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ただいまオルガン修理中。

瀬戸チャペルのオルガンは1984年10月に設置されたもの。36歳をむかえるオルガンですね。岐阜県白川町の故・辻宏氏の設計・製作の素晴らしい手作り楽器です。

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パイプが997本もあるんですが、今回はその中でも大きなパイプの修理です。

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このパイプ、一見カタそうに見えますが、鉛(なまり)と錫(すず)の合金で、配合にもよりますがハサミで切れるぐらいやわらかいものなんです。そんな柔らかい材料でできている2メートル以上ある大きなパイプを、細い三角錐のさきっちょで支えているわけですから、だんだんと自分の重さで押しつぶされていって、36年もたつとゆがみが大きくなってしまうわけです。

ですからオルガンは定期的なメンテナンスが必要になってくるんですねー。また美しい音が出るようになって、皆さんとチャペルで共に賛美する時がくることを楽しみにしています。

(伝道師じゃないほう)

オルガンも三密をさけてみた?

新型コロナウイルス感染症の対策として、チャペルに集まるような行事は中止している現在、ひっそりとしている瀬戸チャペルではパイプオルガンの修理が行われています。
普段の姿。

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そして現在の姿。

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いつもは997本のパイプ(笛)がぎっしりみっちりとつまっています。
内部はこんな感じ。

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パイプが人だったら今避けるべき三密状態。
それがこうして足場を組み、上の段の前面に並ぶパイプが外されて、スカスカに・・・。

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外されたパイプの一部が右に並べてありますねー。
写真だと大きさがよくわからないかもしれませんが、2メートル以上ある大きなパイプです。
なんだか記事書いていたらもっと語りたい衝動にかられてきましたので、長くなってもあれなので続きは後編へ。

(伝道師じゃないほう)

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