<授業について>
授業は現在、ちょうど中間試験が返されたという状況です。どの教科も半分前後のスコアで、少し悔しさの残るものでした。しかし、言語学と英語の授業の内容は回を追うごとに興味深くなってきています。
英語の授業の内容は、説得力のあるスピーチに必要なこと、図書館サイトの使い方、中間試験、引用の書き方についてでした。 まず、説得力のあるスピーチに必要なことについての授業では、マーティンルーサーキング氏のI have a dream.という、黒人差別に大きな影響をもたらしたスピーチをもとに話し合うような内容でした。授業は初めに読む時間が与えられて、その後、自分の思ったことや感じたことを挙げていき、黒板に生徒の意見がまとめられました。そしてある程度意見が出そろったところで、先生による解説という流れでした。授業の内容は、ethos,pathos,logosにテクニックが分けられるという内容でした。ethosは話題を信用づけるパート、pathosは内容に感情を誘うパート、logosは証拠をもとに話題を支えるパートのことで、説得力のあるスピーチは、この三つのパートに着目することでその説得力が何からきているのか明確にしやすくなるという内容でした。
次に、図書館サイトの使い方については、図書館のスタッフがプレゼンテーションをしながらの説明で、図書館スタッフがとてもプレゼンテーションなれしていたのが印象的でした。内容はサイトでの検索方法、引用の文書での書き方の出し方、サイトの良しあしの見分け方についてでした。 中間試験は71点でB-でした。内容は、文法訂正問題、ある議題についてのエッセイとそのアウトライン、ボーナス問題にethos,pathos,logosの説明という内容でした。反省点は、アウトラインの杜撰さ、前置詞などの文法ミス、ethos,logosの欠陥でした。
最後に、引用の書き方の授業では、他の文書の文を抜粋する際のクオテーションマーク、著者の記載の仕方について練習して、その練習問題を提出するという内容でした。
言語学のクラスでは、音韻論と形態論について学んできました。音韻論では、母音と子音の発声方法と、2つの音がアクセントの違いか、又は意味が変わってしまう音なのかを見分ける順序についてを学びました。母音と子音の発音記号の発声方法の違いから条件を考察し見分けるため、発音記号の大切さが分かりました。
形態論では、文法のできる理由を考察しています。文からどうして単語単語に分けられるポイントはどこにあるのかを、11月から学んでいきます。中間試験では50点中30点でした。内容は音韻論の見分け方と発音記号、発声方法の確認でした。
<授業以外の学校生活について>
授業以外の学校生活は、火曜日にバドミントン、木曜日にジャパンクラブのミーティング、その他の時間は筋力トレーニングか友達作りにあてています。
火曜日のバドミントンは、1日二戦3セットマッチを毎週6時30分からやっています。
その後はジムが隣にあるので、決まって二時間筋力トレーニングをして、10時発のシャトルバスで友達と話しがら帰るのが日課になっています。
木曜日のお昼の時間に、ジャパンクラブのメンバーと日本人留学生の日本に関するディスカッションミーティングを毎週行っています。そこでは、自分たち日本人が話題を持参して話し合うような会で、和製英語、日本のイケメン俳優美人女優についてどう思うかなど、かなりカジュアルな日本文化について毎週話しています。
その他の時間の友達作りですが、あまり自分から話しかけたがらない文化になってきていると現地在住の人から聞いたので、できる限り話しかけられそうな人に挨拶をしています。少し間の抜けた方法ではありますが、皆自分から話しかけないだけで話しかけてくれる相手には優しいのが感じ取れました。
<学校生活以外の生活面について>
学校以外の生活では、オーストラリアの留学生のグループ、ジャパンクラブ、授業内の友達と過ごしています。
オーストラリアの留学生グループとは、週末にカラオケ、サンクスギビング、ハロウィンなどを楽しんでいます。
ジャパンクラブのメンバーとは、水族館、そしてその後、日本料理店に行きました。
また、言語学の授業のクラスメイトが宿題を一緒にやろうということで、お家にお邪魔させてもらったら、わざわざお昼ご飯まで用意していただき、至れり尽くせりな勉強会をしました。それから、たびたびそのクラスメイトとお出掛けするようになりました。