なにかに所属するということ

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新年度を迎え、授業やサークルでの新しい人間関係が始まる場面も多いことと思います。
それと並行して、これまでと同じ内容の人間関係が継続する場面もあり、
何となく落ち着かないのが、この時期特有の心境かもしれません。

考えてみれば、一人一人、いろいろな集団に属していて、集団.pngのサムネイル画像
その場その場においていろいろな「顔」を持っていると言えます。
授業、ゼミ、サークル、バイト
友達、家族、近隣、親類
趣味、ボランティア などなど

公式か非公式か
義務か任意か
役割や権限の有無
など、その集団によって性質も違い、
個人の行動も異なってきます。

集団からは、個人では得られないパワーをもらえることもありますが、
一方で、個人的なパワーを消費する部分もあります。
その「ギブ」と「テイク」のバランスを保つことが、
何かに所属する上で大切なことなのかもしれません。

もし、所属する集団にしんどさを感じたときは、
上記のような、集団の性質を考えた上で、自身の持つ「顔」や行動について、
無理しているところはないか、調整できるところはないか、など、
ゆっくりと振り返ってみるこyoろしければとも必要だと思います。
そのことと向き合うために、日常とは少し離れた時間を学生相談室で提供できるかもしれません。
よろしければ、ご利用ください。
(水曜日のカウンセラー)