スタッフ: 2010年11月アーカイブ

唐突ですが、あなたは「ラテ」は何が好きですか

ちなみに、私は「抹茶ラテ」が好きで、砂糖は入れません

  ラテに感謝!

 

ラテに感謝!.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカの実話をもとにしたベストセラーの翻訳です。

白人男性(マイケル)は60歳を過ぎてから仕事を失うばかりか

財産、家族も無くし途方にくれますが・・・・・

ひょうんなことから、黒人女性(クリスタル)が店長をつとめる店で

働くことになる。そう、あの スターバックスで

 

さむ~い 冬に ホッと する・・・・

(スージー)

*映画化(主役は:トム・ハンクス)されるそうですヨ !!

少し早いですが、1ヶ月後は12月25日。 クリスマスですねッ。

みんなさんは、どんな思い出がありますか??

 

今回は、クリスマスプレゼントで頂いた「絵本」について紹介致します☆

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「いつでも会える」この絵本は、

1999年度ボロー二ャ国際児童図書展ボローニャ児童賞・特別賞受賞。

100万部を超えるベストセラーとなりドイツ、フランス、韓国、タイで翻訳されている絵本です。

 

正直、大人になって・・・「絵本のクリスマスプレゼント!?」何て思っていましたが・・・

優しいタッチの絵で描かれたちょっぴり切ない

シロとみきちゃんの「死」をテーマにしたストーリー

 

『シロ、シロ。もう、いっしょにあそべなくなったね。 

ごはんもたべられなくなったし、いっしょにあたまもなでてあげられない。

でもね、そばにいるよ。いつでも会える。

今もこれからもずっと、かわらない。

 それは、ぼくをよぶ とてもなつかしい声。』

 

ぼくは、シロ。

みきちゃんに会えた。

 

目をつむるとね、みきちゃんのこと考えるとね、

 

いつでも会えるんだ。

 

ウルウルウル・・・・・なんだかとても胸に沁みる絵本。

そして、聖夜の夜 目頭があつくなった甘酸っぱいクリスマスの思い出(笑)

 

 大人になってからの「絵本」

☆☆ピュアな気持ちにさせてくれますよ☆☆

 

(りん)

「至急、読もう。」

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『栞輪』が開設されて、こんなに早く投稿する機会がくるとは...。

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何の準備もできていないところに、やってきた本「書店ポップ術」。

大至急、読む本を選ぼうと開いてみると、さすがに本を売ったポップの精鋭、

しかも 「死闘篇」~売れない小説を売る書店の悪戦苦闘の記録だ。

読みたくならないわけがない。

著者は有隣堂の書店員で、これらのポップを書いた人物。

テレビの出演依頼はもちろん、講演依頼も多く、学校図書館からも呼ばれたそうだ。

学校図書館も、貸出しが少ないと翌年の予算が削られる、少しでも本を借りてもらうために

ポップを取り入れている。白鳥では、その成果が見られるでしょう。

学生の皆さん、本を借りましょう

そして、読んだ本の紹介をして下さい。

 -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -   というわけで、私が選んだ本は次回紹介します。

 

(リンダ)

一緒に走ろう!

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数年前に一度、駅伝に出場した。

職場の同僚たちとチームを組んで、T市一周駅伝のアンカーとして。

自分が遅かったら、メンバー全員に迷惑がかかる。

つらくてもペースを落とせないと思い、ほぼ全力で走った。

いつもひとりでのんびり走ってきた私が、初めて味わうプレッシャーだった。

 

 

毎年正月に開催され、その中継の視聴率は数ある特番を押さえトップを誇る箱根駅伝。

その箱根駅伝を、長距離陸上界では全く無名の大学・寛政大の学生が、たったの10人で目指す

まるでファンタジーのような小説。

 

三浦しをん著

風が強く吹いている」               「風が強く吹いている(DVD)

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「神」の走りをするスーパーランナー蔵原走と、

膝に故障を抱え競技生活から退かざるを得なかったハイジこと清瀬灰二。

メンバーの中ではこの二人以外のほとんどが陸上初心者で、最初は5キロも走りきれない。

しかし、ハイジの的確なコーチングと巧みな話術で、

彼らの走力もモチベーションもどんどん上がっていき・・・。

 

 

結局、私のチームの順位は中のちょっと下くらいだったけれど、私の区間順位はほとんどビリだった。

自分の遅さが情けなくて申し訳なくて、やっぱり駅伝なんて出るんじゃなかった、と思った。

でも、同じくらい、出てよかったと思っていた。

休日に集合して、妙なハイテンションでコースを試走したこと、

メンバー全員がなかなか集まらず、記念写真を撮るのに一苦労したこと、

そして、「一緒に走るよ!」と言われて出るのを決めたこと、

ひとりではわからなかった楽しさやつらさを、みんなで一緒に走ってはじめて知った。

 

 

また、今年も箱根駅伝の季節が巡ってくる。

たくさんの選手の中に、走や、ハイジや、寛政大の選手は必ずいて、

喜びのハイタッチをしたり、悔し涙を流したりするんだろうな。

一緒に走る仲間とともに。

 

(うぱこ)

先週のまめすけくんのブログの最後に、
「今日もにぎやか?でおだやかな瀬戸の図書館です」とありましたね。
ん?図書館なのに"にぎやか"って??と思われた方もあったでしょうか。

 

もちろんたくさんの方が利用されていて人が多い、という意味もあるのですが、
それだけじゃないんです。
この秋学期より瀬戸図書館の3Fにラーニングコモンズが誕生!したからなのです。

ここはグループでディスカッションをしたり、発表の準備やリハーサルをしたり、という
「話せる」学習スペースなんですよ。


瀬戸の学生さん、特にリハビリの学生さんはグループ学習が不可欠なので、
ラーニングコモンズはいつも大人気!!


今日もこんな感じでにぎわっています。

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ホワイトボードも大活躍。議論が熱いです。

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  IMG_008102.JPG こちらは一番人気、情報コンセント付デスク
そのカタチから図書館内ではピーナツ机と呼んでいますが。いつも最初に満席になります。

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情報コンセントが空いていなくても大丈夫。
ラーニングコモンズ内では無線LANでネットワークに接続できるようになりました。
新しい図書館のスタイル、十分に活用して下さいね。

 

(くり) 

トリツカレ男」 いしいしんじ 新潮文庫

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"ペチカは一人ぼっちなんだ・・・"

『ともだちになりたいんだ。』

     『ともだち? もう一度言って、ジュゼッペ。』

『ともだちになりたいんだ。ペチカ、君と!』

     『喜んで!こんな私をともだちだと言ってくれるなら、喜んで!』

 

 "トリツカレ"・・・ホラーではありません。

舞台はイタリア。作者いしいしんじの独特な世界感で、絵本のような大人の童話のような物語。

ジュゼッペのあだ名は"トリツカレ男"

何かに夢中になると、寝食を忘れてそのことにとりつかれてしまう。

三段跳びでは世界記録を出し、ハツカネズミの飼育は1000匹以上。

その他にも、オペラ・外国語の通信教育・探偵・・・あらゆるものに彼はとりつかれていく。

そんなジュゼッペが恋をした!!

相手は、ロシアから来た風船売りの女の子"ペチカ"。

だが、ペチカは心に大きな悲しみを抱えていた。

ジュゼッペは、そんな彼女の心のくすみを、持てるすべての力を使って取り除こうとするのだが・・・

 

"トリツカレ男"のジュゼッペが、恋にとりつかれたら一体どうなるのか??

そして、二人の恋の行方は??

あまりにも美しいピュアなラブ・ストーリーに、涙・涙・・・

舞台化もされているこの作品。

この殺伐とした時代に、素敵すぎるラブ・ストーリーをぜひ!!

                                                                              (えみりん)

 

瀬戸は、秋真っ盛り。

キャンパスの木々が赤く染まり、落ち葉が煉瓦色の歩道をカラカラと音を立てて舞っていきます。

空気が澄んで、晴れた日には高台の大学からは、遠く名古屋まで見渡せるようになりました。

勉強にも、読書にも、スポーツにも一番良い季節です。でも、今日はちょっと趣向をかえて芸術のお話。
瀬戸キャンパス図書館の玄関につづく階段をのぼる途中、視線を右に移すと、少女が何かを掲げて遠くを見つめているブロンズ像が現れます。

少女像の制作者は佐藤勲、2001年、父母会の卒業記念事業として贈られたものです。

ミネルヴァ.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少女が頭の上に持ち上げているのは、

ふくろう。ふくろうは、学問の神、知恵の象徴とされています。

ギリシャ神話にはミネルヴァという知恵の神がおり、ふくろうはその使者なのだそうです。

そのように考えると、瀬戸キャンパスの少女像は、知恵の神が使者を放とうとしている、まさにその瞬間を表現しているように見えます。

ふくろうはどこに飛ぼうとしているのでしょう。

そして、だれにどのようなメッセージを届けるのでしょう?
少女像が見つめている視線を追っていくと、澄んだ秋の空気を貫いて名古屋駅周辺の高層ビル群に到達します。

あの近くに、名古屋キャンパスもあるはずです。

少女が見ているのは、こんな景色です......。

名古屋駅周辺のビル.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

図書館で受け入れられた新刊書は、瀬戸で整理されて名古屋に送られます。

"知恵"が詰め込まれた図書が、名古屋で紐解かれるのを期待して。
知恵の神ミネルヴァは、瀬戸キャンパス図書館の前に立ってふくろうを飛ばします。

使者として瀬戸図書館から名古屋図書館へ知恵を運ぶ役割を果たしているかのようです。

(りんたろう)

生まれて初めてブログというものを書きます(ドキドキ

 

さて、いきなりですが皆さんに質問です。(^o^)丿

 

「外見と中身、どっちが重要ですか?」

 

これが「人間」についての質問ならば、

まぁ・・・人それぞれ重要視するものも違ってくるかもしれないですね。

では、これが「本」についての質問だったら?

「本は読むものなんだから、中身の方が重要に決まってるじゃないか!」

という意見が多い・・・かな?

しかし今回取り上げるのは、装丁を生業とする人の本で、

彼が今まで手掛けた装丁の解説をしています。

鈴木成一装丁を語る。』  鈴木成一著

 

「装丁」とは、はっきりとした定義は確立していないようですが、

主に箱やカバー、しおり、帯など、書籍の内容にふさわしいデザインを作り上げること。

用紙の種類や本文の書体、余白の処理まで手掛ける装丁家もいます。

 

この鈴木氏は装丁には正解があると考えているそうです。

「本としてこうなりたい」というかたちがある、と。

いかに内容を端的に表し、たくさんの人の手に取ってもらえるデザインを創り出すか。

 

皆さんも「本の外見」をチェックして、お気に入りの装丁家さんを発見できたりすると

またちょっと違う読書の楽しみ方ができるかもしれませんね。(*^_^*)

 

(かりんとう)

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