こんにちは もくもくです。
雨が降ってくると、独特のにおいがすることがあります。
土の湿った匂いとか、何か懐かしく感じるというか、そんな覚えはありませんか?
実はその雨の匂いにはペトリコールという名前があります。
"雨が降り始めたときに地面から立ち上るにおい"は、ある種の植物から発生した油が
乾燥した土や石に付着し、その油が雨に当たった瞬間に細かな粒子となって
舞い上がることで発生するのだそうです。
私はこの本で名前がついていたことを、初めて知りました。
他にも、空はどうして青く見えるのか?雲のかたちや虹についてなど
子供に頃に(大人になった今も)感じたワクワクに応えてくれています。
この本を読んでから、より空を見上げるのか楽しくなりました。
著作者の荒木健太郎さんは、気象庁気象予報研究所研究官・雲研究者で、
映画「天気の子」で気象監修も務めた方です。
瀬戸図書館に所蔵されていますので、名古屋学舎の方は取り寄せて読んでみてくださいね。
(名古屋の図書館スタッフ:もくもく)