)

どこでしょうか?

 

わかりましたか?

 

 

ふふふ、正解は~

「チャペルの前の花壇の花が、パンジーから日々草に変わった」でした!!!!!

 

CIMG0290.jpg_effected.png

 

 

ちょっと難しすぎましたか?

 

この花はテレビでも紹介されてますが、環境問題に取り組むボランティアサークル「EARTH」の学生さんと、聖テレジア幼稚園の園児さんたちが一緒に花を植えてくださったのです!

 

 

flower.jpg

 

赤白ピンクでとっても華やか。

やっぱり花っていいですね~。

 

さて、こどもと花といえば、プロテスタントの教会には毎年6月の第二日曜日に「こどもの日、花の日」という礼拝があります。この行事の由来は、アメリカで、こどもたちが神様に感謝の気持ちを表すことを覚えてほしいと願った牧師が、花を飾って礼拝をしたことだそうです。

礼拝の中で「こどもの祝福式」がおこなわれ、こどもたちは礼拝の後、お世話になっている人や施設に感謝の花を贈る。そういう事もするそうです。

 

なんと明後日の6月10日はこどもの日花の日!

せっかくなので、お世話になっている人にあらためて日ごろの感謝の気持ちをもてる、そんな週末をお過ごしください。

★熱田まつり★

どーも!

学術情報センターのすすむです(´・ω・`)

みなさん今日は、熱田まつりですよー!!!

ちなみにみなさんは、熱田祭りについてご存知ですか?

少し、説明しましょう♪

 

「熱田まつり」「尚武祭」と呼ばれており、年間約70ほどもある熱田神宮の行事の中で、最も重要かつ荘厳な例祭です。
本宮で神聖な祭儀が厳かにとり行われる中、境内では子供みこし、武道大会、芸能大会などが催され、夕刻からは各門で「献灯まきわら」を奉飾点灯します。

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花火の打ち上げは神宮公園で行われます。
この地方で一番早く打ち上げられる花火で、また、毎年の浴衣の着用もこの熱田まつりから...と言われている名古屋市民に愛されているお祭りです。

http://www.gokinjyo.jp/hanabi/01.html 参照

 

 

実はですねー

学情内からも花火が見れるんですよー(・´з`・)★

 

IMG_3851.JPG 

 

といっても閉館前なので、ゆっくりは見れないですけどねw

 

学情は、花火鑑賞の穴場スポットでしたー(^O^)/

またねー★

CCSのリニューアル

GW明けのCCS


5月連休明けに,装いを新たにしたCCS (Campus Communication Service)が本格稼働を始めました。学生諸君や教職員の皆さんは,連休明けにCCSを立ち上げた途端,そこに広がるポップで明るい色調と見やすいレイアウトの画面に,「オオッ」と感嘆の声を上げたに違いありません。新しい機能も追加され,一段と便利で使い易いものになりました。

CCSが初めて導入されたのは2002年。それから10年ぶりの改訂です。バージョンアップは,3年間にまたがる大プロジェクトです。また,この機に,CCSのSはSystemから Serviceへと名前を変えました。従来以上に高品質なサービスをユーザーに提供しよう,という担当者たちの心意気が,こういう語彙の変更に表れているのでしょう。

システム移行という大作業に携わった皆さんには,心からお礼申し上げます。5月のゴールデンウィークは休日返上,不眠不休でその作業を行っていただきました。改訂版のCCSが稼働を始めた1週間は,おそらく,何かエラーが発生するのではないかとヒヤヒヤされていたのではないかと思います。大きなトラブルも無く,無事に軟着陸したようで,ホッとされていることでしょう。

 

優れモノのCCS

いうまでもなく,CCSは,学生・教員・職員の3者を結ぶ学習支援そして事務支援のための学内情報LANシステムです。インターネットを介しても利用できますから,事実上,いつでもどこでも,利用可能というわけです。

このCCS。なかなかの優れモノであることを,皆さん,ご存じでしたか?日常的にこのシステムを利用している学内の教職員には「何を今さら」と言われそうですし,在学生たちも,入学時から当たり前のように使っているから,その「優れモノ」具合は感じてないかもしれません。しかし,CCSが無い状態を想定してみれば,その優れモノの理由が自ずと理解されるでしょう。

 学生の皆さんは,4月の履修登録(授業科目の選択)はCCSを通じて行いましたよね。インターネットを介して,自宅に居ながらにして履修登録をする学生が,年々増えてきています(そのため,今年の登録時には,学外からの接続がドッと増えて,一時期,外部からの接続ができないといった事態もありました)。また,自分自身が,いつ・どこで授業を受けるのかといった授業予定やイベントなどの学内行事の予定も,画面から一目瞭然です。

急な休講や補講さらには教室変更の情報については,CCSのみならず携帯メールでも配信されています。「大学に行って掲示板を見て,初めて今日の休講を知らされる」といった事態は,私の学生時代には日常的なことでしたが,本学ではとうの昔のことです。

また,悩み相談窓口,成績や就職活動,留学経験など,自分がどんな大学生活を送ってきたのか,その履歴もCCSから一覧できます。

 加えて,対面授業を補完する教育支援機能も秀逸です。授業で使う教材の受取り,レポート課題の提出,授業の内容に関する質問,学生同士での意見交換,授業の終わりの小テストと採点結果の確認など。これらは,学生にとっても教員にとっても便利な機能です。

それらから「自学自習」です。「自学自習」は,択一式の問題とその正解および解説で構成されています。これは,パソコンや携帯電話の上で,繰り返し学習するバーチャル自習室です。経済学部が2度にわたり文部科学省のGP(Good Practice,優良事例,Golden Prize?)を獲得したプロジェクトは,いずれもCCSの「自学自習」機能を活用したものです。また,リハビリテーション学部の学生たち向けに,国家試験の過去問題がアップされています。それ以外の学部でも,多くの先生方が多種多様な問題を作成してくれました。「自学自習」の問題数は,な~んと,31,800題も用意されているのです。学生の皆さん,知識の定着のために,是非とも「自学自習」機能をご利用ください。

さらにCCSには「キャリアデザイン・カルテ(CDK)」と呼ばれる機能があります。これは,学生の自分発見につながるようなキャリア形成支援に関連したものです。「キャリアデザイン」の授業や「NGU自分発見ノート」の作成を通じて,学生とクラスアドバイザーで記入してゆくこのカルテは,学生・教員・職員で共有され,学生支援の資料として活用されています。

 

外部評価の高いCCS

 こうしたCCSが持つ様々な機能を紹介すると,学外関係者からは驚嘆の声があがります。

「そんなパワフルなシステムを持っているのですか?」

「システムを構築するのに相当なお金がかかったでしょうね?」

「今度,見学させてください」

「売ってくれませんか?」,「おいくらですか?」。

数年前まで,学外からCCSに関するヒアリングや視察の調査団がひっきりなしに来ていました。今ではその数は減りましたが,その理由は,ここ数年の間に,本学のCCSを参考に他大学でも様々な機能を備えた学内LANが導入されてきたからだと思います。

本学のCCSが高い評価を得るのは,既に紹介した多くの機能の他に,もう一つ大きな理由があります。それは,利用実績です。昨年1年間のCCSのログオン回数は110万回でした。学生数を5千人と置くと,1人あたり年間220回CCSを立ち上げたことになります。これは,全ての学生が,学期中にほぼ毎日1回はCCSを見ている数です。CCSが,いかに学生・教職員に定着しているかという証左でしょう。

学生の皆さんは,是非,他大学に通う友達に本学のCCSのことを紹介してあげてください。きっと「名古屋学院大学のCCSはすごい」と改めて感心されると思います。


このシステムを支えている学術情報センターの皆さんに感謝。これからもどうぞよろしくお願いします。 

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