名古屋学院大学 学術情報センター部(ブログ):名古屋学院大学(NGU)学術情報センターの愉快な毎日を綴っているブログです。 学情のイベントやお知らせなど随時紹介します。

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「万引き」と「どら焼き」の新着映画。

こんにちは、そば粉です。

雨の降る日が少し多くなり、本格的に入梅(つゆいり)したんだなぁとしみじみ思います。
地下鉄の混み具合がもう...もう...。
傘の置き忘れなどないよう、身の回りにお気をつけて!

さて、このたび、新着DVDが2本入ったので、ご紹介させていただきます。
 
万引き家族あんです。
 
 
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あらすじです。
 
「万引き家族」
高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。
彼らの目当ては、この家の持ち主である祖母の初枝の年金だ。それで足りないものは、万引きでまかなっていた。社会という海の、底を這うように暮らす家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、口は悪いが仲よく暮らしていた。
そんな冬のある日、治と祥太は、近隣の団地の廊下で震えていた幼いゆりを見かねて家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。(Amazonより抜粋)
 
「あん」
縁あってどら焼き屋「どら春」の雇われ店長として単調な日々をこなしていた千太郎(永瀬正敏)。
そのお店の常連である中学生のワカナ(内田伽羅)。
ある日、その店の求人募集の貼り紙をみて、そこで働くことを懇願する一人の老女、徳江(樹木希林)が現れ、どらやきの粒あん作りを任せることに。
徳江の作った粒あんはあまりに美味しく、みるみるうちに店は繁盛。
しかし心ない噂が、彼らの運命を大きく変えていく......。(Amazonより抜粋)
 
 
視聴後、どちらの映画も考えさせられるものになっています。
「万引き家族」は家族の絆についてです。映画の終盤、柴田家のとある事実が露呈してきます。それを踏まえて、「家族ってなんだろ」と考えさせられるエンディングになっています。「あん」は若干のネタバレになるので具体的な内容は伏せますが、人との違いとは、と考えさせられます。我々日本人に関する、かつ現代人はほとんど知らないことだと思います。
 
 
俳優に関して、そば粉的には、万引き家族での城桧吏くんの演技力に注目しながら観てほしいです。
もちろん、他の俳優陣の演技力もすごいことはさることながら、彼の自然すぎる演技には見ている私たちを映画に入り込ませる"何か"があると思うのですよ。俳優としてはまだまだルーキーではありますが、今後伸びていってほしい人物です。
 
 
また、どちらの作品にも樹木希林さんが出演されています。2018年の6月に亡くなられた、日本を代表する名女優です。
彼女の自然すぎる演技力には本当に凄い。俳優とは、あてられた架空の人物になりきって演技するのが仕事ですが、彼女はその仕事を完璧にこなしている俳優の一人であると思います。どちらの作品でも、樹木希林さんではなく「柴田初枝」と「徳江」の本人が出演しているのかな、と錯覚するほど、彼女の演技はずば抜けています。亡くなられたのが本当に惜しい人物だと、これらの映画を見て改めて認識しました。
ご冥福をお祈りします。
 
  
どちらの映画も、そば粉激推しの映画です。
貸出しはできないので、お時間のある時に、学術情報センターにて視聴していただけると幸いです。
 
 
以上、無性にどら焼きが食べたくなってきた、そば粉でした。
 
 
<学生サポーター:そば粉>

2019年7月 5日 学生TA |


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