2ー5 応用問題2
進んだ道の色が変わる機能の追加
皆さん、迷路で遊ぶ時にえんぴつなどで進んだ道に線を引いた方もいるかと思います。ここではそのように進んだ道の色が変わる機能を追加していきます。
<機能の説明>
今回追加する機能のプログラムの流れをフローチャートを用いて確認します。
フローチャート内の緑の図形が今回追加するプログラムです。
進んだ時に今のアクティブセルの背景に色(今回はオレンジ色)をつける処理を行います。
<プログラムの説明>
上記のように各ボタンのプログラム内に新たに書き加えて機能を追加します。
(今回は右ボタンを使って説明していきます)
移動し、そこが道であるか条件分岐処理を行なってから(応用問題1)、
今いる位置の色付けを行ないます。
ActiveCell.Interior.ColorIndex = 40は
ActiveCell(アクティブセル).Interior(背景色).ColorIndex()=40(オレンジ色)
とそれぞれ指しており、この文によってセルの背景色の変更が行われます。
以上で進んだ道の色が変わる機能の追加が完了です。
「左」「上」「下」の3つのプログラムにも機能を追加してみましょう。
同じプログラムを同じ位置に記入すればOKです。
ちなみに・・・
応用問題1でも同じ[ActiveCell.Interior.ColorIndex = ○]というかたちが出てきたのにそれが担っている役割が違うと感じる方もいるかと思います。この理由はその文章がある位置に関係しています。応用問題1ではIf構文の条件を書く位置にあるため、文中にある「=(イコール)」が等しいという意味となり、条件の役割を担っています。それに対して応用問題2では独立して書いてあるので、「=(イコール)」が代入という意味となり、セルを変更する役割を担っています。