スタッフ: 2012年5月アーカイブ

らくだの涙

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こんにちは、りゃまです。

 

今日は、DVDのお話をしたいと思います。

りゃまの仲間、らくだのお話です。

 

作品名『らくだの涙』

 

らくだの涙.jpg 

モンゴルはゴビ砂漠の遊牧民にスポットライトを当てた

ドキュメンタリー映画です。

 

初産を果たした母らくだが、難産のショックから精神的バランスを崩して

子らくだへの授乳を許否。

飼い主があの手この手で授乳を試みますが、うまくいきません。

 

このままではせっかく生まれた命が奪われてしまうと、

飼い主は、古くから遊牧民に伝わる儀式を行います。

 

母らくだに向けて、馬頭琴を奏でるのです。

呪術的能力を持った馬頭琴奏者を遠方より招いて、

その調べの横で飼い主の若妻が歌います。

 

まるで風のような歌声と馬頭琴の調べ。

 

しばらくすると、母らくだは神妙な顔つきに。

そして、その瞳には、、、涙

 

さて、このらくだ親子は一体どうなったのでしょうか?

気になる方は、ぜひご覧ください!

 

シンプルな構成ではありますが、

ちょっとしたこころの傷、親子や家族の愛情など

自分の身にも置き換えて見ることができ、奥深いですよ。

 

※ただし、残念ながら学内所蔵はありませんし、

レンタルショップの店頭にもないかと思います。

ネット注文でのレンタルをご利用頂ければ手元に届くかと思います!

 

 

(瀬戸のスタッフ りゃま)

今年の春巣立っていった、学生サポーターののだめちゃんの"伊坂幸太郎特集"、
まだまだ続く...!? となったままだったので、勝手に引き継ぎ。


『砂漠』   伊坂幸太郎

 sabaku.jpg

 
大学の法学部に入学して出会った、男女5人の大学生活を描いた青春小説―
であるのだが、恋愛のときめきも、学業の苦労も、就活の試練も全くと言っていいほど
書かれていない。
それなのに、ものすごく学生生活の匂いがする。

 

新歓コンパから始まり、合コン、麻雀、ボウリング、犯罪に巻き込まれそうになったり、
超能力があったりなかったり。
あとから思えば、限りなくアホらしい、無益なことに一生懸命になる熱。
何の足しにもならないしょーもないことほど、面白くてむきになれる時代。
そして、その時間を一緒に積み重ねていく仲間がいるということ。
これこそ、学生時代のキモだと思う。


正しい道だけをまっすぐに効率よく進むより、一見無意味に思える寄り道をした方が
見えてくるものがきっとある。

 

社会という砂漠に踏み出す前のつかの間のオアシス―学生時代。


小説の最後、卒業式で学長が言ったセリフにはっとさせられる。
 「懐かしがるのはいいが、あの頃はよかったなどと逃げるようなことは絶対考えるな。
  そんな人生を送るな。」
ああ、すでに何度か思ってしまってるかも。学生の皆さんはこれからだから頑張って。

 

自分の学生時代はずいぶん遠くに過ぎ去ってしまったけれど、まさに真っ只中の学生さん達に接する毎日を過ごしていると、いろいろと感慨深い。

平日の真昼間に友人と延々おしゃべりしていられる、なんてことも学生時代だからこそ、
会話OKのラーニングコモンズとはいえ勉強しないんだったら他でお願いしたいんだけど、
なんてイライラせずに、少しは大目に見てあげようかな、などと思わず心が広くなったり...

 

なんてことはまるでない。

 

 

(瀬戸のスタッフ  くり)

朗読者

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本山(名古屋)にあるシマウマ書房に、時々でかけます。

先日も ふらっと立ち寄り、入口すぐに置いてあった本に

目が留まりました。

 

その本には、シマウマ書房で作られたオリジナルのブック

カバーがかけられ、カバー裏面には 本の一節が 印刷

されていました。

 

 その本は、

 ベルンハルト・シュリンクの 『朗読者

 

朗読者.jpg 

 

 

 読みすすむうちに、わかったのですが、

今、名古屋キャンパスで開催している「アウシュヴィッツ展

と深く関わりのある本でした。

 

何気なく手にとった本が、今おきている身近な出来事につながる

 ・・・ おもしろいことです。

 

これも、シマウマ書房のオリジナルカバーのおかげです。

 

はずかしながら、世界中を感動させた大ベストセラーであった

ことも あとで知りました。

 

映画化もされ 愛を読むひと」(2008年) として公開されています。

 

こちらの方も よく知られていますね。

 

(名古屋のスタッフ そら)

 

 

リサイクル展1.JPG

 

現在、本学の学生・院生・教職員のみなさんを対象に、

人気雑誌リサイクル展を開催しています。

 

★ 期間 :  59()518日(金)

★ 場 所 :  白鳥 学術情報センター(図書館)4階

          瀬戸 図書館 2階

★ 対 象 :  本学の学生部生・院生・教職員のみなさん

 

 図書館ブラウジングルームにある雑誌のバックナンバー(昨年分)と、

 除籍図書をみなさんにさしあげます。

 先着順ですので、お早めにご利用下さいね!

 

(なごやのスタッフ 春)

またまた、わたくしたち、KaoPok さんの製本教室に行ってきました。

教室場所は、学情スタッフの栞さんが参加された時同じ

名古屋市一社駅近くにある素敵なお店ミュシカさん。

今回は、学情スタッフ3人とスタッフの友人の計4名での参加です。

 

製本教室2012 1.JPG 

 

製本教室2012 3.JPG

 

 

製本教室2012 4.JPG

 

各自本の大きさに合わせて、紙を切って・・・

布を切って・・・

ボンドで貼って・・・ 

みんな作業中は、真剣そのもの。

集中するってなかなか気持ちがいいものです。

 

全員、製本経験者ですが、今回も各々が選んできた本のかたち、布によって

それぞれの個性が引き立つ、とっておきの一冊が完成しました。

本の中身も、文庫本、地球の歩き方、ノート、アドレス帳とさまざま。

 

製本教室2012 2.JPG 

教室後は、ミュシカのお隣りにある美味しいコーヒー屋coffee Kajita さんへ。

たのしかったねー、また参加しようね、今度はちがうカタチの本もやってみたいね、

と語らいながらの一息となりました。

 

(なごやのスタッフ 春)

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