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2017年10月 5日

中期留学報告(メンフィス大学 菊田 勝仁)

英語による経験

私は2016年の8月から12月まで、アメリカのテネシー州にあるメンフィス大学に中期留学をしました。私は留学に行けさえすれば、どんな場所でも良かったので、志望が無く行くことになったメンフィス大学ですが、振り返ってみると、メンフィス大学に行けて本当に良かったと思います。英語を勉強する面、友達を作る面でも、メンフィスにはその良い機会が揃っています。

メンフィス大学のESLのIEI(Intensive English For Internationals)と呼ばれるクラス(以下IEI)は、ほぼ毎日9時から15時まで授業があるので、4ヶ月間でも自分の英語力を上げてくれました。IEIは1~6のレベル分けがあり、自分は4と5を受けました。授業はリーディング・ライティング、グラマー、リスニング・スピーキングがメインであり、更に自分は、アドバンスドプロナウンスエーションという発音の授業を選択で取りました。クラスメイトには、幅広い年齢、国籍の方たちがいました。年齢は18歳~43歳までおり、国籍はメキシコ、サウジアラビア、ポーランドなど、いろいろでした。それぞれの英語のレベルの違いはありましたが、たとえ英語がうまく使えなくても、みんなよく自分の意見を発言していました。最初の頃は自分も慣れませんでしたが、みんなそれぞれの意見を尊重してくれるので、慣れると発言がしやすかったです。

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リーディング・ライティングは、レベル4でパラグラフ、レベル5でエッセイの書き方を勉強しました。あまり日本でこれらの書き方を勉強してこなかったので、苦戦しました。更に、自分の意見を自由に述べられるほど単語が足りていなかったので、単語は重要だと感じました。しかし、知らないなら知らないなりに、どう別で表現するかというのをよく考え、それが英語での会話でも役立ったと思います。レベル5を受けているときに、1度だけレギュラーのクラスを体験することができました。IEIの先生がゲストとして呼ばれた授業で、レベル5、6を受けている生徒を対象に、体験として参加することができました。短い時間でしたが、アメリカの授業を体験できて良かったです。それと同時に、もう少しで自分もレギュラーのクラスを受けることができたのだなと感じ、少し悔しかったです。

グラマーは、レベル4では現在完了や受け身など、中学校、高校で習ってきた内容でした。レベル5では動名詞、to不定詞、関係代名詞を主に勉強しました。これも日本で習った文法ですが、thatやwhichの微妙な違いなどの感覚が掴めない時があり、苦戦しました。ほぼ今まで勉強してきたので、すごく難しいと感じることはありませんでしたが、時々クラスメイトに、なんでここはこうなるの?と聞かれたときに、英語で文法を説明するのが難しかったです。雑談をするための英語などは多く勉強してきましたが、人に教えるためにはどんな英語を話せばよいのか分からず、相手を困らせてしまいました。苦戦することもあったグラマーですが、習った文法でも日本の先生が教えてくれたことより、ネイティブの先生が教えてくれた方が日常ですぐ使えるので、文法の感覚が掴みやすかったです。

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リスニング・スピーキングでは、いろんな国の文化や習慣のビデオを観てクラスメイトと話し合いや、いろいろなリスニング問題を解きました。そして、約2週間に1回くらいのペースで、プレゼンをしました。話し合いでは、日本の授業の様に手を挙げてから発言をするというのは、あまりありません。思ったらすぐ発言をするという人が多いです。私は日本語で自分の意見が出てきていても、それを英語にして発言しようとすると時間がかかったので、最初の頃は発言をする機会が少なかったです。留学の後半はだいぶ慣れ、発言できるようになりました。プレゼンは、自分の好きな物や事などを、1~2分程度で発表するものと、数日かけパワーポイントなども準備し、本格的に発表するものがありました。1人で行うプレゼンは、日本と同じようにできましたが、グループで行うプレゼンは大変でした。英語でうまく自分の意見を伝えられないので、それぞれの意見をまとめるのはとても大変で、授業外でメールのやり取りが必要な時、どうやって書いたら自分の意見が的確に相手に伝わるか考え、メールをするのも大変でした。そのような苦労があったので、達成感は日本でプレゼンをした時よりも大きかったです。

プロナウンスエイションの授業は、単語の発音記号を細かく見て発音する練習や、L、R、THの発音を練習しました。日本ではあまり意識して練習しなかったので、いざ真剣に練習すると、こんなに発音は難しいものなのかと感じました。自分の発音を録音して提出する宿題があったのですが、録音した自分の発音を聞くのは複雑な気分でした。しかし慣れてくると、自分がネイティブスピーカーに近づいたような気分で楽しかったです。

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留学をするにあたって一番不安だったのは、友達ができるかどうかでした。しかし、予想以上に友達を作ることができました。まず、IEIから会話パートナーとして、メンフィス大学の学生を紹介してもらい、昼ご飯を一緒に食べたり、いろいろ遊びに連れて行ってもらったりしました。次に、メンフィス大学には日本語学部があり、毎週金曜日に日本語のランゲージテーブルが行われ、そこでも友達を作ることができました。更に、その日本語学部の先生から、本格的に日本語を勉強したい学生を紹介してもらい、専属で日本語を教えていました。今まで自分が気にしたことのない日本語の違いなどを相手から質問され、答えに苦戦することが多かったです。そんな時は、インターネットで調べて教えようとしましたが、それを英語で説明するとなると、また大変でした。しかし、それは日本語を見直す良い機会になり、英語の練習にもなったので、とても良い経験だったと思います。私が教えていた学生は、名古屋学院大学に来るので、また会うのをとても楽しみにしています。

大学とは別で、いろいろな国籍の人達と交流することができるサークルの様なものが、メンフィスにはありました。そこでは、いろいろな国籍の人たちが集まり遊びに出かけたり、月に1回ディナー&ディスカッションというイベントを行ったりしていました。そのイベントでは、一般家庭の大きな家に集まり晩御飯を一緒に食べ、その後みんなで文化や宗教について話し合いをします。それぞれの文化や倫理観を持ち真剣に話し合うので、月に1度、自分の英語力がどれだけついたか試す、良い機会になりました。そこで、アメリカだけでなく、インド、フランス、ベトナムなど様々な国籍の友達を作ることができました。うまく英語を話すことはなかなかできませんでしたが、皆とても優しく接してくれたので、多くの友達を作ることができ、想像以上に充実した留学生活を送ることができました。

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約4ヶ月という短い期間でしたが、英語圏で勉強、生活をして英語のすごさを改めて感じました。何千キロも離れた国の人達とコミュニケーションを取ることができる1つのツールとしての存在は、大きなものだと感じました。なので、これからもメンフィス大学で勉強したことを生かし、英語の勉強を続けたいと思います。そして、メンフィス大学のサポートや友達の協力で、自分が想像した以上に良い経験ができたと思います。その色々な人の意見や文化を知ることによって、自分が日本の文化、他の国の文化関係無く、人間として足りていない部分があると感じることがありました。今後はその足りないと感じた部分を、これからの学生生活で少しでも埋めていき、その後もやはりメンフィスでの留学生活は良い経験だったと言えるように、頑張っていきたいと思います。


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