スタッフ: 2011年2月アーカイブ

みなさん、こんにちは。相当ー久しぶりにブログに登場です。^^;

実は、次にブログ書く時に紹介しようと思って密かに温めていた本があったのですが、

他の方に先を越されてしまいました!

ですので、今回は別の本の紹介を・・・。

 

朝日のようにさわやかに」 恩田陸/著

 

朝日のようにさわやかに.jpg

私の好きな作家さんの一人で、デビュー当時から読んでます。

この本、短編集なのですが、

私の中で結構キョーレツに(怖くて)印象に残ってる作品が2つあります。

 

深夜の食欲

お化けだとか霊だとか、そういった恐怖の対象そのものは出てきません。

でも、状況が怖いんです。

ひとつだけなら気に留めずに過ぎていく現象でも、

それが、ふたつ、みっつ・・・と続いたら、最後には何が?

どんどん近づいてくる、訳の分からないものへの恐怖があります。

 

冷凍みかん

まぁ小説なので(笑)現実離れした「アイテム」が出てくるのですが、

そのアイテムがかなりヤバイ代物なんです。

もし自分がこんなモノを手にしたら、正気を保っていられるだろうか?という、

「深夜の食欲」とはまた別の恐怖があります。

 

 

なんか、解説下手でスイマセン・・・。

自分で↑文章書いてて、「これじゃ意味がサッパリ・・・。」ってお叱りを受けそうな・・・。(><)

お時間のある方は、ご自身の目で内容をご確認くださいませ~。m(__)m

 

 

(瀬戸のスタッフ : かりんとう)

はじめての本づくり

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製本教室に通い始めて はや半年

 最初に作ったのが、

 メモ帳とアルバム。

 メモ帳は、○○○均でメモ帳を3冊購入し、合冊しました。

 

アルバムは色画用紙を裁断して組み合わせています。

 それぞれ、自分の好きな和紙と布で表紙を作り

完成は このように・・・

 

 

 

アルバム手帳.JPG 

 

手帳.JPG

 

<手帳>

 

アルバム.JPG

              

<アルバム>

 

出来上がると簡単のようで、完成までには、じつにたくさんの

工程があり、ひとつひとつの作業で気をつけなければいけない

細かいことが・・・

考えていたより ず~っとムズカシイ!

 

それだけに 完成した作品を見るたびに うれしくなります。

 

次は、いよいよ 本当の本の製本にチャレンジします。

 

(名古屋のスタッフ そら)

 

 

角田光代 ツリーハウス

ツリーハウス.jpg

新宿の小さな中華料理店「翡翠飯店」を営む藤代家の三代記。
祖父の死をきっかけにぬけがらのようになってしまった祖母ヤエがもらしたひとこと。
「帰りたい」
どこへ?
かつて祖父母が出会ったという満州のことなのか・・・。
一家の最年少 良嗣はヤエとともに中国へと過去をめぐる旅に出る。

3世代の家族の歴史が現代と過去を交錯させながら語られる。
昭和から平成へ、時代を象徴するさまざまな事件や出来事と絡めながら、
多少風変わりではあるにしても平凡な庶民の生活を淡々と綴っている。
サクセスストーリーでも転落の顛末でもない。
ただ、"生き延びるために逃げ続けた"と語り、そしてそれを後ろめたく思い続けている
ヤエの切なさと、そんな人生を通り過ぎてきたからこそ伝えたい想いが胸に迫る。
最後にその想いをしっかり受け止めた良嗣が見つけた希望に救われる。

 時代は流れるけど過去は消えない。
 でもそれもそういやなことじゃない。
 過去は消えないから、だからこそみんな今ここにいる。

自分の家族の軌跡って案外知らない。
今では会えない祖父母ともっといろんな話をしておけばよかった。
もしもう一度会えたら・・・。
自分からはほとんど話してくれなかった昔の話、聞けば答えてくれたかもしれないのに。
あの時が最後だったなんて、会えなくなってから初めてわかるものなのに。

「後悔したって、もし、なんてないんだよ。」

ヤエの言葉があらためて心に響いた。

 

(瀬戸のスタッフ くり)

How to use Smart Phone??

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皆さん、こんにちわ。
前回のブログが(たぶん建前)好評で
ちょっと天狗になっている
スチャラカ・バックヤードのちゃきです。

数ヶ月前に携帯電話を変えました。
キャリア(携帯会社)が【孫バンク】(仮名)
で以前の携帯を4年間使いました。

はぁ?何?iPhone自慢したいの?
そんなの学校のブログに書くなよ。
2chで叩かれてこいよ。

そう、思ったアナタ。まだまだ甘し。
...うぷぷぷ。

Androidですよ。ア・ン・ド・ロ・イ・ド。

【Android】とは最強の検索サイトとして名高い
あの、【Google】が携帯端末用に作ったOSです。

OSってのは、要するにWindowsと同じもの。
ケーキで言うところの生クリームみたいな
土台を均す漆喰とかセメントかな?

 ⇒スポンジが機械(物、物体)、
  生クリームがOS(WindowsとかMacOSとか)、
  イチゴはアプケーション(Officeとかソリティアとか)。

そして!Androidの凄いところは何より
「無料(タダ)」であること。

......。

もう一回言っちゃおう。
私は...無料と書いて...「タダ」と読む。(5・7・5)

電気屋のパソコンのコーナとかに置いてあるソフトウェアって
必ずお金を払わなくちゃいけないですよね?
「タダ」なんです。
企業でも個人でも、好きにやっちゃって~って。

ほらほら...ちょっとAndroid携帯欲しくなってきたでしょ?

でも、Android携帯は最初なーんも入っていません。
電話は出来ますが、それ以外は何もない。
そう、ゲームどころかメールすら。

使えねぇ...、本当に使えねぇ。
いやいや、ご安心くだせぇ、せにょーる・せにょりーた。

【Androidマーケット】というのがありまして、
世界中の勇士たちが、アプリを作って出品しております。
その中には無料の超使えるアプリが盛りだくさん。

アプリを作るのも「無料」なんです。
良いアプリはお金を取られたりもしますが、買うか買わないか、
それはアナタ次第。

で、何のアプリを使えばいいのか!
そんな時!(超限定的かな?)この本がオススメ!

『Androidスマートフォン『超』ビジネス活用術』


Androidスマートフォン.jpg



ビジネス以外でかなり役立ちます。(笑

微妙に物足りない【計算機能】。
ポチポチ設定しにくい【カレンダー】。
何をどう活用すれば便利になるのか不明な【メモ帳】
欲しい情報が送られてこないニュース等の【ウィジット】
携帯音楽プレーヤがあるから使わない【携帯電話の音楽プレーヤ】

...携帯電話の中には使った事のない、ボタンを選択したこともない
アプリケーションで溢れていますよね?

いらない機能は削除。
自分好みの「超」携帯電話の世界が本を読めば、ちょっと見えるかも。

では、また十戒・・・いやいや、次回があればお会いしましょう。
TA TA !!

(名古屋のスタッフちゃき)

Can you do it ?

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皆さん、こんにちわ。

人生の楽しいことだけ追求したら
こんな事になってしまった【ちゃき】です。

よく会話の中で「視点を変えて見れば解るよ」
とか言われてイラッとした経験はありませんか?

しかも、なんか、ソイツの勝ち誇ったような顔。
無意味にムカつきますよね?

まぁ、ムカつくのはともかくとして、
視点を変えて見るというのは重要だと思います。
要するに、物事を多角的に捕らえるということ。

解っていても出来ないんだつーの!って思った?

今日紹介する本には、
簡単な例としてこんな事が書かれていました。

台風で被災した地域の住民が家の修理や石油、
修理機材(チェーンソーとかね)を買おうとした所、
普段の2倍以上の値段を吹っかけられたというもの。

「人の足元みて...ヒデェやつだなぁ。」
そう思いました?

「いや、別にお金が絡んでいる以上
おかしくないんじゃない?当たり前でしょ?」
そう思いましたか?

きっと後述した意見の方は経済学について
よく理解していますね。

だからといって、前述が間違っているとか、
正しいとか言ってるわけじゃないんです。

倫理的には前述の方が相応しいですよね。

ただ経済学の視点から見れば、均衡価格というやつです。
需要(買う人)と供給(売る物の量)の最適な位置で
値段は決まるという考え方。
値段が吊り上るのを規制(罰則化)してしまうと、
商売をする人の自由を奪うので、それは大問題。
普段はそんな値段で出しても買ってくれない。
買ってくれる人が居るから、値段が上がる。

すなわち、【倫理VS自由】
すなわち、【経済学VS倫理】

さて、ココで問題。
「この状態においてのアナタの"正義"を示しなさい」

...難しいですね。

コノ作者は非情です。本当に非情で科学的。
科学的な人間には道徳的に。
道徳的な人間には科学的に。
わざとジレンマを起させて私達に考えさせます。

哲学と言われると古代人の重き妄想な感じがしますが、
実は超身近な問題が一番哲学に関わっていて、
その時に結論こそ、貴方が持つ本当の人間性そのもの。

この本を読むことで視点の変え方が解ります。
様々な立場、様々な考え、様々な結論。
そして...知ることが出来るでしょう。
"様々な正義"について...。

世界最高学府「ハーバード大学」の講義に
一度だけ本気で参加してみませんか?

これからの「正義」の話をしよう

これからの正義の話をしよう.png

 

そこ!SOFT●ANKの社長とかいうな!マサヨシではないの!
別にLove定額復活!とかいいから。

あっ、それから、本だけじゃなく、
こんなのも用意しております。

ハーバード白熱教室


Justice.jpg

 

学校って、【知ること】とか【覚えること】も確かに重要だと
思うのですが...知り得た知識で【考えること】【想像/創造すること】は
もっと、もっと遥かに重要だと思うのです。
(義務教育や高校では、そうはいかないんですがね。)

理系最高峰と呼ばれるMIT(マサチューセッツ工科大学)では、
ほぼ毎年、学生によるイタズラがされるそうです。
しかも、机にガムをくっつけるとかいった類のチャチぃイタズラではなく、
講堂の屋上にアポロ(1/2)が着陸しているとか。
屋上の隅っこにトイレが設置してあるとか。
超クリエイティブなイタズラ。

ちょっと、真面目に「正義」について【考えて】みますか?
それとも...誰もが感動する程のイタズラ...してみますか?

ちょっとだけ無理をして、ちょっとだけ違った視点を手にいれてみましょう。
【知っていることで考える】生き方から、【考えるために知る】生き方に。
義務教育や高校では出来なかった事、無視された意見、
大学だから出来る【考え】や【学び】をやってみましょう。

きっと、「問題は多いけど、世の中ってこんなに楽しいんだ!」って思いますよ。

「考える事は人間に与えられた、最高の娯楽である。」
by. 湯川 学 (ガリレオ)

「なんてな。」
by. 和久 平八郎 (踊る大捜査線)

では、また機会があればお会いしましょう。
TATA!

(名古屋のスタッフ ちゃき)

If you want "MOE" element

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みなさん、こんにちわ。

前回のブログが検閲を通過して
ちょっとづつオタレベルを上げていこうと
画策している【ちゃき】です。

皆さんは今「萌」るものありますか?

「もえ~?ウケル~。キモイ~」

えぇ、どうぞどうぞ。
【萌道】とは誰かに理解されないものです。

女性諸君、【萌】は「カワイイ~~」と同義ですよ。
「ウヘウへ...モエモエ~」は
「うわぁ!ヤッベェ。めちゃくちゃカワイイじゃん」
という新語です。

まぁ、それはともかく。
突如萌絵が描きたくなることありませんか?

例えば...
 ・授業中(特に発表がなく聞いてるだけの授業)
 ・会議中(特に報告がなく聞いてるだけの会議)
 ・何もない部屋に紙と鉛筆が置いてあるとき。
 ・森で遭難して救助を待つまでの間。
 ・説明したい事が理解して貰えないとき。
 ・一人の寂しい夜。

こんな経験誰でもありますよね。
誰でも...。そう、だれでも。

誰でもあることにしましょう!!

しかも、
そういう時に限って上手に描けるという摩訶不思議。
ほんと...何でだろうか?科学的因果関係を知りたい。

でも、パソコン上では非常~に描きにくい。
マウスで絵を描くとホント目も当てられない。
ましてや、公開するなど...。在り得ない。

「在り得ない?全ての現象には必ず理由がある...」
  by.湯川 学(ガリレオ)

そう、全ての現象には必ず理由があります。

それは、
「ソフトの使い方が分らん&マウスじゃキツい」
ということ。

まぁ、マウスは仕方がない。
最初は皆、鉛筆だって使えなかったわけですから。
ってか、タブレット(ペン型マウス)という機械もあるし。

しかし!ソフトは違う。
高機能のイラスティング・ソフトは使い方不明。
何が高機能なのか不明。
ペイントとの違いもわからん。
で、こんなの紹介しておきます。

【ちゃきオススメの高機能描画ソフト】
 ・PhotoShop
  (言わずと知れた名盤。名前を知ってるとパソコン知らない奴から
  結構な割合で尊敬の眼差しを受ける。知ってる奴は...クスッ)
 ・SAI
  (最近出てきたちょっと出の凄い奴。これを使ってるプロ...多いねぇ。
  一般的にはまだ知名度は低いかも。知らない奴にいうとPhotoshopを自慢される)
 ・GIMP
  (完全無料なのにPhotoShop並。PhotoShopを使ってからこれを使うと、
  「あれ?無料で」出来るじゃんと思う。)

この辺は日本語対応で結構描画方法を書いてるサイトも
あり、しかも本が見つけやすいというソフトたち。

当然図書館にもありますよ。
で、今回はこれ。


SAIペイント完全マスター公認ガイドブック

SAI.jpg

 

これで萌画もバッチリ。(但し、ウデによります)
写真の加工もバッチリ。(但し、ウデによります)
あんな画像やこんな画像も作りたい放題。(但し、ウデによります。)
(何より、描画能力によりますが、練習あるのみです。)

レイヤーやブラシの使い方、カラーリングの仕方が詳しく載っています。

レイヤーって?
下書きの上で透明なフィルムを使って絵を描く事を想像してもらえれば
ほぼほぼ正しいと思います。ドンドン上に乗せていく感じ。
嫌なら外しちゃえ~とか、くっつけちゃえ~とか出来ます。

ブラシって?
筆の形。筆の形。えーっと。習字の筆って太いのと、
名前書く細いのってありましたよね?
習字の筆(大・小)とか、マッキー(大・小)とか、鉛筆とか。
そんなのです。

とりあえず、真似て一つ描いてみれば意外にハマりますし、
2回目より3回目の方が上手くなっていくのが解りますよ。

こういうゆうのは、完全に場数ですが、最初は自己満足。
まずは「自己満足」で萌画を試してみてはいかがかな?

...あれ?萌を語るはずでは???

では、次回があればお会いしましょう。
TATA!

(名古屋のスタッフ ちゃき)

地味で暗かった高校時代。

この本にでてくる加代子のように、「終わらなきゃいい」なんて思ったことはなかった。

 

檸檬のころ」 豊島ミホ

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登場するのは、地味に普通な毎日を送っている高校生(と元高校生)たち。
 
「大人」になっていく不安とありあまる自意識の間で右往左往しながら、
 
他愛ないことで笑ったり泣いたりしていた自分を思い出しながら読んだ。
 
閉ざされた小さな世界のなかで、
 
卒業すれば、うっとうしい校則も女子特有の微妙な人間関係もなくなって
 
自由になれると思っていたあのころ。
 
 
 
でも、今ならわかる。
 
閉ざされた小さな学校という世界が、実はどれだけ安全だったのか。
 
わかってくれないと思っていた大人に、実はどれだけ護られていたのか。
 
失ってからはじめてわかる「檸檬のころ」の特別な時間。
 
もどれるわけはないし、もどりたいと思ったこともないけれど、
 
高校時代をせつなく思い起こさせる力が、この本にはある。
 
 
(瀬戸のスタッフ うぱこ) 
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