「レント」と一致するもの

厄介なオンナ

こんにちは豆太です。

またまた名古屋学院大学卒業生(外国語学部)の作品を紹介します。

『厄介なオンナ』

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皆さんもよくご存知の青木さやかさんです。

彼女はお笑いタレント、俳優、エッセイストの肩書を持つ異色のタレントです。

本人曰く、芸能界という世界の中で商品であるには、わたしはちょっと繊細過ぎて厄介であった。

わたしからすると芸能界はデリカシーのないように見える人や出来事だらけに思えていちいち傷ついてしまった。

自分でも持て余すほどの繊細さや不器用さを静かに見つめ、周囲の人たちと厄介な自分との何気ない日常風景を綴った作品です。

とはいえ彼女決して、自分の厄介さを自慢するわけではありません。

周囲の声に応えようとするけど、繊細な部分を隠したまま社会に馴染ませていくのって思いのほか難しいよね。

容姿いじり、飯島 愛さんのこと、アナログ人間、パニック症など珠玉のエッセイ、光浦靖子(オアシス)との特別対談「世間の目」を気にして数十年生きてきました。

などの内容が、言語化しづらい心情を、過去の出来事やちょっぴりちぐはぐとも思える他者との会話を通じて、ひとつずつ丁寧に描き出しています。

また、ゲッターズ飯田氏は伝えようとする人ではなく伝わる人、それが青木さんの魅力だと言っています。

大変読みやすいので是非読んでください。

(名古屋図書館スッタフ:豆太)

ヘンデル作曲《メサイア》と私

明日の瀬戸キャンパスチャペルアワーのご案内です。

と、短いご案内だけにしようと思いましたが、せっかくなのでヘンデル作曲の《メサイア》について長々と書いてしまいましょう。
メサイアは救世主、つまりイエス・キリストのことです。イエス・キリストの生涯を聖書の言葉を音にのせてたどるオラトリオです。
全53曲の三部仕立てになっています。

第一部 誕生の予告→誕生(クリスマス)→
第二部 十字架の死へと向かう受難(レント)→復活(イースター)→
第三部 イエスの復活により死が滅ぼされ、永遠の命が与えられた!

といった流れです。
オーケストラだけの曲、ソプラノ、アルト、テノール、バスのソリストの曲、合唱曲が混ざっているので53曲あっても退屈しません。クリスマスやイースターの時期に演奏されることが多いです。誕生と受難、復活といった重要な季節にイエスの生涯をおさらいするといった意味合いがあるのでしょう。

第二部の最後の復活の曲(44番)、ハレルヤコーラスは超有名曲なので、知らず知らずのうちに耳にされていると思います。
ちなみに明日のチャペルアワーの聖書箇所は最後の53番の歌詞の原典の聖書箇所です。こちらも良い曲です。

ヘンデルはイギリスで活躍した作曲家でして、本学のルーツでもあるメソジストの初期の音楽に多大な影響を与えた人です。メソジストの創始者の甥は「頑固なヘンデルもどき」と評されるほどだったとか。さて、どのような奨励なのかお楽しみに!

<チャペルアワー詳細>
日 時:9月30日(金)13:00~13:30 
場 所:瀬戸キャンパスチャペル
奨 励:「ヘンデル作曲《メサイア》と私」
奨励者:江田 司(スポーツ健康学部 教授)
聖 書:ヨハネの黙示録5章12~14節

※2022年度のチャペルアワーは当面の間「学内関係者のみ出席可」とさせていただきます。チャペルアワーに出席される際は、手洗い・消毒・検温・マスクの着用など、各自可能な範囲で感染症対策をお願いいたします。体調不良の場合は出席をご遠慮ください。

(伝道師じゃないほう)

なぜ、今『ジェンダー』なのか。

国連の掲げる17の目標にも挙げられる『ジェンダー平等』

現在は様々な人にとって生きずらい世の中なのだろうか?

少し前までは、「ジェンダー」なんて言葉も知らなかった。

セクハラ、モラハラ、パワハラ、アカハラ、フェミニズム、ジェンダー・・・

色々な言葉が有名になっただけでも、今は良いのかもしれない。

様々な個性も持ったタレントが、テレビでも活躍している現代。

正解も答えもないことはたくさんあり、誰しも心地良く自由に生きる権利を持っている。

なぜ、今『ジェンダー』なのか。

瀬戸図書館にて、ミニ展示『なぜ?今!!ジェンダー』開催中です。

分かりやすい絵本もあります。ぜひ、ご覧下さい!

(瀬戸のスタッフ:emirin)

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『アーティスト』

白黒映画で音声のない映画『アーティスト』を紹介します。

2011年フランス制作。アカデミー賞、ゴールデングローブ賞など数々の賞を受賞しました。

サイレントからトーキーに変わっていく時代の映画界で、トーキーを拒んで没落していく男優と逆に脚光を浴びて伸びていく女優の物語。

音声や色がないため、字幕のセリフや画面からの情報を読み取ろうと集中したり想像力を働かせたりするせいか、普通の映画よりじっくりしっかり入り込んで見た気がします。 

  

『アーティスト』

アーティスト [DVD]

 

 

 

 

 

 

 

 

  

ストーリーも優しく、温かい気持ちになります。

1920年代のサイレント映画を研究し、こだわりを持って制作されたようですが、何も知らずに見ても十分に楽しめる映画だと思います。

時間のある時にゆっくり見てくださいね。

【図書館スタッフ:フエルトうさぎ】

手をかけたボツ

さてさて、学内サイネージ広告に流していただいている今月の聖句画像を必死のパッチで作成中です。
という今月の聖句画像、悩んで迷走したボツ画像をブログのネタにしてお茶を濁す回です。

これが、今までで一番、手間暇をかけたボツ画像。
2022年3月、まずは採用した方。

202203c.jpg犬猫でほんわか癒し系

そしてこちらがボツにしたもの

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暗い。
黒い。
紫。

これはキリスト教の暦で受難節(レントともいう。イエス・キリストの十字架の苦難に思いをはせる期間:テーマカラーは紫)というところにあわせて作ってみたのです。
黒と紫、しかもこの花はレンテンローズとも呼ばれる花。
ぴったりじゃんと思ったのですが、作っているうちに暗い気分になり、聖句も十字架の場面でもないんだし、なんだか一ヶ月も暗い画像流すのも・・・ということでボツに。
そんなわけで9月の画像作成がんばるぞー!
(伝道師じゃないほう)

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