<03>学生サポーター: 2019年12月アーカイブ

こんにちは、もーにんぐです。


みなさんも一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

「好きなことを仕事にしたい」

でも、必ずしもそうはできないわけで。

好きなことをできる部署がある会社に就職できても、
全く興味の無い部署に配属されてしまったり...

「郷に入れば郷に従え」とか、「置かれた場所で咲きなさい」
とか言いますけど、やる気も何も出せませんよ。


今日オススメするこの 『プリティが多すぎる』 も
そんな状況に主人公が置かれてしまうお話です。


プリティ.jpg




















去年に千葉雄大さん主演でドラマ化されているので、
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。


主人公である新見は、文芸誌の編集者志望。

めでたく念願の出版社に内定を得たが、
配属先はなんと女子中学生向けのファッション雑誌。

女の子たちがいろんな洋服を着てポーズをとり、
その周りをリボンやピンク色のキャッチコピーが埋め尽くす。

まさに「プリティが多すぎる」雑誌だった。

一切プリティに興味の無い主人公は
どのようにしてこの仕事に向き合っていくのか...


就職したら自分にも降りかかるかもしれない災難ですが、
プリティのおかげでどこか面白く読めます。

プリティに振り回される主人公から、
仕事への向き合い方を学んでみませんか?

(図書館学生サポーター もーにんぐ)

羽ばたいて、自分をねだる。

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こんにちは! " くうこう "です! (*^_^*)

いきなりですが、
ヒトってわがままな生き物だと思うんですよね。

お金が欲しい。恋人が欲しい。美味しいもの食べたい。。。

いわゆる欲望ってヤツなんですが、それだけでなく、

ボランティアしたい。募金したい。人を助けたい。。。

なんて、人間の根本的な性善説にもつながる部分も
わがままであると思うんですよね。

ここには書き出せないくらい、
一日を通して見てみるとみなさん、わがまましていませんか?

あくまでこれは" くうこう "としての自論なので、
この文章もわがままだし、

この文章を不快に思うのも、批判するのも
それぞれその人たちのわがままですよね。

結局、わがままにわがままが重なり合っているのですが、

だからこそ憲法があり、法律があり、条例がある。
小さい頃からルールや決まりに縛り付けて、
わがままを言い過ぎることはと教え込むわけです。

小さな子どもたちを見れば分かるように、
思い通りにならなければ、泣いて、怒って、力を振るう。
行動で受け入れてもらおうとする。

でも、大人がやれば冷たい目に晒される。嫌悪される。
大人は公共の場では皆が思う「ふつう」を演じる。 
だからこそ、非難を浴びない程度の小さなわがままを起こす。

その小さなわがままに他人のわがままがぶつかる。

そんな中で生きているのです。


わがままは自己中なのでしょうか。


「価値観の押し付けでしょ?」「自己責任ですよね?」
「じゃあ、別の案があるんだね?」
意見を言うことは周りから浮いてしまうことでしょうか。
やっぱり恥ずかしいと思うし、意味が本当にあることなのか。

しかし、中にはこれではいけない!と、立ち上がる人々が居るわけです。
あなたは労働組合デモの参加者として立ち上がれますか?

自分たちの力で、訴えて、変化させていく。
そんな人たちを「自分とは違う」の一言で、片付けていませんか。

わがままは大人だからこそ、言えることがあるのではないでしょうか。





もちろん、気が向かなければ止めちゃえ。それもわがまま。


( 学術情報センター 学生サポーター くうこう )


それに意味はあるのか。

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こんにちは! " くうこう "です! (*^_^*)

スマホの普及により、

今ではSNSが大混雑する時代になりました。
LINE,Twitter,Facebook,Instagram,TikTok...などたくさんあります。

複数のアプリを使い分けて活用している方も多いのではないでしょうか。

次々と生まれる自分を広くアピールできる場所。
少し前にはインターネットのブログが流行りましたよね。


自己主張が難しい時代を反映した道具だなんて声もありますが、

そこに本当の自分とは違う姿を生み出したり、
そこに居場所を求めたり、
そこに志を記したり、
そこで生計が成り立っている人もいるぐらいだし、
人の人生を変えるほどの影響力を強くもった存在でもあります。


もちろん、「いいね!」の数を求めて無理している人もいますがね 笑



しかし、その満たされない心を救ってくれるSNSは、

我々ユーザーが寿命を迎えてしまうと、永遠に残るのです。 

デジタル遺品なんて言葉があるように

人はいつ死ぬのか分かりません。
病気、事件、事故。生命の危機はいつも隣り合わせ。

ユーザーはその危機に気づかず、ある日突然旅立ちを迎え、
残されたSNSはいくつもあります。

インターネットは亡くなった人の日記、会話がそのまま残る。

生の終わりを意識しながら闘病を続けた人、
死の予兆を感じずに亡くなった人。
自ら人生に終わりを告げた人。

ある日を境に変わる文章たち。

没後にコメント欄に残された家族や友人の言葉。

匿名性をいいことに書かれるコメントは
必ずしも肯定的ではない。


生前と死後の境界にあるギャップ。 はインターネットから学べる。





( 学術情報センター 学生サポーター くうこう )



「わたし、気になります!」

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どうも! 学生サポーターのタッキーです。

最近すっかり寒くなってきましたね。僕の地元では気温が氷点下を下回るの日々が続いています。

まだ名古屋のほうが全然暖かい気がします(感覚が麻痺してる)。

さて、そんな寒さには滅法強い(多分)僕が今回紹介する本は 

米澤穂信の氷菓です!

氷菓.jpg



















このタイトルには聞き覚えのある方も多いかも知れません。

この小説は、2012年に天下の京都アニメーション、通称「京アニ」によってアニメ版が制作されました。
さらには2017年に山﨑賢人と広瀬アリス主演で実写映画化されました。

~あらすじ~

「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは手短に」をモットーに生きる、超省エネ主義の主人公「折木奉太郎(おれき ほうたろう)」。

そんな省エネ命の奉太郎は高校入学後も面倒なことには関わりたくないと思っていたが、海外に居る姉の供恵(ともえ)から「古典部に入りなさい。」との手紙が届く。

「古典部はかつて私の所属していた部活。でも最近は入部者がおらず、廃部寸前。姉に代わって伝統ある古典部を守りなさい。」そう言われた奉太郎は渋々古典部に入部することに。

嫌々部室に行くと、そこには「ある一身上の都合」で入部した少女「千反田える(ちはんだ える)」の姿が。彼女もなかなか個性的で、見た目は一見清楚なお嬢様に見えるのだが、一度興味を抱くと好奇心が抑えられず、それを止める術を持ち合わせていない。

この二人に旧友の「伊原摩耶花(いばら まやか)」と「福部里志(ふくべ さとし)」も加わり、新生古典部が発足。

これで姉の願いである古典部の廃部阻止は叶ったが、えるの好奇心に吸い寄せられたかのように、次々に学校に纏わる謎が飛び込んでくる。

果たして彼ら古典部は、無事全ての謎を解き明かすことができるのか。そしてえるが古典部に入部した「一身上の都合」とは・・・。

気になった方は是非図書館で借りて読んでみて下さい!

(今年もあっという間だったな・・・。)



(学生サポーター タッキー)

忍びの国

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皆さん趣味、持っていますか。
と、投げかけておきながら、どうも特に趣味のないレモンです。
趣味はコレだ!と語れるようになりたいですね。。。
そんなテンションが上がりきれていないレモンですが、張り切って本を紹介していきます!!

今回オススメする本は忍びの国です。
忍びの国.jpg

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あらすじ
時は戦国。忍びの無門は伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者。
破天荒な人物、スリリングな謀略、迫力の戦闘。
「天正伊賀の乱」を背景に、まったく新しい歴史小説の到来を宣言した圧倒的快作。

嵐の大野智さんが主演で映画が公開されていたので、聞いたことがあるタイトルだと思います。
普段、書物を手になかなか取ろうとしない私でも特に苦にならず、さくさく読み進められました。

映画を見て、もう内容知っているよという人にも読むことで新たな発見があるかも!?
そして、内容をしらない人にも勿論、手にとってもらいたい一冊です。
 
(学生サポーター レモン)

ハラハラな歩み。

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こんにちは! " くうこう "です! (*^_^*)

技術は日々、進歩する。。。

今回もそんな現代社会のお話。

我々の生活で欠かせないアイテムと言えば、
そう、スマホ!!

電話、メール、時計、メモ、カレンダー、地図、ゲームなどなど、
スマホの登場により、一括されてしまった者達も多いわけです。

便利なスマホはたちまち人々を支配して
駅とか、お店とか、道端とか、ちょっとした待ち時間に最適ですから、
一億総うつむき社会を生み出したわけですね。

そんな様子を見ている" くうこう "も支配されてる一人なんですが。。。笑

さて、こんな感じで一つのアイテムの発明により
人々の生活スタイルが変わることは今までにも多々存在してきましたが、
次なる、今まさに変えつつある商品に関する本のご紹介です。



いわゆる" しゃべるAI "なワケです。
AmazonAlexaApple「Siri」
さらにはGoogle「Googleアシスタント」
マイクロソフト「Cortana」

などなどキーボード入力から音声入力へ。
CMなどでもよく見るようにはなりましたが、なんか寂しくないのかな 笑


確かに呼びかけるだけで、何でも出来るってすごいですよね。
今ではそれに連動して動く家電まで登場して、
"声"一つで家の中を動かすことが出来るアイテムになろうとしています。

機会に言葉を喋らせるのは、人類にとっての長い夢。


発展途上の道のりはまだまだ課題が山積。

AIは人との交流を積み重ねて機械学習をする。
そのため、人がお喋りしたくなるようなAIほど成長が早い。
愛着が持たれれば、信頼性が高まる。
だからこそ、AIには性格が必要になる。

会話がかみ合わないこともある。
必ずしも正解を提供してくれるとは限らない。
想定外の質問をされたとき、適切に答えられるか。

AIはいつも聞き耳を立てている。
声、行動を記録することはマーケティングにつながるが、
盗聴、プライバシーが立ちはだかる。

AIにどこまで託すのか。
そして、どのIT企業が優位にことを進めて行けるのか。

インターネットの普及と人工知能の進歩で訪れたアイテム。
どんな未来を描こうとしているのでしょうか。


( 学術情報センター 学生サポーター くうこう )












本気で生きる彼女たち

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こんにちは、もーにんぐです。

今日は少しショッキングな本を。

貧困.jpg



















生活に困り、やむを得ずカラダを売るという選択をした女性たちの
リアルな声を載せた本です。

私たちと同じ大学生の女の子も載っています。


生まれた家庭やこれまでの人生が少しでも違えば、
私たちも同じような状況になっていたのかもしれません。

彼女たちは、多くの人たちよりも(少なくとも私よりは)必死に、
本気で生きているような気がします。

そんな彼女たちに私たちが何ができるの?って言っても、
わからないんですけど。


だからこそ、彼女たちを好奇の目で見ないでほしいし、
簡単に批判しないでほしい。

この本を読めばきっと、そんなことはできないと思いますけど。


(学生サポーター もーにんぐ)
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