スタッフ: 2012年2月アーカイブ

豆本のつどい

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今回は、豆本のお知らせをしようと思います。

 

2010年秋、本学で豆本作家の田中 栞先生をお呼びして、

豆本づくりの教室を行いました。

 

  その様子はこちらから ⇒ 豆本教室

 

 

その田中 栞先生が会長をされている日本豆本協会主催の

イベントが、5月、名古屋で行われます。

 

豆本好きな人たちの交流茶話会で、作品の販売やワークショップもあるようです。

 

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 ★2回豆本のつどい

 

◇2012520日(日)11:0016:00

   ◇ちくさ正文館本店2階ホール

   JR中央線千種駅より徒歩3分
   地下鉄東山線千種駅4番出口より徒歩3分

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豆本に興味のある方は この機会に ぜひご参加を。

 

<名古屋のスタッフ そら> も検討中。 

魔の(?)レポート作成

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毎日寒い日々が続きますね...。((+_+))

春休み中の学生のみなさんは何をして過ごしているのでしょうか?

(就職活動や実習中の学生さんにとっては「春休みって何!?」状態ですかね(^_^;) )

旅行したり、アルバイトに励んだり、友達と遊んでたりするのかな?

そんな'勉強'とはちょっと距離を置いているかもしれないこの時期に

レポートについてのお話しを...。

(あ、決して嫌がらせなんかじゃないですよ。笑)

 

大学生活中、レポートや論文って避けて通れないものですよね。

私も大学時代、レポートに散々ヤラレました。(T_T)

まぁ、私の場合は計画性の無さ(ギリギリまで放置しておく)に原因があったんですけど。

2日連チャン徹夜して何とか仕上げ、

レポート提出したその足で夜までバイトに入ったりとか、

あぁ~、あの頃は若かった...。(シミジミ)

 

図書館には、レポートや論文の書き方の図書もあるんですよ。(^_^)

瀬戸・白鳥ともに「学習サポートコーナー」が設置されていて、

レポート・論文の書き方のほか、文献の探し方やプレゼンのしかた、

引用・参考文献のルールについてなど、

レポート作成に役立つ図書をまとめて置いてあります。

 

ゼロからわかる大学生のためのレポート・論文の書き方 <石井一成著>

 

文献調査法 : 調査・レポート・論文作成必携<毛利和弘著>

 

レポート・論文作成のための引用・参考文献の書き方<藤田節子著>

 

レポート作成に行き詰ったり、もっと上手い方法はないか?と悩んだりしたときに、

この学習サポートコーナーをちょこっと覗いてみてくださいね。

(場所が分からないときは、カウンターに声をかけてください♪)

 

(瀬戸のスタッフ : かりんとう)

『平成猿蟹合戦図』

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heiseisarukani.jpg

 

『平成猿蟹合戦図』 

 

  吉田修一著

 

 

誰かとの"めぐり会い"は、ふしぎなもの。

出会った時は気が付かなくても、後で驚くような運命を感じることがあります。

あの出会いがなかったら、現在の自分はここにいなかったはず、と。

それは、出会いじゃなくても、"出来事"だったりすることもあります。

どん底だったあの出来事があったからこそ、今の自分になれたことに

気づくことがあったり。

 

『平成猿蟹合戦図』は、いろんな登場人物がでてきます。

歌舞伎町で働くバーテンダー、九州から来た子連れのホステス、ホスト、

クラブのママなどの夜の世界に生きる人たちから、有名なチェロ奏者と

そのマネジャー、冤罪の父を持つ女の子、東北で1人暮らしをしているおばあちゃん・・・。

彼らがめぐりめぐって出会い、そしてある"ひき逃げ事件"が彼らを結び付け、

物語は思いもしなかった方向へと向かいます。

 

はじまりは、生活感のないゆるい若者たちの登場に、

この先物語はどうすすんでいくのだろうと思っていたら、

途中からジェットコースターのごとくの展開で、目が離せなくなり一気にラストへ。

 

手に汗握るところあり、途中ほろりとするところあり、

最後には思わず拍手を送りたくなるような痛快な気持ちで読み終えた一冊です。

 

 

(なごやのスタッフ 春)

はい。私はリラックマに夢中です♪

家の中はもちろん、職場の机回りも

パソコンの壁紙やふせん、卓上カレンダーやメモ帳などなど

リラックマグッズがあふれています。

本当はフィギュアを持ってきて飾りたいのですが、さすがにそれは断念しました。

 

ちなみに、1年前の今ごろは、「カピバラさん」にはまっていました。

そのころ、もったいなくて使えなかったマウスパッドとひざ掛け。

今では、瀬戸のスタッフのかりんとうさんとりゃまさんが大事に使ってくださっています。

もういらないから捨てる、と言ったのを二人がもらってくださいました(涙)

私は、好きになるのも褪めるのも一気なのです。

 

そんな、数あるリラックマグッズのなかで、いちばん好きなのはこれ。

「リラックマ生活」シリーズ

 

  リラックマブログ用3.jpg

 

  リラックマブログ用2.jpg

 

  リラックマブログ用.jpg 

 

「あなたは十分がんばっているよ」「今のままのあなたが素晴らしい」などの

大きなお世話的自己肯定本は生理的に受け付けない私ですが、

 

「まぁいいではありませんか」

「頼られる重みもわるくありません」

「これまでもこれからも ワタシはワタシですよ」などなど

リラックマからのメッセージすべてに添えられた可愛いイラストが、

の~んびり・ほんわか・ゆるゆる~の気分にさせてくれます。

 

最後に、一年でいちばんきびしい季節の今、

必死でがんばっている就活の学生さんや受験生たちへ

「それが正解ですよ 自分で考えたんですから」

                   by リラックマ

 

 

 ( 瀬戸のスタッフ ・ うぱこ )

 

 

 

 

 

寒い日々が続き、お家でほっこり過ごしてしまうことが多い今日この頃・・「桜のシーズン」に向けて少し運動を始めたいなと思っているりんです。2007年「ホノルルマラソン」に参加して以降走る事(=運動すること)が疎遠になっていたのですが最近再び意欲が湧いてきました()

 

街を歩いていると・・可愛らしいランニングウエアに身を包んだジョガーを目にする機会が増えた影響でしょうか??今やランナー人口は推移2810万人だそうです。(= 「レジャー白書2010」より2009年時点) 国内では「東京マラソン」や「大阪マラソン」そして来月開催される「名古屋ウィメンズマラソン」と観光地を目にしながら走るマラソン大会が人気のようで「東京マラソン2011」においては倍率9.6倍だったそうです。

 

 

 

 

Run&Eat:走って、食べて、強くなる!では

「Q&Aでしっかり走れるようになるためのコツ53」が紹介されていたり、「走れるジュース」と題しビタミンジュースが紹介されているのでまずは参考に、ウォーキングから始めてみようかぁと思っています。無理は禁物・・怪我には十分気をつけたいです。

 

 

(なごやのスタッフ りん)

海の向こうに本を届ける.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

栗田明子著 

海の向こうに本を届ける―著作権輸出への道

 

 米国のエドガー賞の候補作として、東野圭吾の「容疑者Xの献身」が選ばれました。
エドガー賞は、アメリカ探偵作家クラブが前年に出版された作品から選ぶものです。この賞は、エドガー・アラン・ポーにちなんで命名され、ミステリー界ではもっとも権威がある賞といわれています。受賞作は2012年4月26日に発表される予定です。

 ご存知のとおり「容疑者Xの献身」は、2006年の直木賞受賞作。日本では有名な作品です。英語への翻訳は、Alexander O.Smithによって行われ、2011年、北米で出版されました。英文タイトルは、The Devotion of Suspect X です。

 さて、私たちが海外の小説を読むと、表題紙の裏などに"Japanese translation rights arranged with xxx company Ltd. through Japan UNI Agency Inc., Tokyo."と書かれていることがあります。このJapan UNI Agencyは海外の著作権を日本の出版社に仲介した代理店です。翻訳書の出版には、出版社以外にこのような代理店が必要なのです。もちろん、日本の出版物を海外で出版する場合も同様です。

 従来、日本では海外の出版物の翻訳は盛んに行われてきましたが、国内の出版物を海外に紹介することには積極的ではありませんでした。栗田明子さんは、1970年代から日本の著作を海外へ紹介する仕事をつづけてきた方です。彼女の著書『海の向こうに本を届ける』は、著者の個人史でありながら、著作権輸出の業界史ともなっています。

 日本人の著作を海外の出版社に紹介するのは、ビジネスを超えて異文化との交流することを意味しています。一冊の小説が翻訳され、海外の読書人に渡るまでに、もうひとつのドラマが隠されていることが本書から伝わってきます。たとえば、吉本ばななの『キッチン』の英訳では、先方の編集者からプロットの変更を求められたことがあるそうです。栗田さんは言下に断ります。「私たちはモノを売っているのではなくて、日本の文化を海外の読者に知ってほしいと思っているのよ」という言葉に、彼女の信条が表れています。

 The Devotion of Suspect X がエドガー賞を受賞すれば、日本のミステリの大きな可能性を示すことになります。東野作品だけなく、他の小説も海外に紹介される契機となるからです。出版社や翻訳者も、そしてこの小説に可能性を見いだし海外に著作権を輸出した代理店も、大いにこの賞に期待していることでしょう。『海の向こうに本を届ける』を読んでいると、日本の小説が世界を賑わす日も近いと思えてきます。

(瀬戸のスタッフ りんたろう)

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