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2016年2月10日アーカイブ

新年の挨拶
 明けましておめでとうございます。
 この年末年始は大変温かな陽気でした。それは,明るい未来と希望を予感させるようでもあり,地球温暖化の顕在化のようでもあり,さらにこの陽気が景気に影をもたらしそうで,なんとも不気味でもありました。いずれにしても,年末年始の休暇は,皆さまにとって鋭気を養い新たな抱負を抱く良い機会になったことと思います。
 私自身もこの休暇を使って,一週間近く,普段できない実家の庭掃除に励み,しっかりと気分転換ができました。そして新年を迎え,初詣では学生のため大学のためにしっかり働くぞと,改めて決意した次第です。初詣先で引いた御神籤は「凶」と出ましたので「今日が最悪,これからは好転するのだ」と確信しています。

着実に歩を進める
 さて,昨年は8学部11学科体制のスタート年でした。2016はその2年目です。各学部の教育・研究・集会貢献の活動が安全に巡航速度で歩を進めることができるよう努めて参ります。今年4月には,学生の数が昨年に比べ200名ほど増えます。法学部の150名と子供スポーツ教育学科の50名の増分です。大学院まで含めれば全学生数はほぼ6,000名となり,名実ともに中堅規模の大学となります。
 新学部・新学科は開設2年目を迎え,既存の学部もそれぞれに希望と課題を抱えて新たな船出です。とりわけ,法学部は開設4年目・完成年度を迎え,第1期生たちが就職活動に直面します。彼ら彼女らが希望する進路を実現できるように,効果的でキメ細かなサポートをしていきたいと思います。
 一方大学の経営面では,今年は昨年と違い安定的で着実な歩を進めることができる年だと言えます。昨年は理事会メンバーの改選や多くのベテラン教職員の勇退がありました。そして,新たな理事長と事務局長を迎え,また,新学部・新学科の開設に合わせて,教員・職員ともに多くのニューフェイスを迎えた年でした。加えて,事務局組織の改変とともに,大幅な人事異動が行われました。しかし2016年は,そうした人事に関わる大きな変化は想定されていません。
 こうした点からも2016年は腰を落ち着けて,教育改革や業務改善に取り組むことができる年であると考えています。私たちは「敬神愛人」の精神を携え,強い意志と創意工夫をもって課題解決に努め,従前以上に名古屋学院大学は素晴らしい大学であると評価されるよう,励んで参ります。関係する皆さま方には,どうぞ倍旧のご支援・ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

学ぶ申年
 新年の挨拶なので,今年も干支を話題にして締めたいと思います。今年は申年(さるどし)です。中国では猿は機敏で聡明な動物とされ,申年は躍動の年とも言われるそうです。しかし日本では,猿にちなむ格言にあまり芳しいモノはありません。「猿知恵」,「サルまね」,「猿も木から落ちる」。「犬猿の仲」といったものもあります。また「猿年は騒ぐ」といって,ワサワサ落ち着かない年であるといった説もあるようです。
 しかし「猿まね」「猿知恵」も決して馬鹿にしてはならない様に思います。「学ぶ」は「まねる」ことから始まるわけですから,私たちも内外の動向に注意深く目を凝らして,良いこと素晴らしいことであれば,それを積極的に取り入れていく「学ぶ」姿勢が必要であると思います。もちろん,その際には単に猿まねではなく,私たちに適合したアレンジが必要でしょう。良いモノであれば,それは広く世界に普及し一般化されユニバーサル化されていきます。
 高崎山の猿は暖をとるために温泉に浸かります。火を恐れないのは人間だけかと思えば,人間を真似て焚き火にもあたる猿もいます。温泉に浸かり焚き火にあたるという行動は,猿の世界でもユニバーサル化されつつあるようです。もっとも,湯に浸かる猿は「歳老いたメス猿」だけだそうですが。何故かって?「湯に婆猿」。・・・・・お後が宜しいようで。失礼いたしました。
 改めて,明けましておめでとうごザル。どうぞ皆さん,本年もよろしくお願いします。

2016年1月

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