Obasan

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新米librarian Piです。

 

今回は最近読み始めた小説の紹介をしたいと思います。

 

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そのタイトルに驚かれるかも知れませんが、その名もObasanです。

(別におばさんを批評する本ではありません・・・。)

 

本の中身はタイトルとは裏腹に非常にシリアスです。(以下アマゾンの商品説明より)

五歳の少女ナオミの家族に忍び寄る戦争の影...。第二次大戦のさ中「敵国人」として苛酷な運命を強いられた、日系カナダ人の迫害の真相とは。詩情溢れる豊かな描写で、歴史の闇に封印されたもうひとつの悲劇を、静かに、そして鮮烈に告白する自伝的長篇。

 

著者のジョイ・コガワ(Joy Kogawa)は日系カナダ人の小説家であり、この小説は彼女の自伝でもあります。

 

日本が先の大戦の真っ只中にあった頃、海外に住む日本人の境遇はどのようなものだったのか・・・。

そこから見えてくるものとは何なのか・・・。

 

この小説の魅力はまさにそんなことを考えさせられる点にあるように思います。

 

それではまた次回。

(名古屋のサポーター: Pi)

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