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秋のマナー向上キャンペーン

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長い夏休みが終わり,秋学期がスタートしました。学期初めの1~2週間を「マナー向上キャンペーン期間」と位置付け,教務部・学生部と協働しながら,朝の挨拶運動・教室内ルールの徹底・マナー向上のための学内巡回などを行いました。

「朝の挨拶運動」では,1時限目の授業が始まる前の20分間,たくさんの教職員の方々が自主的に大学周辺に立ち,登校してくる学生たちに「おはよう」の声かけをしていただきました。また,教室内ルールの徹底のために,全ての教員が一度は授業中に「守るべき教室内ルール」の説明をしていただいたと思います。さらに,学生部の皆さんには,昼休みを利用してマナー向上のための学内巡回をしていただきました。皆様のご協力に心より,感謝申し上げます。

 

さて,こうしたキャンペーンについて,在学生の皆さんはどう感じているのでしょうか?

大学生にもなって,そんな基本的マナーについて,どうして指導されなきゃいけないんだ?「挨拶運動」なんて小学校でもやってたし,遅刻をしない,ごみはゴミ箱へなんて,そんなの当たり前じゃん。こんな思いや疑問を持った方もいるでしょうね。

ところが,知っていることとそれが出来ることとは違います。実際,企業の採用担当者たちの多くが「(本学の学生に限らず)大学生のマナーがなっていない」と吐露しています。小学生の時にはできたけれども,中学・高校・大学と学年が上がるにつれて,基本的マナーができていない,という現実があるのです。社会人としての基本的なマナーは,条件反射のごとく,意識しないで出来ることが重要です。それには,普段からの実践とその習慣化が求められます。

 

なぜ,基本的マナーが重要か?もちろん就活のためだけではありません。それは,人は一人では生きていくことができず,他人との関係のなかでのみ生きているからです。この他者との関係を円滑にするために,自然発生的に社会のマナーが形成されました。それは,「不必要に敵をつくらず」,「より多くの味方を得る」方策でもあります。他者に配慮し,配慮に基づいた行動が,マナーの基本です。だから,本学の建学の精神「敬神愛人」そのものでもあるのです。

 

円滑な人間関係が構築されれば,人生はもっと楽しくもっと明るくなるに違いありません。挨拶やマナーを守ることは,他の誰のためでもない,自分のために,自分が清々しく快適に生きるために行うのです。逆に,マナーから外れた自分勝手な振る舞いは,他人に迷惑をかけ,他人を不快にさせ,それがひいては,自分を不幸に導いていきます。

 

ニコッと笑顔であいさつ,マナーを守り,自らを幸せにするよう努めましょう。

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