「映画」と一致するもの

君の名前で僕を呼んで

こんにちは、ウィニーです。
今日紹介する映画は新作映画です。
2018年4月上映した男性同士のラブストーリー君の名前で僕を呼んで」。

君の名前で僕を呼んで [DVD]

あらすじ

1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と過ごす17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)は、大学教授の父が招待した年上の大学院生オリヴァー(アーミー・ハマー)と出会う。一緒に自転車で散策したり泳いだり、読書したり音楽を聴いたりするうちに、エリオはオリヴァーに恋心を抱く。やがてその思いは通じるのか・・・・。

男性同士のひと夏のエピソードを描いたラブストーリー。アンドレ・アシマンの小説を基に、17歳の少年が大学教授の父親に招かれた大学院生と出会い、ひかれ合うさまをつづります。この恋の描写はとてもデリケートだ。オリヴァーはエリオの思慕を利用して、彼を支配するようなことはしない。ゆっくりとエリオの真意を確かめるように、彼の無垢を慈しむように、青年は少年に近づいていく。
そして、教授を演じたマイケル・スタールバーグがいい。彼はエリオの恋を裁くような真似はしない。これはどのような初恋も祝福されるべきだという、ジェームズ・アイヴォリーから若い世代へのメッセージなのです。
(学生サポーター ウィニー)

ゴッドファーザー


ギャングスターに憧れるようになったのだ!!

......といった具合に現在ギャングを題材にしたアニメが放送していますね。どうも、伊藤です。
恐らくまだ放送していないかと思われますがマンインザミラー戦が個人的に一番好きです。初めて読んだ際には展開が二転三転するのでドキドキしたものです。

そんなわけで今回はギャング......ではなくマフィア!
名前に関してはイタリア系かどうかという違いですがどちらも暴力団であることには変わりないです。おっかない。

ゴッドファーザー ベストバリューDVDセット  (期間限定スペシャルプライス)
あらすじ:47年、ニューヨークでマフィアの抗争が激化した。敵対するタッタリア・ファミリーにドンを襲われたコルレオーネ・ファミリーでは、ソニーとマイケルの兄弟が戦いの中心人物となる。 
   マリオ・プーゾのベストセラー小説の映画化で、フランシス・フォード・コッポラ監督の名を一躍有名にした傑作である。ジェームズ・カーン、アル・パチーノ、ロバート・デュヴァルらの演技と、静かなタッチのなかに展開する凄惨な抗争描写が見もの。以後のバイオレンス作品の手本となった。 (Amazon商品ページより引用)

ということでゴッドファーザーシリーズ。
コルレオーネ・ファミリーの栄枯盛衰を描いた骨太な作品となっております。
同じマフィアを描いた作品、スカー・フェイスのような過激やド派手さはありません。どちらかと言えば全体として暗く重い雰囲気がある作品となっています。

しかし暴力や恐怖政治、一般社会に生きていれば思いもつかないような手段で人々を追い詰めていく姿はまさにマフィア。
ド派手な爆発だけの映画には飽きた! 骨太なドラマが観たい! といった方々に是非オススメします!

以上、伊藤でした。

(学術情報センター 伊藤)


The Shape Of Water

こんにちは、ウィニーです。
今日はね、新着DVDを皆にオススメしたいです。
去年、大ヒットしたアメリカ映画「The shape of water」です。


あらすじ
1962年、米ソ冷戦時代のアメリカで、政府の極秘研究所の清掃員として働く孤独なイライザ(サリー・ホーキンス)は、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と共に秘密の実験を目撃する。アマゾンで崇められていたという、人間ではない"彼"の特異な姿に心惹かれた彼女は、こっそり"彼"に会いにいくようになる。ところが"彼"は、もうすぐ実験の犠牲になることが決まっており。
米ソ冷戦下のアメリカを舞台に、声を出せない女性が不思議な生き物と心を通わせる。この映画は今年前半に中国でめちゃくちゃヒットしました。私はまだ見てないですが時間があれば、ぜひ見たいと思います!
皆さんも、よろしければ、見てみてくださいね~
(学生サポーター ウィニー)

甜蜜蜜ラヴソング

こんにちは、ウィニーです。
今回紹介するDVDは久々の中国映画です。「ラヴソング(甜蜜蜜)」です!

ラヴソング [DVD]

あらすじ:

1986年夢を抱いて中国大陸から香港へとやってきたシウクワンは、ある日マクドナルドで同じ大陸出身者であるレイキウと知り合う。テレサ・テンが好きということで意気投合した2人は、お互いに惹かれあっていく。大陸から香港に出てきて、孤独を感じていた2人はやがて結ばれるのだが、シウクワンには故郷の天津に残してきた恋人がいた......。
この映画作品は10年にもわたる一組の男女の恋愛模様を描いたロマンティック・ラブストーリーです。シウクワンは、ある事情から中国大陸を後にし香港へと渡ってきます。同じような理由で香港にやってきたレイキウ。町をさまよっていた二人は、偶然マクドナルドで知り合いました。それがきっかけで二人は付き合うようになるが、それは10年にも及ぶ二人の愛憎劇の序章にすぎなかったです。

(学生サポーター ウィニー)

学生を戦地へ送るには

『学生を戦地へ送るには : 田辺元「悪魔の京大講義」を読む』

 

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 かつて国の為に死んでいった時代がありました。対米英戦争に向かっていった1939年ころのことです。

あのころの大日本帝国はどのように侵略していったのか。そこにはある強力な悪魔的思想がありました。

京都学派、田辺元による講義は学生たちをあの戦争へ駆り立てた、そしてその講義をもとにした本は当時ベストセラーになったのです。

『歴史的現実』。

この悪魔的思想書『歴史的現実』を、2泊3日でセミナーを開き、読み解こうと試みた、その内容が一冊の本になった。それがこの本です。

ちなみにこのセミナーは箱根の仙石原(エヴァンゲリオンの舞台として知られる)という静かでとても心地よさそうな場所でおこなわれたそうです。戦争中に知識人や文化人なんかはこういうところに避難していたみたいです。

哲学者西田幾多郎と共に知られる田辺ですが、その説得力ある強力な論理で、「死」を受け入れろ、超越しろ、簡単にいえば「国の為に死ね」、というメッセージを送り込み、それが学生たちに感染していくんですね。ちょっと恐ろしい。

著者はこの田辺の本を丁寧に解説していくことで、彼の理論がいかに強力で、説得力があり、でもちょっと考えるとでたらめじゃないか、と納得させてくれます。

ああ、エリートって案外こういうロジックにひっかかりやすいんだな、いやむしろエリートだからこそこういう頭の良い人に説かれると「感染」していくんだなということがわかります。

著者が言いたいのは今後日本でこういう悪魔的思想が出てくる可能性はある、だからこの本を読んで耐性をつける、いわば予防接種を受けておこうということです。

戦争には二種類の性質がある。一つは他国から、他民族から自分たちの土地を侵略されるという種類のもの。これは自らの祖国を守るために戦争をするわけだから、大義名分がある。

ところが逆に他国の領土獲得のための侵略戦争を行うには、国民の同意を得るためにそれなりの理由が必要になる。だから田辺が行ったような強力な理論が(学生を戦地へ送るには)必要になるんですね。

と考えると田辺元が侵略戦争を擁護しようとしていたことがわかります。

このように戦前にどんなことが起きていたのかを考えていくことがこの本、この講義の目的ですが、もう一つこのセミナーでは当時の雰囲気をつかむために、当時ヒットした国策映画『敵機空襲』を観ています。43年の映画ですがこれを観ると当時の雰囲気が分かると言います。43年はもう空襲が始まっていて、敗戦のにおいがしていたころだと思いますが、一般人にはあまりそういうことが現実として分かってないらしいのです。

(この映画、図書館にあるといいな。)

当時はこういった国策映画がけっこうあったみたいですね。

著者佐藤さんは当時の国内外の歴史、政治だけでなく思想、文学、宗教、哲学といったことに深く見識があるので、現代から考えてみると困難なようなことでもなんとか理解することができます。この本は講義形式でかかれているので読みやすく、腰を据えて集中講義をうけるような感じで読んでいただくと良いと思います。

 

図書館SA あっきー

 

 

 

 

 

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